孤狼の血LEVEL2を観て久しぶりにブログを書いている。 観終わった直後の感想は残念以外出てこなかったのだが、一晩あけてじっくり考えてみる。 そもそもわたしは、1作目の、あの渋さやエグさが好きだったのだろう。 役所広司が良かったのか。リアルに泥臭かった。 松阪桃李のキレた目も抜群に良かった。 わたしはこの映画に刺激を求めていたのかもしれない。 観ていてゾクゾクするような、胸糞悪くなるような、目を背けたくなるような。 そういう点でみると、登場人物が誰も怖くないのが残念だった。 鈴木亮平の役作りには感服するが、悲しい過去(想像の範疇)を抱えた狂った殺人鬼に見えて悲しい。 心の奥底から恐怖が滲み出てくるような、強烈な邪悪を想像していたのだ。 他キャストにはヤクザの痺れるような格好良さや渋さも欲しかった。 悪の中の信念をもっと見たかった。 もっとやってくれよ、もっとくれよ…という気持ち。 わたしは
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