タグ

ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (19)

  • すっかり年を取ってすっかり変わってしまった鳥越さんを眺めながら考えていたこと - シロクマの屑籠

    「ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】 鳥越氏のインタビューが面白かったので突っ込みどころを挙げてみる: 不倒城 とても悲しいインタビューだった。 鳥越さんに投票した人が悲しくなるような内容だし、マスコミに詳しいはずのジャーナリストがこのように受け答えして、実質、晒し者になっているのも悲しかった。 どう見ても「晩節を汚している」ようにしか見えない。 もともと鳥越さんには都知事たる器量が無かったのかもしれない。しかしそうは言っても、20世紀末には大活躍していた人物だ。もし、20世紀末の鳥越さんが同じような状況のもとで都知事選に立候補していたら、これほどみっともない自己弁護は繰り返さなかったに違いないし、インターネットメディアの台頭とその意味にも敏感だっただろう。ジャーナリストやタレントとして大活躍していた20~30年前の鳥

    すっかり年を取ってすっかり変わってしまった鳥越さんを眺めながら考えていたこと - シロクマの屑籠
  • アニメは現実を侵食したりはしない。理想を、願望を、浸食する - シロクマの屑籠

    「ウェイ」や「ウェーイ」を揶揄したり嫌悪したりしているくせに、アニメを見ている時には群れて騒ぐキャラクター達を喜んでみている人達は、知らぬ間に自分自身の思い描く理想のかたちが「ウェイ」「ウェーイ」に寄っていっている可能性を忘れてしまっている— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) February 19, 2016 「二次元と三次元は区別できます」ええ、そうでしょうとも。でも、架空のコンテンツが浸するのは現実検討識の領域ではなく、思い描く理想や願いの領域ではないでしょうか。アニメやゲームの描写と現実を区別できる人でも、アニメやゲームにあるべき理想像を浸されている人は結構多いのでは?— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) February 19, 2016 世の中には、アニメやゲームの影響を過大評価する人がいる。曰く、「ア

    アニメは現実を侵食したりはしない。理想を、願望を、浸食する - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2016/06/16
  • 「社会に通用する奴」は多様化しなかった - シロクマの屑籠

    「そんなんで、社会で通用すると思っているのか!」 通勤途中、ガソリンスタンドなどで朝礼をやっているのを見かけるたび、私はこの言葉を思い出す。滑舌の良い声で社訓らしきものを読み上げる二十代の社員達。営業時間にはキビキビと動き、表情も明るく、「ありがとうございましたー!」という声も淀みない。 就活スーツを着た大学生達も「そんなんで、社会で通用すると思っているのか!」を思い出させる。皆、同じような恰好をして、茶髪で就活する者など滅多にいない。20世紀の終わり頃、就職氷河期が叫ばれていた頃の大学生達は、あんなに均一な恰好だったろうか? 金髪、茶髪、(男性の)長髪、いろいろあったではなかったか? 今では「そういう格好では就活では通用しない」と周知されている、ということなんだろうか? よく、「日社会は価値観が多様化した」と言われる。私生活や家族構成は多様化したし、好きな漫画や視聴している番組といった

    「社会に通用する奴」は多様化しなかった - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2016/04/10
  • “ガンダム念仏会” - シロクマの屑籠

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150221-00000113-spnannex-ent リンク先の記事を読み、少し前のオフ会のことを思い出した。 そのとき集まったのはアニメ視聴歴三十年以上の同世代。今期の深夜アニメについてひとしきり意見交換をした後、ふと誰かが『ガンダム THE ORIGIN』の話題に言及した。 「そういえば今度、アニメ化されるんだよな、誰か映画館に行くのか?」 「配信でいいんジャマイカ?」 「ザクとサラミスとマゼランがワラワラ出てくるんだぞ、お前、観に行けよ……」 とはいえ新作の話もそこそこに、いつしか話題は歴代ガンダムへ。 「ガンダムUCの赤い人はやっぱり残念だった」 「シャアは、初代ガンダムの頃が一番輝いていた」 「ニュータイプのなり損ないだから仕方ない」 「カミーユが最強のニュータイプ」 「俺は“しかも脳波コントロールできる

    “ガンダム念仏会” - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2015/02/23
  • 新しい時代を創るのは老人ではない――『ガンダムUC』感想 - シロクマの屑籠

