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ブックマーク / number.bunshun.jp (241)

  • 体格で劣り、守りきれないからこそ。日本ラグビーの活路は攻撃にある。(岩渕健輔)

    「日らしい戦い方とは何か?」 このテーマは日のスポーツ界でよく取り上げられます。エディー・ジョーンズがヘッドコーチに就任して以来、ラグビーの日本代表でも「ジャパン・ウェイ(日らしい戦い方)」というスローガンが一貫して掲げられてきました。 では「ジャパン・ウェイ」とはいかなるものなのでしょうか? エディー・ジョーンズの言葉を借りるなら、それはボールをキープし、パスを回し、常に攻撃を仕掛けていく「攻撃的なラグビー」となります。その最たるものが「自陣からでもボールを回し、100メートル走りきって勝つ」というコンセプトです。 攻撃的スタイルにたどり着いた2つの理由。 このような書き方をすると、読者の皆さんの中には「ああ、例の決まり文句か」と訝る方もいらっしゃるかもしれません。「攻撃的なプレースタイル」を目指すというフレーズは、スポーツのジャンルを問わずに喧伝されているからです。 しかし私たち

    体格で劣り、守りきれないからこそ。日本ラグビーの活路は攻撃にある。(岩渕健輔)
    sugimo2
    sugimo2 2015/09/18
    ”かつての日本ラグビー界は、ボールハンドリングの巧みさや、組織性などの面で世界に対してアドバンテージがあるはずだという、根拠のない幻想に囚われていました”
  • <ラグビーW杯に懸ける男たち>リーチ マイケル「先頭で、突き抜ける」(大友信彦)

    ジャパンの主将。桜の男たちを先導するのは、高校入学時から日で育った武骨なバックローだ。謙虚さと荒々しさを併せ持った生粋の戦士が、ワールドカップの死闘最前線に身体を投げ出す。 「MVPを1人あげるなら、リーチです」 日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が、あるトークイベントでそう言ったのは、HC就任1年目、欧州遠征の後だった。エディーは続けた。 「ジョージア戦で、リーチが相手の顔を手ではたいて、危険なプレーとしてペナルティを取られて、レフェリーから注意を受けた場面があった。その直後、リーチは同じ選手に、まったく躊躇なく激しいタックルに行った。これがインターナショナルです」 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 2924文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく

    <ラグビーW杯に懸ける男たち>リーチ マイケル「先頭で、突き抜ける」(大友信彦)
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    sugimo2 2015/09/18
    ”リーチは15歳のとき、184cm、82kgの細身の体で来日。札幌山の手高の佐藤幹夫監督のもとでラグビーと礼儀作法を学んだ”
  • Not Found - Number Web - スポーツ総合雑誌ナンバー

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    sugimo2 2015/09/11
    ”フランス戦は、後半に4点差まで迫る健闘を見せながらも終盤に大失速して敗れた。カナダ戦は終了5分前まで8点リードしていたものの、同点に追いつかれて20年ぶりとなるW杯勝利を逃がしてしまった”
  • ラグビー代表の“国籍問題”を語る。岩渕GM「アイデンティティーは哲学」。(岩渕健輔)

    こんにちは。日ラグビー協会、代表チームGMの岩渕健輔です。 短い間ではありますが、また皆さんと共に日ラグビーについて考えていきたいと思いますので、宜しくお願いします。 さてラグビーW杯のイングランド大会が、いよいよ迫ってきました。日本代表は様々な状況が揺れ動いている中で大会を迎えますが、最終的にどのような先発メンバーで試合に臨むのか、ということに関心を持たれている方も多いと思います。 この点に関して、ラグビーにあまり馴染みのない方から良く受ける質問に、選手の『国籍』というテーマがあります。 過去の日本代表では、多くの外国籍の選手がプレーしてきました。1999年の大会では、ニュージーランド出身のアンドリュー・マコーミックがチームのキャプテンを務めたこともありますし、今回の大会では31名の代表メンバーのうち、外国出身の選手が約3分の1を占めました。 国籍についての、ラグビー界の独特な慣行。

