ブックマーク / xtech.nikkei.com (31)

  • SSDの3本同時故障でシステム障害に見舞われた大田区、NECが486万円賠償し和解

    SSDストレージがほぼ同時に3故障した――。東京・大田区が2024年4月17日、昨秋発生したシステム障害の検証結果を明らかにした。複数のシステムが利用できない状態に陥ったことで行政サービスの停止に追い込まれたトラブルは、ハードウエアを冗長化していた同区の想定を上回る事態によって生じたものだった。 トラブルのあらましはこうだ。2023年10月9日から10日未明にかけて大田区の情報システム基盤に障害が発生。住民記録システム、国保年金システム、税務システム、介護保険システム、生活保護システムが使用不可となった。結果、証明書類の発行など各種行政手続きは停止を余儀なくされた。 同月12日に3つのシステム、15日には全てのシステムが利用可能な状態に復旧。保留していた処理を完了し、完全復旧にこぎ着けたのは18日のことだ。障害発生から9日が経過していた。 「大田区において、ここまで大規模なシステム障害は

    SSDの3本同時故障でシステム障害に見舞われた大田区、NECが486万円賠償し和解
    suikyojin
    suikyojin 2024/06/13
    共通要因による同時障害は意外とよく起きる。分かり易いのは、地震や、火事、落雷。こうした場合、同時に複数の機器が障害に陥るので、障害が独立して起きるという仮定は、頻繁に破綻する。
  • 年度初めの那覇市役所を襲った全庁規模の通信まひ、原因はたった1本のLANケーブル

    「業務システムにもインターネットにもつながらない」。始業直後に報告されたネットワーク障害は、瞬く間に庁舎全体に広がった。システム部員はすぐに原因究明に乗り出した。 どこにも挿さらず放置されているLAN(Local Area Network)ケーブルと、そのすぐそばにポートが余っているスイッチを、ネットワークに関する知識のない人が見つけたらどうするだろうか。「何かの拍子に抜けてしまったに違いない」と、挿してしまうかもしれない。こうした親切心からループが生じ、その影響でネットワーク全体がまひすることもある。 新年度が始まる2024年4月1日朝、那覇市役所全体が突然ネットワーク障害に襲われた。トラブル解決の陣頭指揮に当たったのは、ネットワーク機器の運用を担う情報政策課の伊覇太課長だ。トラブルをどう脱出したのか。経緯を詳しく見ていこう。 「何もできない」と職員が駆け込む 地上12階・地下2階建ての

    年度初めの那覇市役所を襲った全庁規模の通信まひ、原因はたった1本のLANケーブル
    suikyojin
    suikyojin 2024/05/28
    やはり、ブロードキャストストームか。意外とよくある。今のハブはほぼ全て、ケーブルを自動識別するので、間違って挿すと簡単にループができる。間違って挿すのは挿さないよりまずい。火薬に火を着けるようなもの。
  • 官製デスマーチがやってくる、全国の自治体やベンダーが証言するシステム移行の実態

    「もうデスマーチが始まってますよ」。自治体情報システムの開発を手掛ける複数のベンダー幹部は口をそろえる。自治体は2025年度末までに主なシステムを標準仕様に準拠させ、政府が契約したクラウドサービスに原則移行しなければならない。ところが標準仕様の改版が続いている上に、岸田文雄政権の経済政策に伴うシステム改修が追い打ちをかけているためだ。 全国約1700の自治体は2025年度末までに、それぞれの自治体で仕様が異なっていた戸籍情報や住民記録など計20の基幹業務システムを同じ標準仕様に基づいて作り直さなければならない。その上で政府が運営する「ガバメントクラウド」に原則移行する。 政府の大号令によって、全国の自治体は一斉に移行作業を迫られる。ベンダー各社では既にシステム開発担当者らが過酷な労働を強いられる「デスマーチ」が始まっているという。政府のシステムでなぜデスマーチを招く事態になっているのか、匿

    官製デスマーチがやってくる、全国の自治体やベンダーが証言するシステム移行の実態
    suikyojin
    suikyojin 2024/05/07
    「グリコ(お手上げ)」になるのでは?グリコなら倒産も有り得るけど、自治体は倒産せず、文字通り、死の行進となりかねない。
  • データセンター建設が住民の反対で頓挫、大規模化と住宅近接で「迷惑施設」扱い

