先日、アジャイルソフトウェア開発の第一人者として知られる平鍋健児さんのお話をうかがったのですが、そのときにアジャイル開発手法に関する調査レポートの存在を知りました。非常に興味深い結果となっているので紹介したいと思います。 調査はアジャイルソフトウェア開発手法の現状を知るために行われたもので、昨年の6月から7月にかけてVersionOneという米国のソフトウェアベンダが実施、80カ国、2319人から結果が寄せられていますが、その多くはアジャイルソフトウェア開発を実践もしくは指導もしくは検討している人たちです。 興味深いポイントだけを拾ってみましょう。 まず、アジャイル開発手法を率先して取り入れているのは、開発部門のマネージャやプロジェクトマネージャ、CIO/CTOといった管理職の人たちだという結果がでています。日本では現場のエンジニアがボトムアップ的に採用していくケースの方が多いと聞いていま
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