    ラグビー代表の“国籍問題”を語る。岩渕GM「アイデンティティーは哲学」。(岩渕健輔)
    sugimo2
    sugimo2 2015/09/11
    ”ラグビーのW杯の場合、出生地や国籍の別に拘らず、日本に3年以上居住している選手には、日本代表としてプレーする資格が与えられるのです” 他のスポーツでもこの方式取ればいいのにね。相撲の親方とか。
  • “145点”の悪夢から20年――。エディー・ジョーンズが挑む決闘。(Number編集部)

    20年前の“あの試合”のことを、エディー・ジョーンズは鮮明に記憶していた。 「よく覚えています。1995年、第3回ワールドカップ。あの日はシドニーの自宅で、と一緒に居間のテレビで観ていました。オールブラックスのプレーがすばらしかったですね。しかし対戦相手のチームが、しかるべき準備をして試合に臨んでいないことは明らかでした。努力、勇気、思考。すべてが欠如していた。ワールドカップの戦いだというのに、彼らはやるべきことを何もしようとしなかった」 その日のオールブラックスの「対戦相手」、それはほかならぬ祖父母との母国であり、当時、自身がプロのコーチとしてキャリアを歩み出すチャンスを与えてくれた国、日だった。 「そのうえ、彼らは絶対にしてはいけないことをしていました。何かって? 『ギブアップ』ですよ。だから1分に1点以上も取られたんです」 17対145。日ラグビーにかかわる者にとって、忘れる

    “145点”の悪夢から20年――。エディー・ジョーンズが挑む決闘。(Number編集部)
    sugimo2
    sugimo2 2015/09/09
    「そのうえ、彼らは絶対にしてはいけないことをしていました。何かって? 『ギブアップ』ですよ。だから1分に1点以上も取られたんです」
  • ラグビー日本代表E・ジョーンズHC、コーチングの真髄を語る――。(生島淳)

    辞任の公式コメントで「私は新しいチャレンジをすることになります」と語っていたエディーヘッドコーチ。次はどんな「アート」を見せてくれるのだろうか……。 ウェールズ代表を破るという歴史的快挙をなし、テストマッチ11連勝という記録を打ち立てるなど、2012年の就任から着々と日本代表を育て上げてきたエディー・ジョーンズ代表ヘッドコーチ。目標であった2015年W杯のベスト8を見据え、いま何を考えるのか? そして辞任発表の真意とは? 最新刊『エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」』を上梓したスポーツジャーナリスト・生島淳氏に、出版に至るまでの経緯、そして今の“エディーさん”の話をレポートしていただいた。 今年の春から初夏にかけて、たくさんエディーさん(エディー・ジョーンズ/ラグビー日本代表ヘッドコーチ)――と話をした。 一回90分の約束で、合計10時間以上。 「ラグビーの話だけでは

    ラグビー日本代表E・ジョーンズHC、コーチングの真髄を語る――。(生島淳)
    sugimo2
    sugimo2 2015/09/09
    「驚かせるんだ、歴史を変えるんだ。日本代表が世界の舞台で結果を残せば、日本の文化は変わる」
  • 日本史上初の入賞可能性を持つ男。十種競技の「キング」、右代啓祐。(小川勝)

    10種類の競技の総合得点を競う十種競技では、全ての筋肉、全ての動きが必要になる。つまり右代啓祐は、「日で一番運動神経がいい」男という事ができるだろう。 過去、世界陸上選手権で日勢の注目種目と言えば、マラソン、400mリレー、そして室伏広治のいたハンマー投、さらには世界水準の選手が相次いでいたやり投だった。しかし今年の大会(8月22日開幕、中国・北京)に向けては、桐生祥秀が脚の故障で戦列離脱、室伏は休養中と、注目選手が出場しない。それだけに、一般的な注目度は、あまり上がっていないかも知れない。 だがその一方で、陸上競技ファンの間では、新たな注目種目が出てきている。十種競技だ。昨年、第一人者の右代啓祐(29=スズキ浜松AC)が8308点というワールドクラスの点数で日記録を樹立、仁川アジア大会では、この種目で24年ぶりの金メダルを日にもたらした。 十種競技は、欧州では人気の高い種目。走る

    日本史上初の入賞可能性を持つ男。十種競技の「キング」、右代啓祐。(小川勝)
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    sugimo2 2015/08/23
    "日本人選手が2人、十種競技で世界選手権に出場するのは22年ぶり" #世界陸上
  • 1イニング2三塁打に、内野二塁打。オコエ瑠偉の“陸上的”スピード。(中村計)