    千葉県流山市のデータセンター(DC)の建設計画が、地域住民の反対で頓挫した。かつてDCは都心部の商業地域や工業地域に建てられることが多かった。ところが近年は大規模DCが住宅のある郊外地域に作られるようになったことで、住民から「迷惑施設」扱いされている。立地に細心の注意を払わなければ、今後もDC建設は頓挫しかねない。 千葉県流山市:第一種住居地域だった土地に大型DCの建設計画 2023年12月に頓挫したのは、東京都渋谷区に社を置く「流山綜合開発K」という企業が、流鉄流山線流山駅の駅前、流山市役所の目の前にある1万2877平方メートルの土地で進めていた、地上4階・地下1階建てで高さ28メートルのDC建設計画だ。流山綜合開発KはこのDC開発のために設立した特定目的会社だ。 開発区域はもともと「飛地山」と呼ばれていた場所で、ある企業の保養所が建てられ、山は樹木に覆われていた。2018年ごろにマン

    データセンター建設が住民の反対で頓挫、大規模化と住宅近接で「迷惑施設」扱い
    suikyojin
    suikyojin 2024/04/05
    説明が全然きちんとしていないように見える。地元にお金がほとんど落ちない設備だが、迷惑施設と呼ばれるような設備では無いはず。
  • 無人運営ジムのchocoZAPで「閉じ込め」の悲鳴、スマートロックの運用に注意

    「帰りたくても出られない」「このままここで一夜を過ごすのか」――。2024年1月31日の夜、SNSのX(旧Twitter)でこうした嘆きの投稿が相次いだ。 投稿をしていたのは「スマホ1つで通えるコンビニジム」を称する完全無人運営のジム「chocoZAP」の利用者だ。chocoZAPのジム店舗への入館や退館ができなくなった利用者が悲鳴をXに投稿した。 RIZAPグループが運営するchocoZAPは、2024年2月14日時点で全国に1333店舗を構え、112万人の会員が通う。同社によれば2024年1月31日午後7時20分ごろからchocoZAPのスマートフォンアプリケーションに障害が発生し、アプリが利用できなくなった。 無人で運営されるchocoZAPは、入退館にスマートロックを採用する。利用者はchocoZAPのスマホアプリに専用QRコードを表示し、それを出入り口のリーダーにかざすことで解錠

    無人運営ジムのchocoZAPで「閉じ込め」の悲鳴、スマートロックの運用に注意
    suikyojin
    suikyojin 2024/03/08
    消防法辺りで停電時も人力で退出できるはず。20年くらい前、セキュリティのため電動でロックされるドアがあった。しかし、停電時のチェックのための居残りの時、人力で開けて退出できた。
  • 2024年に実証炉の概念設計が始まる「高速炉」、課題はナトリウムの扱い

    高速炉とは、動きの速い中性子を使って核分裂反応を生じる原子炉の方式である。原子力発電所で主流の軽水炉と比べて核燃料を有効利用できる他、高レベル放射性廃棄物を減らしやすくなるとの期待がある。 原子力大国のフランスや米国だけでなく、ロシア中国、インドが開発を進める。国内では冷却材にナトリウムを使う方式が検討されている。政府は2040年代に実証炉の運転を開始する計画を打ち出しており、2024年から概念設計が始まる予定だ。 資源利用効率は90% 大まかに、核燃料は燃えやすいウランと燃えにくいウランから構成される。軽水炉は主に燃えやすいウランを使うため、資源利用効率は1%に満たない。一方、高速炉は燃えにくいウランを燃えやすいプルトニウムに変えながら稼働でき、同効率を90%程度に高められる。実現すれば、あと100年ほどで枯渇するとされるウラン資源の有効活用につながる。 核のごみといわれる高レベル放射

    2024年に実証炉の概念設計が始まる「高速炉」、課題はナトリウムの扱い
    suikyojin
    suikyojin 2024/03/07
    まともに止められないのが、最大の問題では? 空気や水にふれただけでも爆発する。平温に戻しただけでも、固体に戻るから、全体を廃棄するつもりでないと急停止できない。
  • 「初めてのうるう年」でスギ薬局がシステム障害、各地の県警でも免許証発行に遅れ

