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ブックマーク / www.1101.com (10)

  • 家庭料理のおおきな世界。 - 第1回 黒豆の煮方、米の炊き方。 - ほぼ日刊イトイ新聞

    糸井 今日は来てくださってありがとうございます。 土井 どうもはじめまして。 よろしくおねがいします。 糸井 今日は、お正月の企画で。 土井 はい、お正月。 糸井 お正月というと、毎年ぼくは自分で 黒豆を煮るんですが、それがお父さんの 土井勝さんのレシピなんですね。 あの作り方を知るまで5、6年かな。 ずっと大変な思いをして煮ていたんです。 土井 うまくやらないと、はんぶん煮くずれたり、 皮がむけたりするんですよね。 糸井 そうなんです。 すごく注意深く煮ていても、 毎回うまくいくとは限らなくて。 また黒豆というと、詳しい人から 「豆を壁にぶつけて、壁からゆっくりと 落ちてくるくらいの仕上がりがいい」 みたいな話も聞いたことがあって、 「そうかもしれないけど‥‥ほんとかなぁ?」 なんて思ったりしていました。 だけど年に一度のおまつりごとでもあるし、 なんだか意地のように煮ていたんですね。

    家庭料理のおおきな世界。 - 第1回 黒豆の煮方、米の炊き方。 - ほぼ日刊イトイ新聞
  • ほぼ日刊イトイ新聞 - 書きかけてやめていた、 福島のことを、もう一度。

    震災からようやく1年が過ぎようとしていた 今年の3月5日、案内されて、 福島県の海沿いにあるいくつかの町を訪れた。 もう、4ヵ月以上が経ってしまった。 取材を終えた日、 見たこと、聞いたこと、感じたことを 大急ぎで原稿にまとめて、 一週間後にせまる「3月11日」に掲載しようと思った。 そうでもしないと書けない、と直感したからだ。 けれども、できなかった。 落ち着いてからゆっくりまとめよう、と、 ずっと思っていたけれど、 それもうまく運ばなかった。 何度も書きかけてやめた、 あの日の福島でのこと。 なんのきっかけがあるわけでもないけれど、 やっぱり書くことにする。 冒頭にそうでも書かないと、書きはじめられない。 2012年3月5日。 震災からようやく1年が過ぎようとしていたころ。 福島はまだまだ寒く、 雪ともみぞれともつかない冷たいものが 朝からずっと降っていた。 糸井重里がツイッターを通じ

  • <テレビの持ってるいいところ。> ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム

    糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 テレビの持ってるいいところ。 2009-10-05 テレビの天下は終わりつつある。 そういう時代になっているのは、よくわかる。 広告が減っているのは一目瞭然だし、 その制作の予算も減っているらしい。 テレビに向かってやってくる「お金」の流れが 減っているということだ。 だけど、衰退していると思われているときには、 なんでも「だめ」に見えちゃったりするものだから、 逆に、こういうときにこそ、 「いいところ」を、ちゃんと探しておくほうがいい。 「お金」が集まらなくなったら、 たしかにパワーは減衰するかもしれないけれど、 量的な「ちから」でないもので、 減らない「いいところ」というものが あるはずだと思うのだ。 なんてことをいつも考えていたわけじゃ

    <テレビの持ってるいいところ。> ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム
  • おいしい店とのつきあい方。

    産業はコロナの影響を受けて 当に大変な状態にあります。 コロナ以前、 日の外産業の市場規模は 23兆円程度と言われていました。 産業の絶頂期は2000年のちょっと前。 30兆円を超える寸前まで市場規模は膨らみました。 外バブルがはじけ、 日の景気が後退し続ける中にあって 23兆円まで縮んだ一昨年に比べて 市場規模が確実に4割減ったと言われます。 となると市場規模は14兆円ほど。 いつくらいの市場規模かと言うと 1980年くらいのイメージです。 つまり40年分の産業の努力が あっという間に吹き飛んでしまったということになる。 この40年間。 産業が成長し続けた背景には お店の人たちのたゆまざる努力がありました。 コンセプトを考え出したり、魅力的な店を作ったり。 よりよい調理やサービスのための教育を 怠り無く行ったり。 それらすべての目的はお店の人たち同士や、 お店の人とお客様と

    おいしい店とのつきあい方。
  • ほぼ日刊イトイ新聞 -おいしい店とのつきあい方。

    ワインの持ち込みっていいんでしょうか? 「ワインのレストランへの持ち込み」 非常にデリケートな問題です。 応えは「イエス」でもあり「ノー」でもある。 つまりデリケートな問題なんです。 「すいません、そちらのお店、 ワイン持ち込んでも大丈夫ですか?」 そう聞かれると、まずたいていのレストランの答えは 「NO」です。 いくつかの譲れない理由があります。 まず売り上げ機会の損失。 お店が仕入れてストックしてあるワインが売れなくなる、 ということです。 他のお客様の手前、という理由もあります。 お客様はみんな自分のことを特別扱いしてほしい、 という気持ちをもってレストランに集まります。 だから出来るだけ特定のお客様を あからさまに特別扱いするのは、 良いレストランとしてはしてはならないこと、 であるのです。 でもなにより大きな理由、 ワインを持ち込んでほしくないな、と思う理由はこれ。 そのワインに