    甲子園の内野グラウンドが、陸上競技場のトラックに見えた。 3回、関東一(東東京)の先頭打者として打席に立ったオコエ瑠偉の打球が、低いライナーで高岡商(富山)の右中間を破る。 「最初から三つをねらって走りました。右中間に飛んで、三塁打にならなかったことはない」 オコエの50メートル走のタイムは5秒9。一塁から二塁までの「走る絵」は、まるで200メートル走のコーナリングである。 オコエの身長は183センチだが、同じような身長の選手と並ぶと、ベルトの位置はオコエの方が断然高い。ナイジェリア人の父を持つオコエは、それぐらい足が長いのだ。 監督の米沢貴光が話す。 「塁間を二、三歩ぐらいで行っているように見える。スリーベースのときは、とにかくベースをちゃんと踏んでくれと祈りながら見てます」 ストライドが大きいため「スリーベースがいちばん速いと思います」と言う通り、一塁を回ったあたりから、オコエはぐんぐ

    1イニング2三塁打に、内野二塁打。オコエ瑠偉の“陸上的”スピード。(中村計)
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    sugimo2 2015/08/11
    「最初から三つをねらって走りました。右中間に飛んで、三塁打にならなかったことはない」ほんとに凄かった。ただとにかく見ていたい、と思わされた選手はひさしぶり。
  • 東北楽天で打撃コーチが辞任。球団オーナーが現場介入したら……。(鷲田康)

    映画『マネーボール』でブラッド・ピットが演じたオークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーンは当に嫌な奴だった。 高慢で自信過剰で自己中心の癇癪持ち。自分の思い通りにいかないと、策略を巡らせて相手を陥れることばかりを考えている。名優フィリップ・シーモア・ホフマンの演技のうまさもあって、いかにも頼りない頭の悪そうな監督に仕立てあげられていたアート・ハウを、これでもかとバカにして最後はニューヨーク・メッツに売り飛ばすのだが、ブラピのいかにもしてやったりの風情がムカついたものである。 おそらく映画ではあまりにいけすかないビーン像を中和するために、原作にはない家族との物語を挿入したのだろう。そんなビーンの人間的苦悩を描くことを緩衝材として、最後もチームのためにボストン・レッドソックスからの巨額オファーを断ってチーム愛に生きているという人情ものに仕立て上げられていた。でも、あんな人を人とも思わ

    東北楽天で打撃コーチが辞任。球団オーナーが現場介入したら……。(鷲田康)
    sugimo2
    sugimo2 2015/08/08
    ”試合前に大久保監督が先発オーダーを作ると、必ずそれをオーナーにファックスで送るのが決まりで、それを見たオーナーが赤ペンを入れてくるという”
  • 日本ハム黄金期が生み出したもの。出身コーチに共通する指導姿勢とは?(氏原英明)

    2004年、北海道移転1年目の日ハムベンチの様子。ヒルマン監督に白井一幸コーチ、小笠原道大の姿も見える。ここから多くの名指導者たちが巣立ったのだ。 今季のプロ野球で、西武の黄金期を支えた選手たちが多く指揮を執っているというのは、すでに有名な話だ。 就任3年目を迎えるロッテの伊東勤監督をはじめ、代行から昇格した西武の田邊徳雄監督、新監督に就任したソフトバンクの工藤公康監督、楽天の大久保博元監督である。過去にもソフトバンクの元監督・秋山幸二氏や西武の元監督・渡辺久信氏など、黄金期の西武メンバーが監督になったケースは多い。 その理由には諸説あるが、何はともあれそれだけの人材を輩出したという事実だけをとっても、西武の黄金期を築いた廣岡達朗氏や森祇晶氏の功績は大きいと言える。 そしてその監督達を支える今季の各チームのコーチ陣の顔ぶれに目を移すと、ある傾向に気づいた。'04年~'11年までの間に日

    日本ハム黄金期が生み出したもの。出身コーチに共通する指導姿勢とは?(氏原英明)
  • 日本ハム・中島卓也の「6、7年計画」。“非力”な高校時代のスカウト秘話。(安倍昌彦)

