ラッパーのトラヴィス・スコットは、米国のレイバーデー(9月第1月曜日)の連休中にヒップホップのプレミアイベント「Day N Vegas」に出演する予定だった。彼にとっては、昨年起きたアストロワールドの悲劇(自身の主催フェスティバルで...
8月31日に日本のMCバトルシーン(ラップバトル)を牽引する6つの団体によって開催された大規模フリースタイルMCバトル大会「BATTLE SUMMIT」で、新たなプロジェクト「フリースタイルリーグ(FSL)」が発表された。 FSLは、MCバトルをエンターテインメントに昇華するべく、プロリーグ化を目指すというもの。 なお、発足と同時に発表されたスペシャルエキシビジョンマッチとして、「フリースタイルダンジョン」初代モンスターをつとめたT-Pablow(BAD HOP)さんとR-指定さん(Creepy Nuts)による試合も予定されているが明かされた。 MCバトルだけでは食っていけない現状 これまでMCバトルは、ヒップホップシーンでは磨き上げたスキルを披露し知名度や評価を得るという場であり、必ずしも金を稼ぐ場ではなかった。 大会に出場するラッパーたちは場合によっては参加費を払い、ステージ上でパフ
ボーイズグループのBTSは、2021年に世界で3番目に多く再生されたアーティストとなり、グループとしては堂々たる1位を獲得した。ガールズグループのBLACKPINKとともに、国連の総会やCOP26でスピーチ役を務めるなど、その名を世界に轟かせている。
韓国アーティスト初の、全米ビルボードシングルチャート1位という快挙を宣言する中吊り。2020年9月撮影。 撮影:西山里緒 世界ナンバー1の人気ボーイズグループ、BTS (防弾少年団)。2021年もアメリカ、韓国で数多くの音楽賞を受賞し、日本でもオリコン年間ランキングでアーティストセールス1位(総売上金額184億円)を獲得した。 米ロサンゼルスで2年ぶりに開いたコンサートでは11月末から12月初めの4日間で3300万ドル(約37.6億円)相当のチケットを売り上げたという(米ビルボード誌調べ)。いま7人のメンバーは地元韓国でデビュー後初めてとなる、年末年始休暇を取っている。 そんな中、所属事務所は12月24日と25日に、メンバーのうち3人(RM、ジン、シュガ)が相次いで新型コロナウイルス陽性となったことを公表。世界中のメディアが報道した。 ニュースが一巡したあとの27日、シュガはファン向けプラ
BTSをはじめとしたK-POPが世界で注目を集める一方で、日本のJ-POPはなかなか世界に出ていくのは難しいと言われ続けてきました。 ただ、そんな思い込みを吹き飛ばす快挙をTravis Japanが成し遂げ続けていることをご存じでしょうか? Travis JapanはジャニーズJr.内の7人組の男性アイドルグループ。 2022年3月に日本での活動を一旦休止し、アメリカに無期限で留学するという、最近のジャニーズのグループとしては非常に珍しい挑戦を選択したことで話題になりました。 参考:Travis Japan 7人全員でLAダンス留学 3月下旬に出発 少年隊以来38年ぶり ジャニーズ事務所所属グループの海外留学は実に38年ぶりということで、Travis Japanの留学が発表されたときには、一部のファンの間でも混乱があったようですが、その後、着々と海外留学の成果を上げ続けているのです。 「ア
異色の日本人アーティストが世界を沸かせている。ヒップホップ・ R&Bの楽曲を展開する7人組ガールズグループ「XG(エックスジー)」だ。 2022年3月にデビューシングル「Tippy Toes」をYouTubeで公開して以降、じわじわと知名度を高めてきた。さらに人気を押し上げたのが、6月29日に公開された2ndシングル「MASCARA」だ。YouTubeでは公開から2週間足らずで1000万回再生を突破。曲中の振りは「手裏剣ダンス」として話題になり、SNSには「踊ってみた」動画の投稿も相次いでいる。 「MASCARA」は iTunes Song Chart の Alternative 部門において、17の国と地域で1位を獲得。また、7月8日の全世界175カ国の成績をすべて合算して集計したチャートでは 25位を獲得している。 7月1日からはアメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアに映し出された