    2024年2月29日、スギ薬局でシステム障害が発生し、約1300店舗で処方箋の登録や処方薬の会計ができなくなった。うるう日が原因だった。この他にも、新潟県警察・神奈川県警察・岡山県警察・愛媛県警察においてトラブルが起き、運転免許証の発行に遅れが生じた。 スギ薬局では29日朝からレセプト(診療報酬明細書)コンピューターのシステム障害が発生した。レセプトコンピューターは、処方薬の情報を打ち込むと保険の負担割合などから会計を自動算出するシステムだ。システム障害により、処方箋の登録や処方薬の会計ができない状態になった。同社が運営する約1700店舗中、調剤室を設けている約1300店舗が影響を受けた。午後1時に復旧した。 原因はうるう日だった。各店舗に改修プログラムを送付して復旧した。スギ薬局の広報は「3年ほど前に入れたシステムで初めてのうるう年だった」と明かす。 障害中は、処方箋に基づいて患者に薬を

    「初めてのうるう年」でスギ薬局がシステム障害、各地の県警でも免許証発行に遅れ
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    suikyojin 2024/03/01
    2100年は閏年でなく、2000年は閏年なので、ここら辺なら、まだ理解できるのだが、普通の閏年ををチェックしていないのは技術者として手の抜き過ぎ。
  • 他人の住民票が誤発行される謎バグの真相、富士通Japanの「稚拙」設計に専門家も驚く

    2023年3月、横浜市のコンビニの証明書交付サービスでトラブルが発生した。住民が住民票の写しの交付を申請したところ、別人のものが発行されたのだ。原因は富士通Japanが手掛けるサービスの不具合だった。利用者が増えて負荷が高まり、潜在的なバグが表面化した。国がマイナンバーカード普及に力を注ぐ中、冷や水を浴びせる結果となった。 「個人情報漏洩にも当たる事案で大変重要な問題であり、遺憾に思っている」――。河野太郎デジタル相は2023年3月31日の閣議後記者会見において、厳しい口調でこう述べた。河野氏が言及したのは、横浜市で発生したコンビニの証明書交付サービスにおける住民票の誤発行トラブルについてだ。 横浜市のトラブルは2023年3月27日昼に発生した。住民がマイナンバーカードを使って住民票の写しの交付を受けようとしたところ、他人の住民票が誤発行される事象が相次いだのだ。原因は富士通Japanが手

    他人の住民票が誤発行される謎バグの真相、富士通Japanの「稚拙」設計に専門家も驚く
    suikyojin
    suikyojin 2023/04/21
    住民票の要求なんて、ランダムに並列的に発生するもの。並列処理として最後まで処理するか、待ち行列にして、逐次処理の部分は、競合が起きないようにするもののはず。確かに、おかしな設計になっていらしい。
  • 「低い単価に縛られて給与が上がらない」、賃上げなき人月商売のIT業界に明日はない

    言葉は悪いが、「企業のシステムを人質に取っているのだから、ふっかけてよいぞ」とあおりたい人たちがいる。誰かと言うと、客先に常駐してシステムの保守運用を担うITベンダーの技術者たちだ。業務内容に比べて待遇が劣悪過ぎるのに、じっと我慢している。そんな技術者に向けて言っているわけだ。ベンダーロックインという言葉があるが、実際には担当技術者がいないとシステムの維持もままならない「エンジニアロックイン」状態といえるから、安い単価や賃金で使われているのなら「ふざけるな」と強気になってよい。 足元の春闘では、大企業を中心に賃金の大幅引き上げが相次いだ。これまで賃金が上がらなさ過ぎたので、大幅といってもベースアップ込みで5%、良くて10%といったところだが、41年ぶりといわれる物価高騰の折、一息つけると喜んでいるビジネスパーソンもいることだろう。では、IT業界ではどうか。この「極言暴論」で取り上げるわけだ