    機動戦士ガンダムUC [MOBILE SUIT GUNDAM UC] 7 (初回限定版) [Blu-ray] 内山昂輝Amazon 【注意】この文章は『ガンダムUC』第七話までのネタバレだらけです。未見の人はご注意ください。 「新しい時代を創るのは老人ではない。」 『ガンダムUC』を見終わった後、シャア・アズナブルのこの台詞を思い出した。 (以下、『ガンダムUC』のネタバレ記事です。未見の方は読まないでください) ここから、『ガンダムUC』最終話まで観た個人的感想を書く。 『ガンダムUC』には様々なテーマが埋め込まれている。そんななかで、アラフォーの私が一番考えさせられたのは、世代から世代へ引き継がれる時代の流れと、そうした時代の流れのなかで、一成人としてどのように身を処すか、ということだった。 初代ガンダムテレビ放映されて三十年以上。『逆襲のシャア』から数えても四半世紀の時が流れた。青

    新しい時代を創るのは老人ではない――『ガンダムUC』感想 - シロクマの屑籠
  • 「努力」についてまわる高度経済成長期の呪い - シロクマの屑籠

    「努力は必ず報われる」の残酷さは「報われないならそれは努力ではない」にある。 2014-02-15 19:14:57 via Keitai Web 「努力」。 この言葉をやたらと礼賛する人がいる。 努力さえすれば必ずなんとかなる。人間、努力が肝心だ。努力せよ、努力せよ、努力せよ……。 私も努力は大切だと思う。しかし、[努力すれば必ず何とかなる]とは思っていない。努力は、成功するための必要条件かもしれないが、十分条件ではない。世の中には、無駄な努力を積み上げた人、非効率な努力を続けた人、見事な努力をしたのに不運にやられてしまった人がたくさんいる。だから私は「努力はしたほうが良い、よく選んで、よく考えて」とは思うけれども、「努力すれば必ず報われる」という思い込みには与したくない。 なにより、冒頭のツイートが示しているように、「努力は必ず報われる」という思い込みは、「報われていないならば、それは

    「努力」についてまわる高度経済成長期の呪い - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2014/02/22
    “問題は、誰もが「努力は必ず報われる」と錯覚しやすい時代があったことだ。”
  • ブログが痩せてきた - シロクマの屑籠

    ブログが痩せてきた。 この二ヶ月ほど、ブログもインターネットも5割運転を続けざるを得なかった。それで痛感したのは、自分の精神生活に占めるブログの割合は予想以上に大きく、「やっぱり俺はブロガーだった」ということだった。ブログを書くことで、脳をアクティベートしておく営為は意外に重要らしかった。ブログをさぼると、頭が錆びてくるような気がする。 もちろん、ブログ単体で考えられることなんてたかがしれているし、インターネットの知には大きな偏りがある。だから、読書時間や学会出席といった、オフラインの時間は大切にしなければならないと思う。けれども、ブログやSNSを介して半熟の思考を第三者と交換し、ときに承認欲求を充たし、ときに批判や補足を頂き……そういう一連のプロセスを介して脳に染み渡ってくる諸々は、オフラインではあまり体験できない類のもので、当世ならではの思考の閃きがあるとは思う*1。 ブログ周辺は、一

    ブログが痩せてきた - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2013/06/15
    「けれども素人ブロガーにとって、そんなの知ったことじゃねぇ。個人が脳に火を入れるワークショップとしてのブログは、いまだ健在である。」
  • 伸びたのは「余生」であって、「若さ」ではない - シロクマの屑籠

    最近は、ネットでも「四十歳になった」「健康が気になるようになった」的な文章を目にする。私自身がそういう話題を気にするようになっただけなのか、それとも、黎明期からネットをやっている連中がだいたいそれぐらいの年齢層なのか。 そういえば、ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法の著者・天真爛漫なキャラのphaさんまで、『病気と健康の話ばかりする中年にはなりたくなかった』という記事をアップロードしていた。そこに群がるはてなブックマークのコメントが、これまた歳を感じさせる。 平均余命まで健康を保ちたいなら、三十代〜四十代からの健康管理は必須だろうし、これぐらいの歳になると身体の衰えが気になってくる。集中力や記憶力にも陰りがみられ、徹夜なんてやろうものなら体調を戻すのに数日かかる。親が病院の世話になりはじめる。だから、三十代の途中から健康不安が首をもたげるのは自然なこと

