2012年6月、埼玉スタジアムで行われたヨルダン戦では、6-0と日本が圧勝。だが今回、ヨルダンのホームで臨む一戦ではヨルダンのメンバーも大きく変わり、全く予想がつかない。 一昔前の日本代表なら、足をすくわれてしまいそうな条件が揃っている。 勝てば世界最速でブラジルW杯出場権を獲得できる大一番。 日本人サポーターに1000枚以上のチケットが売れているとはいえ、約2万人を収容するヨルダンのキング・アブドゥラ・スタジアムは独特の不穏な空気に包まれ“完全アウェー”の様相を呈する。 ピッチコンディションは見た目のグリーンを裏切る「デコボコ」と評していいほど。また、ある時間帯は30度を超え、ある時間帯には肌寒ささえ感じさせるという現地の気候は、日本の選手にとっては「異常」と言う他ないほど不安定である。 本田圭佑と長友佑都という絶対的な主力を故障で欠き、それによって沸き上がる不安を解消するべく行なわれた
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