    こんな記録がある。 すべて今シーズン、すべて同じ選手によってマークされた記録である。 5月13日 1打数1安打2打点4四球 対西武8-7 試合時間 4時間31分 5月21日 6打数5安打3打点1犠打 対楽天5-9 試合時間 5時間37分 5月26日 4打数3安打0打点1四球1犠打 対ヤクルト5-12 試合時間 4時間 5月27日 7打数4安打1打点 対ヤクルト5-5 試合時間 4時間54分 5月中のある4試合での打撃成績だが、共通項がある。 いずれも、4時間以上の長い試合。 その中で、4回以上出塁し、その内容は4安打、5安打もあれば1試合4四球もあるというバリエーションに富んだもの。その間には送りバントも確実に決めているし、言い添えればこの選手、4試合トータル19時間2分の中で1つの失策も犯していない。 あるプロ野球チームの遊撃手の“断片”を集めたものである。 長い試合を乗り切る屈強な大型

    日本ハム・中島卓也の「6、7年計画」。“非力”な高校時代のスカウト秘話。(安倍昌彦)
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    sugimo2 2015/06/09
    "「中島」と書いて、「なかしま」と読む"
  • 野球の強豪は、吹奏楽の名門も多い!?完全ブラバン目線で見る選抜甲子園。(梅津有希子)

    昨年夏の甲子園も制している大阪桐蔭。野球部の名将が西谷浩一監督だとすると、全国大会常連の吹奏楽部を率いるのは梅田隆司総監督である。 天理(奈良)、大阪桐蔭(大阪)、常総学院(茨城)、愛工大名電(愛知)、春日部共栄(埼玉)、東海大四(北海道)……言わずと知れた甲子園の常連校だが、吹奏楽の世界でも強豪ということをご存じだろうか。 野球の名門で、実は吹奏楽も名門という学校は少なくない。アルプススタンドで彼らが奏でる音色は、まるでステージで吹いているかのような名演揃い。何気なく吹いているように聴こえる応援曲も、注目して聴いてみると、とてつもなくクオリティが高いのだ。 今センバツのブラバン応援の見どころで、筆者のイチオシは天理と大阪桐蔭。 古豪天理と、一大勢力を築いた新興校・大阪桐蔭。どちらも、全日吹奏楽コンクールに出場経験がある名門校だが、伝統を重んじる天理の応援に対し、大阪桐蔭はJ-POPや最

    野球の強豪は、吹奏楽の名門も多い!?完全ブラバン目線で見る選抜甲子園。(梅津有希子)
  • 力士の大型化で減った「長い相撲」。新三役・照ノ富士の受けは人気の元?(阿部珠樹)

    モンゴル生まれの23歳、照ノ富士。写真をとられる時の表情が豊かで、色白な丸みを帯びた体型とあいまって早くも人気の気配だ。 力士が大きくなるにつれて、長い相撲が少なくなった気がする。幕内力士の平均体重は150kgを超えているだろうが、それだけ大きくなると、大きいほうは一発の破壊力で早く決着をつけたほうがいいし、小さいほうは小さいほうで、体力で圧倒されるよりはうまく立ち回って相手を「透かし」て勝つことを心がけたほうが、楽だしけがの心配もない。というわけでぶつかりあいの迫力はあるが、しのいで、しのいで勝つといった力士は減ってきた。 典型的なのが逸ノ城で、200kgを超える大型だから勝つときも負ける時も早い。勝つときは圧倒的だし、自分の型である右四つ左上手になれないときにはあっさりやられてしまう。そのあたりが少し物足りない。 以前は「受け」の上手な力士がけっこういたものだ。白鵬なども、横綱に上った

    力士の大型化で減った「長い相撲」。新三役・照ノ富士の受けは人気の元?(阿部珠樹)
  • アジアで敗れ続ける日本サッカー。最後の砦、五輪出場の枠は「3」。(佐藤俊)

