渡辺謙のダボス会議でのスピーチ全文が、東京新聞のサイトに公開されている。 渡辺謙さん、ダボス会議でスピーチ 原子力からの転換訴える ”国は栄えて行くべきだ、経済や文明は発展していくべきだ、人は進化して行くべきだ。私たちはそうして前へ前へ進み、上を見上げて来ました。しかし度を超えた成長は無理を呼びます。日本には「足るを知る」という言葉があります。自分に必要な物を知っていると言う意味です。人間が一人生きて行く為の物質はそんなに多くないはずです。こんなに電気に頼らなくても人間は生きて行けるはずです。「原子力」という、人間が最後までコントロールできない物質に頼って生きて行く恐怖を味わった今、再生エネルギーに大きく舵を取らなければ、子供たちに未来を手渡すことはかなわないと感じています。” しごくまっとうな、地に足のついた発言である。こういう「まともな意見」がちゃんと政策が反映されていく国になって欲し