    「低い単価に縛られて給与が上がらない」、賃上げなき人月商売のIT業界に明日はない
    suikyojin
    suikyojin 2023/03/27
    逆。技術力等を評価して高い給料を払う会社が無いことこそ原因。個々の技術者が賃上げを要求しても、拒否されるか、最悪、クビになるだけだろう。
  • x86プロセッサーへの固執を絶つIntel、NVIDIAに全力で対抗

    時価総額で米NVIDIA(エヌビディア)の後じんを拝して久しい米Intel(インテル)。自前のx86アーキテクチャーに固執せずに、NVIDIAが優位に立つ製品に対抗する新たなプロセッサーを、2022年5月10日と11日にビジネス顧客に向けて開催したプライベートイベント「Intel Vision 2022」において、次々と発表した ニュースリリース 。中でも記者の眼を引いたのは、AI人工知能)/機械学習の学習フェーズ向けのプロセッサー(図1)、クラウド/データセンターのMPUから各種処理をオフロードするプロセッサー(IPU:Infrastructure Processing Unit)、データセンター向けGPUカードの3つである。 図1 基調講演で学習用プロセッサー「Habana Gaudi2」を掲げる米Intel(インテル)のSandra L. Rivera氏(executive vic

    x86プロセッサーへの固執を絶つIntel、NVIDIAに全力で対抗
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    suikyojin 2022/05/30
    iAPX 432とかItaniumとか非x86系は、Intelも失敗続きなんだけど……。iAPX 432なんて、386よりずっと前に発表されているけど、一部の好事家しか覚えていないだろう。
  • みずほ銀行と他の金融機関を徹底比較、ここまで違う「安定稼働対策」

    金融庁によれば日の金融機関は2020年の1年間だけで、約1500件ものシステム障害を起こしている。それでもみずほ銀行のシステム障害だけが世間で注目されるのは、単に回数が多かっただけでなく、顧客に与えた影響が大きかったからだ。 逆の視点で見るとみずほ銀行以外の金融機関では、システム障害のインパクトを極小化する「ダメージコントロール」が機能しているということになる。みずほ銀行と他のメガバンクにおけるシステム安定稼働対策を比較すると、様々な違いが見えてくる。 はっきり異なるのは、システム障害に対する備えだ。

    みずほ銀行と他の金融機関を徹底比較、ここまで違う「安定稼働対策」
    suikyojin
    suikyojin 2022/03/08
    マルチベンダーが諸悪の根源に見える。ベンダーが増えると、組み合わせが急激に増える。その上、インターフェース仕様の必要な詳細度も大きく増える。
  • 「売り切れんくらい積み上げろ」 常識外の在庫量で躍進

    機械工具卸売業のトラスコ中山は、「在庫は悪」という考えの真逆を行く在庫戦略で成長を遂げている。約3000社の製品を取りそろえて即納するという他社にはないサービスが多くの顧客を惹きつける。「在庫は成長のエネルギー」と力説する代表取締役社長の中山哲也氏に話を聞いた。(聞き手は岩野 恵、高市清治、中山 力) 生産現場で必要な商品をすぐに届けられるよう、幅広い商品をとにかく置いて、置いて、置きまくろう。そういう方針で会社を経営しています。現在、在庫として持つ商品は約50万アイテムあります。50万アイテムというのは半端ではない数字だと自負しています。商品を買う側からすると、トラスコとつながるだけで、50万アイテムの商品を即納してもらえる。こんなに便利な会社は他にありません。 我々の在庫戦略は、マーケティング用語の「ロングテール」に該当すると言われることがあります。直訳すると長いしっぽですね。例えば、

    「売り切れんくらい積み上げろ」 常識外の在庫量で躍進
    suikyojin
    suikyojin 2022/02/22
    つまるところ、在庫のコストと在庫切れの機会損失のバランスの問題。他所と同じようにやっていると、同時に在庫切れになって、機会損失が大きくなってしまう。ゲーム理論的駆け引きも必要。
  • みずほ銀行窓口業務ストップの真相、DC切り替えをためらい障害が長期化