    伸びたのは「余生」であって、「若さ」ではない - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2013/03/23
    言えてるけど、白夜を目指そう。「やっぱり「人生の正午は30歳」じゃないか」
  • 素人が増えただけで仕事を失うプロなんて、淘汰されるしかあるまい - シロクマの屑籠

    ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった - Togetterまとめ 上記のまとめを読んでいると、なんとなく、「うんうん、その通りだね。プロの社会的価値を下落させる何者かを、“あるべき顧客の姿”に戻さないといけないね」と頷きたくなる。しかし少し真面目に考えてみれば、他業種・他分野では到底通用しない考え方だと気づかざるを得ない。 他業種・他分野では、“プロの社会的価値を下落させ、顧客を喪失させる何か”の実例はいくらでもある。 例えばマイカーの普及は、馬車の御者や人力車といったプロの仕事を奪い、後にはローカル鉄道や路線バスの採算性をも破綻させた。人々が欲しかったのは、馬車でも人力車でもなく「素早く目的地に到達すること」だった。だから「素早く目的地に到達すること」がマイカーで達成されるようになれば、馬車や人力車やローカル鉄道にお金を払いたいとは誰も思わな

    素人が増えただけで仕事を失うプロなんて、淘汰されるしかあるまい - シロクマの屑籠
  • 勉強できる人しか便利に暮らせない社会 - シロクマの屑籠

    いまの日人は、とても便利な世の中を生きている。 コンビニもインターネットもあるし、自分の人生もだいたい自由に選択できる。医療も治安もハイレベル。昔の人が見たら、さぞ羨ましがるだろう。 そのかわり、賢くないと――あるいは勉強しないと――何もできない時代になってしまった。 事務職に就きたいと思ったら、ワードエクセルは当たり前。子育てしようと思った未来のおかあさんも、子育てを一から勉強して、何が安全で何が危険か、自己判断しなければならない。行政サービスを利用する際も、あの煩雑な手続きを理解して申し込むのは一苦労だ。便利さにアクセスするためのハードルは、見えにくいところでとても高くなっていて、その恩恵に与れるのは、自分で調べて勉強できる人・賢い人だけだったりする。賢くない人・勉強もしない人ほど、自由選択の範囲は狭くなり、日常生活のリスクも回避しづらくなる*1。だから冒頭の文章は、正確には「いまの

    勉強できる人しか便利に暮らせない社会 - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2011/10/31
    「現代風のリスクは、えてして、直感的には危険と分からない。「匂いを嗅げば一発でわかる」ような、本能的に回避できる危険の占める割合は、ごく僅かになってしまった」
  • あるオタク精神科医の歴史 - シロクマの屑籠

    http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20110711/1310313274 p_shirokuma さんと、一番苦しんだオタク世代 『ある人間がオタクであること』『ある時代においてオタクと呼ばれること』のニュアンスには個人や時代ごとに違いがあるので、オタクである自分・オタクという趣味について他人に説明する際には、「どのあたりのオタクなのか」を具体的に記しておかないと、何を言っているのか不明瞭になってしまいやすい。特に最近は、“オタク”という単語のニュアンスが出涸らしのお茶のように薄まって、一体どのあたりを指しているのか分かりにくくなっているため、真面目に説明しようと思うほど、長々しい注釈が必要となる。 以上を踏まえたうえで、オタク精神科医として生きることを選んだ、ある人物の昔話を書いてみようと思う。「オタク」という一言で一緒くたに括られがちな人間やライフ

    あるオタク精神科医の歴史 - シロクマの屑籠
  • 私が出会った統合失調症のネットユーザー - シロクマの屑籠

    先日、年配の精神科医の先生から、こんな質問をされた。 「シロクマ君(注:筆者)、統合失調症の患者さんには、インターネットは危ないんじゃないかね?」 どうなんだろう?今では統合失調症の患者さんも大抵はインターネットを使っている。そういえば病院の作業療法室にもインターネットの端末が置いてあった筈だ。今更やめろとは言いにくいなぁ……。論文を検索してみると、「良い面もあるけど悪い面もある」「さらなる研究が期待される」。研究中でまだはっきり分からないところも多いけれど、良し悪しなんじゃないの?といった雰囲気。 とりあえずその年配の先生には、「ケースバイケースだと思いますが、症状が軽い患者さんなら良いんじゃないでしょうか。でも症状が重い患者さんには危険かもしれません」とだけ答えておいた。【統合失調症に罹っている人にとって、インターネットはプラスかマイナスか】という質問は【中学生にとって、携帯電話はプラ

