table)の出力位置をコントロール float環境(figure/table)の出力位置をコントロール † LaTeXではfigure環境やtable環境の出力位置は半自動的に決定されます。これらの環境は共通のfloatマクロでできているのでまとめてfloatと呼びます。 floatの出力位置は文章とfloat の大きさなどのバランスを考慮して決まりますが、一般に狙った場所に出そうとするとうまくいかないことが多いです。ここではなるべく少ない労力で出力位置をうまくコントロールすることを 考えます。 ↑ デフォルトの位置指定子でfloatの処理をさせる † つまり\begin{figure}[ht]などと明示的にオプションを 指定しないでおきます。ちなみにデフォルトのfigure/table環境の位置指定子は[tbp]になっています。これは、ページの上(t)、下(b)、 単独ページ(p)を順