事前に招待状で予告されていたとおり、アップルが19日に自社イベントで披露した『iBook 2』と『iBooks Author』、『iTunes U』は、教育分野に関係したアプリだった。 同社は、Apple IIの時代から、教育分野との関わりは深い。 スティーブ・ジョブズの復帰後に初等教育でクラムシェルの初代iBookが使われているという事例が記憶に残っている。ポリカーボネートとラバーで覆われたボディーは頑丈なうえ、取っ手を持って運べるという、低学年向けのマックとしてはうってつけだった。 しかし、ここ数年は他社の低価格・大量導入攻勢とXserveの販売中止で、初等教育だけでなく学術研究の分野でもアップルの影が薄いと感じていた。そんなタイミングでの発表だったので、コンシューマー市場とは別の市場も狙うアップルの並々ならぬ意気込みを強く感じた。(ホンネは、新しいハードウェア製品を早くリリースしてほ