    ロンドン五輪を経て、海外へ飛び出した選手や日本代表に定着した選手は数多くいる。リオでも飛躍的な成長を遂げる選手たちの姿を見てみたい。 3月27日からいよいよリオ五輪予選を兼ねる、AFCのU-23選手権2016予選が始まる。 日にとって来年のリオ五輪出場は、カテゴリー別代表が世界に挑戦し、世界を経験できる「最後の砦」になっている。というのも近年、日は各カテゴリー別代表の大会においてアジアの壁を突破できず、世界大会への扉が閉ざされているからだ。 実際、昨年U-16日本代表韓国に敗れ、5大会ぶりにU-17W杯出場を逃した。U-19日本代表北朝鮮に敗れ、今年ニュージーランドで開催されるU-20W杯出場を逃している。特にU-20W杯は、2007年カナダ大会以来、4大会連続で出場できていない。結果が示すように、ここ数年、20歳以下の日本代表がアジアを越えられないという深刻な状況に陥っているのだ

    アジアで敗れ続ける日本サッカー。最後の砦、五輪出場の枠は「3」。(佐藤俊)
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    sugimo2 2015/03/11
    "ここ数年、20歳以下の日本代表がアジアを越えられないという深刻な状況に陥っているのだ"
  • 勝っても「格付け」が変わらない!?世界のラグビー界は驚きの階級社会。(岩渕健輔)

    岩渕健輔氏がGMについてから、日ラグビーの強化試合の相手は一気に豪華になったように見える。しかしその陰では、地道な交渉が重ねられていたのだ。 世界のラグビー界は、階級社会だ。 GMを務めていると、こう実感することがよくあります。 たとえばイギリスにスポーツ観戦に行かれたことのある方はおわかりになると思いますが、ラグビーとサッカーなどでは明らかにファンの層が違う。ラグビーは選手もファンも上流階級出身の人々が多いのに対して、サッカーは大衆向けのスポーツとしての色彩が強い。 「ラグビーは紳士がやる野蛮なスポーツ、サッカーは大衆が行なう紳士的なスポーツ」という言葉を耳にされた方もいると思います。これは競技の内容もさりながら、社会的な背景も反映したものなのです。 このような階級社会然とした体質は、試合の現場ではなく、運営側に目を向けるとより顕著になってきます。私がGMとして乗り越えなければならなか

    勝っても「格付け」が変わらない!?世界のラグビー界は驚きの階級社会。(岩渕健輔)
  • ラグビーは“わかりやすい”競技!?岩渕健輔が語る「原点回帰」とは。(岩渕健輔)

    非常に単純でわかりやすく、そして親しみやすいスポーツ。それが私のラグビーに対する印象です。 こんなふうに書くと、読者の皆さんの中には、首を傾げられる方もいらっしゃるかもしれません。日においてラグビーは「わかりにくいスポーツ」「ルールが難しそうでとっつきにくい競技」として捉えられてきたからです。 もちろんラグビーに、わかりにくいスポーツという印象を与えてしまう要素が全くないわけではありません。 まずよく挙がるのは、1チームに15人も選手がいるだけでなく、スクラムやモールラックと呼ばれる密集戦があるために、ごちゃごちゃしていて試合が観にくい、ボールがどこにあるのかが把握しにくいという意見です。 ルールや用語に馴染みがないという声にも、根強いものがあります。ラグビーには、前にボールを落としてはならない、前にボールを投げてはならない、タックルを受けて倒れた際には、すぐにボールを放さなければならな

    ラグビーは“わかりやすい”競技!?岩渕健輔が語る「原点回帰」とは。(岩渕健輔)
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    sugimo2 2015/02/05
    "ルールブックの厚さは野球の方が上回っています。むしろイギリス人に言わせれば、野球ほど競技規則が細かくて難しい競技はないし、ラグビーの方が、はるかにシンプルでわかりやすいスポーツということになるのです"
  • 免許を持たないF1ドライバー誕生!17歳・フェルスタッペンに議論沸騰。(尾張正博)

    2014年はヨーロッパF3などを戦いつつ、トロ・ロッソのテストドライバーを務め、日GPでは1回目のフリー走行に登場し、才能の片鱗を披露した。 3月13日に開幕するオーストラリアGPで、史上最年少F1ドライバーが誕生する。 そのドライバーの名は、マックス・フェルスタッペン。'90年代半ばから2000年代前半にかけて、ベネトンやアロウズ、ティレルなどでレースをしていたヨス・フェルスタッペンの息子である。 F1の史上最年少記録は、2009年のハンガリーGPでトロ・ロッソからデビューしたハイメ・アルグエルスアリが持つ19歳125日だった。1997年9月30日生まれのオランダ人であるフェルスタッペンは、現在17歳。大幅な記録更新となる。 選手の若年化は、モータースポーツに限った話ではない。テニスや卓球、フィギュアスケートでは、10代前半の選手がシニア顔負けのプレーや技を披露して、大会を盛り上げるケ