    みずほ銀行で2021年8月20日、営業店の窓口業務が全面停止するトラブルが発生した。前日の19日午後8時53分ごろに営業店端末と勘定系システムをつなぐサブシステムで、データベース(DB)サーバーがディスク装置の故障をきっかけに停止したためだ。待機系DBサーバーへの切り替えも失敗、副データセンター(DC)に処理を切り替えた。副DCへの切り替えに着手するまで11時間超を要し、業務開始に間に合わなかった。 みずほ銀行で2021年8月20日、全463店舗で営業店端末や店頭のタブレット端末が使用不能になった。午前9時の開店から午前9時45分までは全ての店頭取引ができなくなり、その後も午前11時58分まで融資や外国為替(外為)の一部取引ができなくなった。営業店端末などと勘定系システム「MINORI」をつなぐサブシステム「業務チャネル統合基盤」が前日の8月19日午後8時53分ごろに停止したためだ。 業務

    みずほ銀行窓口業務ストップの真相、DC切り替えをためらい障害が長期化
    suikyojin
    suikyojin 2021/09/24
    DC切り替えに限らず、この手の切り替えのトラブルはよく聞くからな……。切り替わらないとか。最悪は、どちら側も失敗した状態になるとか。ためらうのも無理はない。
  • JTBなど400社が使うTISのリモートアクセスサービスが全面停止、復旧は6月以降

    TISによれば、RemoteWorksは約400社が使い、2万IDを抱える。現在は全面停止している。不具合の原因についてTISは「利用者数の急増に伴い不具合が発生しているようだ」(広報)とする。セキュリティー面の脆弱性が存在する可能性も考慮に入れて、調査を進めているという。既存ユーザーへの代替手段の提供に関しては「個別に調整を進めている」(同)。 RemoteWorksを全社推奨ツールとして使っているJTBはサービス停止により一部の業務で支障が出ている。「リモート環境での代替手段がない業務については担当者が出社して対応している」(JTB広報)という。

    JTBなど400社が使うTISのリモートアクセスサービスが全面停止、復旧は6月以降
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    suikyojin 2020/04/18
  • 京都市が基幹系刷新で2度目の失敗、2020年1月の予定だった稼働時期が「未定」に

    延期の原因は新福祉系システムのバッチ処理で生じている「不具合の収束が年中に見込めないこと」(総合企画局の資料)である。開発ベンダーであるキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2019年12月13日、京都市に対し「ほとんどの評価項目に残課題があり、2020年1月の番稼働の品質に満たないため、品質確認のためのテストが必要」との旨を報告した。稼働延期により京都市は「現行システムの端末経費等が生じる」として追加費用を見込んでいる。 京都市は2014年から80億円以上を投じて基幹系刷新に取り組んでいる。バッチ処理を巡っては一度失敗しており、仕切り直したものの再び失敗を重ねた格好だ。

    京都市が基幹系刷新で2度目の失敗、2020年1月の予定だった稼働時期が「未定」に
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    suikyojin 2019/12/28
  • 無停電機能を外したまま電源設備を更新、楽天などに影響した九電系データセンター障害の原因判明

    九州電力の通信子会社QTnet(福岡市)のデータセンターで障害が発生した問題について、2019年11月26日に停電の原因が判明した。11月23日朝、電源設備の更新作業中に通常時の電源が遮断したことで予備電源に切り替わったが、電源の切り替え時に作動する無停電機能を外して作業していた。その結果、7秒間ほど電源が停止し、利用各社のシステム障害につながった。 今回の障害で、事業継続を安定させる目的で使うはずのデータセンターに、想定外の盲点があると明らかになった格好だ。QTnetによると、影響を受けた約260の企業・自治体の中で、2019年11月26日10時時点で22社が復旧できていないという。 今回の障害の影響で、クレジットカード楽天カードやスマホQR決済の楽天ペイが11月23日朝に利用できなくなった。楽天ペイは11月25日朝に一時的に使えなくなったり、楽天カードは現在も一部機能が利用できなかっ

    無停電機能を外したまま電源設備を更新、楽天などに影響した九電系データセンター障害の原因判明
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    suikyojin 2019/11/26
  • 「なぜ給料が安いのか」外国人プログラマーから詰められ苦しむ管理職