    私が出会った統合失調症のネットユーザー - シロクマの屑籠
  • twitterで感情を“お漏らし”しちゃう問題 - シロクマの屑籠

    「感情失禁」*1という医学用語をご存じでしょうか。 「感情失禁」とは、普通だったら反応しないであろう僅かな刺激にも反応して、笑ったり泣いたりしてしまう状態を指します (例えば今日の天気の話をしているだけなのに、急に泣き出してしまったりとか) 。脳の血流が悪くなるタイプの認知症などでは、こうした症状はそう珍しくありません。 さて、この「感情失禁」ほどの著しい症状があれば脳の機能不全が疑われますが、そこまでではないにしても、人間には、自分の感情が制御しづらくなる瞬間がままあります。「泣きっ面に蜂」という諺もありますが、失恋した後・怒った後・睡眠不足の時などに、感情の手綱が甘くなってひどい失敗をやらかしてしまうのはよくあるパターンです。また、今回の震災による持続的なプレッシャーのもと、普段より喜怒哀楽が激しくなってしまい、やけに攻撃的になったり不自然なほど涙もろくなったりしている人もいるように見

    twitterで感情を“お漏らし”しちゃう問題 - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2011/04/04
    「「感情失禁」とは、普通だったら反応しないであろう僅かな刺激にも反応して、笑ったり泣いたりしてしまう状態」
  • 全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠

    ここ最近、「価値のあるボク」「価値のあるアタシ」といった肥大した自己イメージを、いつまでたっても抱えている男女がそこらじゅうに溢れています。つまり、全能感を捨てきれない大人達が増えているわけですが、彼らが全能感を維持するメカニズムについては、あまり取り沙汰されていないようです。 この文章では、全能感を維持したい・いつまでも子どもの王様のままでいたい人にありがちな、二つの処世術を確認してみます。 1.自分が得意な分野で、全能感を何度も確認する ひとつめは、ごくオーソドックスな方法。 自分の優秀さや自分のバリューを確認しやすい場所で、それを反復的に確かめる、という方法です。ここに書いたように異性をひっかけて自分の価値を確認する人もいれば、ネットゲームtwitterで優秀さや有能さを確かめたがるタイプの人もいます。この際どこでもいいから、とにかく自分が優秀でいられそうなフィールドをみつけ、自分

    全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2011/04/04
    身につまされる。これはすごく大事なこと。
  • パワーポイントに向かってプレゼンする人達 - シロクマの屑籠

    先日、仕事絡みの研究会に出席して、色々な人のプレゼンテーションをみる機会があった。発表内容も興味深いものだったが、発表者の振る舞いやプレゼンスタイルにも、ちょっとした興味をそそるものがあった。 ある発表者(A氏、とでもしておこう)のプレゼンスタイルは、なかでも異彩を放っていた。 彼もまた、パワーポイントを使って資料をつくりプレゼンテーションしている発表者の一人だ。しかしA氏が他の多くの発表者と決定的に異なっていたのは、聴衆に向かってプレゼンするのではなく、パワーポイントに向かってプレゼンしていた、という点だった。 A氏は、聴衆の反応を伺おうともしなければ、聴衆のほうに身体を向けることもない。パワーポイントが映し出している画面のほうを向きっぱなしで、振り返るということがない。まぁ、初めてプレゼンをするようなルーキーにはありがちなことかもしれないが、A氏はそれなりの場数を踏んでいる筈だし、ルー

    パワーポイントに向かってプレゼンする人達 - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2009/06/11
  • たまには“神経”も労わってあげてくださいよ  - シロクマの屑籠

