成功している大企業は嫌われやすい。16日間におよぶ審議を経て、先週末に判決が出たApple対Epic Gamesの裁判(ゲームタイトル「Fortnite」(フォートナイト)のApp Storeからの削除を巡る裁判)報道でも、10の争点中9つでAppleの訴えが認められ、賠償金を支払うように命じられたのはEpic Gamesであるにも関わらず、ただ1点のAppleへの改善要求が大きく報道されるケースが目立った。 合法性が認められたApp Storeとアプリ内課金は今後も従来通り運用 しかし、実際にはEpic Gamesが早々に不服を申し立てたことからも分かるように、イボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ(Yvonne Gonzalez Rogers)判事の判決はAppleの考えを後押しするものだった。 一連の報道を受け、Appleのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルカウンセルのキャサリン・アダムズ