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - 「ほぼ日」の就職論。

    就職するって、どういうこと? 働くことって、なんなんだろう? ほぼ日刊イトイ新聞では、あらためて 「就職」について考えてみることにしました。 さまざまな職業・肩書きの人たちが登場してくる、 「ほぼ日」なりの就職特集です。 『ほぼ日の就職論』という特集企画の 「まとめ」を書くことになった。 そういう立場で、 これまでのページを読み返したのだけれど、 ここに「すぐ効く処方箋」があるようには思えない。 もともとが、 職を得るためにうまく立ち回るための方法を、 否定したいと考えて、スタートした企画だ。 ただ、この連載のなかで発言してくれた人たちは、 みんな、自分のことばで、 自分の手でつかみとったことを、 飾らずに語ってくれている。 そういう意味では、どこを取っても役に立つ。 大切な糧になるような言葉が、 あちこちに落ちているとも言える。 事情やら、経緯やらを考えすぎると、 自分の歩いていく道を見

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - カレー部 例会@電力館

    やるやると言っていたけど、とうとうやります。 カレー部の例会を開きます。 集まって、べて、むだな時間を過ごします。 この日のカレーは、主にタモリさんがつくります。 調理アシスタント(あくまでも助手ね)は 「東京カリ~番長」です。 なぜか、山下洋輔さん、みうらじゅんさん、 リリー・フランキーさんが、 カレーべにやってきます。 渋谷にある『電力館』を貸切にして、 タモリさんのデビュー当時を彷彿とさせるような 「密室芸的イベント」をやろうと思います。 04/25 10:50 はじまりますよー! 来ました! いよいよ当日! 「カレー部例会@電力館」! 思いっきり、あいにくの曇り空ですが、 がんばっていきましょう! テキスト中継班(2名)も 張り切っております! よろしくお願いします! カレー部例会は無事終了いたしました。 どうもありがとうございました。 お問い合わせの多い タモリさんカレー

  • ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム <ばかにしないということ。>

    糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 ばかにしないということ。 2009-03-09 3月6日の『今日のダーリン』に、 「人をばかにしちゃいけない」ということについて書いた。 それまで、ずっと考えていたことが、 あ、こういうふうになら書けるかもしれないと思って、 とにかく書いてみた。 『今日のダーリン』は、その日かぎりの掲載で、 アーカイブを残さないことにしているのだけれど、 まず、ここに貼り付けておく。 ・「人をばかにしちゃいけない」というのは、 よく言われることで、これはもう、 まったくもってその通りなのです。 人をばかにしていいか悪いか、という 倫理の問題だけではなく、 人をばかにしてトクかソンかという 損得の問題だけでもなく、 人をばかにして気持ちがいいかどうか、という

    ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム <ばかにしないということ。>
  • ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム:<テレビの世界のお約束と、ブラッド・ピット。>

    糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 テレビの世界のお約束と、ブラッド・ピット。 2009-02-23 いやぁ、偶然に、いいものを見た。 テレビ番組なんだけどね、 NHK教育テレビでやっている『英語でしゃべらナイト』。 どういうわけか、たまにぼくは見てたんだよ。 まぁ正直に言って、勉強してるというよりは、 ながめていたという感じだったんだけどね。 こないだは、オバマ大統領の演説をテキストにして、 番組を進行していた。 これも、とてもおもしろかった。 「ほぼ日」でも、冷泉彰彦さんといっしょに、 同じテーマでやったものだから、 切り口のちがいも含めて、とてもたのしめた。 で、いいものを見た、というのはその回じゃないの。 2月16日にオンエアされた 「世界のアナウンサー」のしゃべる英語

    ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム:<テレビの世界のお約束と、ブラッド・ピット。>
  • 人生ゲームのゴールに描かれる人物(ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム)

    糸井重里がほぼ日の創刊時から 2011年まで連載していた、 ちょっと長めのコラムです。 「今日のダーリン」とは別に 毎週月曜日に掲載されていました。 人生ゲームのゴールに描かれる人物 2008-10-06 もう、いまの人たちは そんな言葉があることさえ知らないかもしれないけど、 ある時代には、 「末は博士か大臣か」ということが、 言われていたらしい。 博士になれないかもしれないけれど、 大臣にはなれないとは思うけれど、 なれるものなら、なってみたいものだと、 たくさんの男の子たちが考えていたんだろうな。 あるいは、ちょっとやる気のある親が、 自分の子どもを「末は博士か大臣か」にしたいと 願っていたんだろうね。 そうかと思えば、 男の子たちの将来の夢が軍人さんだという時代も、 たぶんあったのだろうと思う。 社長さんだとか、お金持ちだとかっていう言い方で、 将来なりたい立場を語る子どもも、いた

    人生ゲームのゴールに描かれる人物(ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム)
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