■アメリカでは「バーンズ&ノーブル」も次々に閉店 なにも知らないで年明けにオールドパサデナの「バーンズ&ノーブル」(B&N)に行ったら、店のウインドウに閉店の貼り紙が出ていた。そして、その貼り紙には「過去20年以上にわたる支援、ありがとうございます」と書かれていた。聞くと、去年の大晦日で閉店したという。貼り紙には「グレンデール店に行ってほしい」とあったが、隣町のグレンデール(韓国の慰安婦像が建てられた街)までわざわざ本を買いにいく客はどれほどいるだろうか? もともと街に書店があまりないアメリカでは、2大大型書店チェーンの「ボーダーズ」が潰れてからは、本屋といえばB&Nに行くほかなかった。しかし、そのB&Nでさえ、どんどん店を閉めている。年末の『Digital Book World』の2014年予想記事では、B&Nは電子書籍端末「Nook」を断念するだろうとされていた。 リアル店舗での売上が