もうぶっちゃけて言ってしまえば英語圏のITスタートアップで働く場合に日本人であることのメリットなんてほとんど無い。日々の業務で実感できることなんて皆無だ。ほとんどの情報は英語で発信されているし、会議もランチ中の会話も英語。ジリ貧状態の日本市場と同じように昔は存在したかもしれない日本語話者のメリットも低下しっぱなし。その代わりに英語の重要性だけが急上昇を続けている。 そんな中で本当に日本人であることのメリットだな、と実感できたことはこれ。 Rubyを作ったまつもとゆきひろ氏が日本人であること。 これは応募書類の技術欄に「Ruby」と書いた場合に限られるが、転職の面談時に意外にイケる。全ての日本のRubyに関わるエンジニアはまつもと氏に感謝しなければならない。 例えばリネオル・メッシという世界最高のサッカー選手がアルゼンチン出身というだけで「アルゼンチン人=サッカー上手い」の印象が人々に刷り込
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