どうも、tamaminaoです。 先日朝井リョウさんの小説『何者』(新潮社)の感想を書きました。大学生の就活をテーマにした小説で非常に面白かったので、早速、続編の『何様』(新潮社)も読んでみることに。今日はそちらの感想を書いてみたいと思います。 tamaminao.info リンク リンク オムニバス小説『何様』 『何様』は6つの短編からなるオムニバス小説で、『何者』の登場人物たちの前日談、後日談が描かれています。 様々な登場人物が登場し、テーマも短編ごとに違うので、本一冊としては少しまとまらない印象も受けますが、ラストの表題作「何様」が非常に心に残りました。 リンク 「人を選ぶ側」の葛藤 短編「何様」の主人公は松居克弘という新入社員です。『何者』の中で、主人公の二宮拓人と一緒に集団面接を受けていた一人。拓人はその面接に落ち、克弘は無事合格して入社に至っています。彼が入社したのは設立17年
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