    免許を持たないF1ドライバー誕生!17歳・フェルスタッペンに議論沸騰。(尾張正博)
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    sugimo2 2015/01/31
  • ラグビー協会GM・岩渕健輔が語る。「世界の頂点を目指す『必要』がある」(岩渕健輔)

    はじめまして。日ラグビー協会、ゼネラルマネージャーの岩渕健輔です。 これから9月のラグビーW杯、第8回イングランド大会まで連載を行なわせていただくことになりましたので、どうぞ宜しくお願い致します。 第1回目のテーマは「すべてはW杯優勝のために」という、連載のタイトルについて語っていきたいと思います。 近い将来、日はラグビーのW杯で優勝を狙いますと、強い説得力と決意を持って言い切れるようになっていかなければならない。代表チームの強化責任者として、私はそう考えています。 日ラグビーは世界の頂点を目指す「必要」がある。 おそらくこのような言い方をすると、読者の皆さんの中には懐疑的に受け止められる方もいらっしゃるかもしれません。 むろん世界の頂点に立つという目標が、並大抵の努力で達成できないのは事実です。チームの具体的な強化に真剣白刃で取り組むことはもとより、自分たちの発想や方法論も、根

    ラグビー協会GM・岩渕健輔が語る。「世界の頂点を目指す『必要』がある」(岩渕健輔)
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    sugimo2 2015/01/30
    "1990年代まで、大学ラグビーには6万人が集まっていた"
  • 大谷翔平の多忙すぎるオフを考える。レベルアップのための時間はあるか。(氏原英明)

    それは、怪物の嘆きのようにも紙面から伝わってきた。 二刀流に挑戦中の日ハム大谷翔平が12月初旬、日米野球などの参戦で「自主トレ期間が1カ月少ない」と発していたのだ。 このオフシーズン、大谷を紙面で見ない日はない。 メディアや各種の表彰式に引っ張りだこで、様々なイベントに参加する大谷をメディアは連日伝えている。プロである以上、プロ野球選手のパブリックイメージの向上や野球界発展のために、大谷が一役買うのはある程度仕方のないことかもしれないが、ただでさえオフが短くなったというのに、広報活動にいとまがないというのは、大谷の心情察するに余りあるというものだ。 一番成長に重要な時期にある若手選手があらゆるイベントに出ずっぱりなのは、危惧されるところだ。改めてオフシーズンについて考え直してみたい。 毎オフ、渡米してトレーニングに勤しむ筒香嘉智。 「今年もオフが楽しみです」 そういったのは、DeNAの若

    大谷翔平の多忙すぎるオフを考える。レベルアップのための時間はあるか。(氏原英明)
  • 海老沼を倒し、世界一の高校2年生。柔道66kg級・阿部一二三の快進撃。(松原孝臣)

    屈指の激戦区、66kg級で一躍時の人となった阿部一二三。twitterでは高校生らしい一面をのぞかせ、練習風景や彼女とのやりとりなどがつぶやかれている。 8月はじめの全国高校総体をオール一勝ちで優勝すると、同月のユースオリンピックでも、すべて一勝ちで金メダル。 20歳以下で争われる9月の全日ジュニア選手権でも優勝。世界ジュニア選手権日本代表に選ばれ、銀メダルの成績を残して迎えた11月の講道館杯でも優勝を収めた。同大会を高校3年生で制した男子は過去3名いたが、高校2年生での優勝は初めてのことだった。ちなみに高校3年生で優勝したのは73kg級の高松正裕、100kg級の鈴木桂治と石井慧と、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。 第一人者・海老沼匡に押し込まれるも……。 その勢いが買われ、阿部は12月上旬グランドスラム東京の日本代表に選ばれる。 初戦を勝ち上がった阿部は、準々決勝で今年夏の世界選手権

    海老沼を倒し、世界一の高校2年生。柔道66kg級・阿部一二三の快進撃。(松原孝臣)