    GWもそろそろ後半戦。 充実した時間を過ごされた方も多いんじゃないかと思う。 反面、身体や神経を使い果たして疲労困憊、とにかく休みたいという人も結構いるんじゃないだろうか。特にGWの場合、ストレスの溜まりやすい4月直後の連休ということもあって“心の充足感”を夢中に求めてしまいやすく、気付かぬうちに疲労を溜め込んで体調を崩してしまいやすい。 メンタルヘルスを語る際、人々は“心の充足感”に着眼するし、“他者への依存”や“承認欲求”などに強い関心を示す。そして、よく語る。世間でも、「コミュニケーションを介して他人から元気をわけてもらう」などといった表現がまかり通っている。 けれども、コミュニケーションやレジャーの類は“心の充足感”には寄与しても、“神経の疲労”をとってくれるわけではない。そして神経が疲労しすぎてくれば、楽しいものも楽しめなくなるし、仕事でもプライベートでも領発揮が困難になってし

    たまには“神経”も労わってあげてくださいよ  - シロクマの屑籠
  • 年金未納は「初診日の前日までに!」について - シロクマの屑籠

    障害年金について必ず知っておくべきこと(追記アリ - 地下生活者の手遊び 障害年金について、わかりやすい文章がアップされていた。誰だって、いつなんどき障害を被るか分かったものじゃないので、こういう文章がネットにもあるというのは心強い。 そのなかで、読む人に見落とされやすく、実際の年金申し込みの際にトラブルや落胆の原因になりやすい注意点があったので、そこだけ抜粋して強調して紹介してみたい。 要するに、初診日の前日に、この1年の保険料滞納がないか・免除申請していれば、あとは障害次第で障害年金がおりる条件が整うわけですにゃ。ここでポイントとなるのは、免除申請をしていても障害年金は【全額】でることですにゃ。 (青字は筆者強調) http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20081111/1226366654 大事なことなのでもう一度。初診日の前日に、この一年の保険

    年金未納は「初診日の前日までに!」について - シロクマの屑籠
  • 承認欲求、心の保水力、そして塩害。 - シロクマの屑籠

    今朝、インターネットを巡回していたら、以下のような言葉に出会った。 「生きていてもいい」 「生きているとうれしい」 「死ぬとかなしい」 そんな言葉をかけてほしくて、かけられても、砂漠にじょうろで水を注ぐように、すぐに渇いてしまう。際限がない。 承認がほしい。 癒しをください。 好きと言って貰いたい。 インターネット上ではどこででも見かける執着である。けれども、水を撒いてもすぐに乾いてしまう土地・保水力の高い土地があるのと同じように、同質の承認や声がけがあっても、すぐに心が乾いてしまう人というのもいれば、いつまでも言葉を内に秘めてしっとりしていられる、心の保水力の高い人もいる。 ここからは喩え話。 世の中には、熱帯雨林気候な土壌の人、温暖湿潤気候な土壌の人、ツンドラな土壌の人、砂漠な土壌な人、などなどが、存在している。水を撒く(=承認や癒しの言葉をかける)のは簡単だが、土壌改造は、一朝一夕に

    承認欲求、心の保水力、そして塩害。 - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2008/08/18
    「心の保水力が高ければ、人並みの承認、人並みの言葉で、案外やっていける。」
  • “効率至上主義”という非効率について - シロクマの屑籠

    効率病にかかっていませんか? - 遥か彼方の彼方から リンク先のエントリをみて、尤もな事だなぁと思った。効率を重視するあまり、非効率と思われる選択肢を除外し、失敗や損失の可能性を極力回避する。十分以上の成果が得られると分かっている分野にだけ投資を振り向ける。この繰り返しに陥った挙句、いつまでも堂々巡り延々と繰り返す人というのは案外いる。この手の“効率至上主義”の成れの果てを、あなただって一度や二度みかけたことはあるに違いない。 効率至上主義に憑り付かれた人は、基的に同じところだけを往復し続ける。この手法は、自分が得意な分野、自分にとって既知のノウハウを繰り返して能率性をあげるには向いているし、現在の手持ちのノウハウの延長線上にあるようなスキルは遅かれ早かれ獲得出来るかもしれないが、現状をブレイクスルーするような新発見や新技術を身につけるには至りにくい。なぜなら、新発見や新技術を身につける

    “効率至上主義”という非効率について - シロクマの屑籠
    suginoy
    suginoy 2008/07/29
    「トライアンドエラーを放棄して(目先の)確実な効率性だけに終始した生活を続けることが、“長い目でみて本当に効率的”なのかは、甚だ疑問」
  • 1