    Q.ソフト会社で管理職を務めています。先日、ある契約社員の外国人プログラマーから「正社員よりも多くプログラムを作っているのに、なぜ自分のほうが給料が安いのか」と詰め寄られました。そういう契約だからと説明しましたが納得してくれません。対応に苦しんでいます。 正社員と契約社員の格差があるのでしょう。職務給(従事する仕事の内容や職務の価値で決定する賃金)が一般的な外国人には理解しづらいと思います。また、正社員同士でも同じような不満を訴えるケースがよくあります。 日も今後、社員区分や年齢、勤続年数に関係のない「同一労働同一賃金」の給与体系になっていくかもしれません。筆者は将来、職務給の考え方が広がるだろうと思います。つまり仕事内容で給与を決めるものです。 外国人や若手は「職務給」を望む いつか帰国する外国人、あるいは常に転職を意識している若手社員は職務給を望みます。年功型賃金の下で現場で実際に手

    「なぜ給料が安いのか」外国人プログラマーから詰められ苦しむ管理職
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    suikyojin 2019/08/11
  • 必要ないのに今日もまた「テレワーク」、出社しない部下に悩む上司

    Q.IT企業に勤務する管理職です。当社ではテレワーク制度を導入しており、社員は自宅で勤務できます。ところが最近、業務上必要がないのに頻繁にテレワークをする部下が出て悩んでいます。指導しても会社に認められた権利だと反論するばかりで会社に来ません。 テレワーク制度が許可制なら、申請を却下して問題ないでしょう。会議や客先対応などがある日についてはテレワークを認める必要はありません。もし却下できずに業務に支障を来す場合は、制度そのものを見直すことをお勧めします。日ごとにテレワークの許可を取る「都度申請方式」にすれば、質問のようなトラブルはなくなるでしょう。 他の業種に比べて、システム環境が整っているIT企業ではテレワークの導入が容易です。同様のトラブルは、他のIT企業でもしばしば起こっているようです。 とはいえ、テレワークが可能であれば、通勤時間の削減になるので有益な働き方になります。その意味でも

    必要ないのに今日もまた「テレワーク」、出社しない部下に悩む上司
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    suikyojin 2019/06/27
  • 令和のシステム障害第1号はどこだ?改元後のトラブル10連発まとめ

    令和が幕を開けた2019年5月1日、改元対応に関する目立ったシステムトラブルは発生しなかった。だが10連休が明けた2019年5月7日、大阪市や名古屋市、仙台市で改元対応の不備によるシステム障害が発生。ゆうちょ銀行やみずほ銀行、楽天銀行で連休明けのアクセス集中に関するトラブルがあった。 多くのシステムが改元対応やアクセス集中を乗り切った一方で、トラブルはなぜ生じたのか。改元のその日に起こったトラブルから見ていこう。 仕様のずれに気付かず「31年5月」を印字、第1号は上天草市 改元日の2019年5月1日、熊県上天草市は同月6日まで発行する水道使用量の検針票に「31年5月分」と誤って印字していると発表した。検針票はもともと元号を省略した和暦で年月を印字しており、正しくは「元年5月分」と印字するはずだった。 水道局の職員は月初に契約世帯を巡回し、水道使用量を確認してハンディー端末で検針票を出力し

    令和のシステム障害第1号はどこだ?改元後のトラブル10連発まとめ
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    suikyojin 2019/05/09
  • Windowsの令和対応パッチ配信が始まらず、10連休に間に合わない懸念も

    マイクロソフトによる新元号「令和」に対応するためのWindowsの更新プログラム(パッチ)の配信時期が不透明になっている。2019年4月22日午後の時点で、まだ配信が始まっていない。 同社は「現在、米国の技術チームが準備を進めているところで、まだ配信時期は確定していない。22日中の配信開始はない。10連休に入る前の26日までの配信開始を目指している」(広報)が、間に合わない可能性もある。「全製品で同時期に配信せずに、Windows 10/8.1/7などの製品によって配信開始時期を変えることになるかもしれない」(同)と説明する。 今後配信する予定のパッチは、Windowsの時刻制御をつかさどる「日付と時刻」を修正して令和に対応する。平成の次が令和だという内部ロジックを実装して、2019年の1月から4月までが平成31年で、5月以降が令和元年と認識させる。かな漢字変換機能も修正して、令和を変

    Windowsの令和対応パッチ配信が始まらず、10連休に間に合わない懸念も
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    suikyojin 2019/04/23