リスナーに向けて、地道に音楽を届けてきた。今年も全国津々浦々のホールを回り、24都市で47公演を開催する。間もなく30周年を迎えるラジオ番組「山下達郎サンデー・ソングブック」では、個人のレコードコレクションを使い、選曲から構成まで手がける。 「『あれは俺のやりたかったことじゃない』と言って、ヒット曲を歌わない人って多いんですよね。ベストヒット=自分のベストソングじゃないんでしょう。お客さんはそれが聴きたくても、ライブでやってくれない。逆にマニアと呼ばれる人々はヒット曲を嫌う。でも、私は誰が何と言おうと、『クリスマス・イブ』はやめません。夏でもやります。だって、それを聴きに来てくれるお客さんがいるんだもの」 「僕のビジネスパートナーは海外進出しようと何度も言ってましたけど、僕はずっと拒否し続けてきた。90年代の頭ぐらいには、ブライアン・ウィルソンとコラボやらないかとか、いろんな提案もあった。
ニュース 若者 バラエティ 音楽祭などの特別番組は除き、定期的にテレビで放送されている音楽番組をふだん見るかどうかを聞き、見るという人には首都圏の地上波テレビ番組表(2022年4月時点)からピックアップした番組の中で、好きな音楽番組を調査。録画や見逃し配信、DVDやインターネットで見る場合も含めて回答してもらった。 「まったく見ない」と回答した人は全体の35%で、6割超の高校生は何らかの音楽番組を見ていることがわかった。男女別にみると「まったく見ない」という人は、女子高生で3割弱、男子高生で4割超となり、女子高生のほうが音楽番組をよく見ているようだ。また、学年が上がるにつれて「まったく見ない」の割合が高くなり、3年生では4割だった。 見ている音楽番組の全体1位は『CDTVライブ!ライブ!』で4割強、全体2位は『ミュージックステーション』で3割超。どちらも生放送で音楽パフォーマンスを楽しめる
WAmazingは、従業員約150名のうち、4割以上が外国籍社員で、かつ日本在住の皆さんで、日本語もとても上手です。(まぁ在籍の日本人社員が私も含めて、英語や中国語がたいしてしゃべれないから、基本は日本語検定N1以上を所有している方を採用しているからなのですが…) 面接時に「日本語お上手ですね、どうしてそんなに上達したのですか」と、聞くと、「日本の●●がスキで日本に興味を持って、それで日本語を勉強して日本語がわかるようになりました」というような返答がとても多いのです。 私が上記のような質問を外国籍の彼らにする理由は、日本はかつてのように成長性が高い国でもなければ、給料が高い国でもないから、彼らが日本のスタートアップであるWAmazingを選んでくれることがとても不思議だからです。 そして「日本の●●がスキで、それをきっかけに日本に興味を持ち、日本語を勉強し…」というものの例としては、たとえ
英国の有名サッカースタジアム「ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)」が、6月に開催されるエド・シーラン(Ed Sheeran)のコンサートで、ブロックチェーン技術活用のチケッティングソリューション「TIXNGO」を活用することが5月20日に分かった。 これまでに「TIXINGO」は、「ヨハン・クライフ・アリーナ」や「スタッド・ド・フランス」など、世界の主要なスタジアムやイベントで利用されてきた。また2021年のUEFA欧州選手権では、UEFAが大規模な導入に成功した実績もあるという。 「TIXNGO」は、スマホファーストで暗号化されたデジタルチケットを作成し、偽造チケットのリスクを排除するためのソリューションだ。 「TIXNGO」を通して作成・販売されたチケット所有者は、デジタルウォレットにて、いつでも安全にチケットをダウンロード、譲渡、保管などができるようになるとの
FM情報誌『FM STATION』が、ラジオ番組『FM STATION 8090 ~CITYPOP & J-POP~ by Kamasami Kong』となって、CDとカセットテープで7月20日にリリースされる。 『FM STATION』は、FM番組を録音して楽しむ”エアチェック”というカルチャーが流行していた1980年代に読まれていたFM情報誌。同作は、「アノコロ80年代90年代のFMラジオから流れるCITYPOPやJ-POPを聴きながら、海岸線や街の中をドライブする最高に気持ちの良い1日」をコンセプトに、80〜90年代の爽快度抜群の音楽カルチャーをギュッと詰め込んだ内容になるという。 ラジオ番組をナビゲートするのは、インターナショナルDJ のカマサミ・コング、そしてジャケットには、当時の世界観を彷彿とさせる鈴木英人が担当している。 鈴木英人コメント 昭和・平成・令和、3つの時代を股にか
Snow Manが、7月13日に自身7枚目となるシングル『オレンジkiss』をリリースする。 リーダー 岩本照が単独初主演を務める映画『モエカレはオレンジ色』の主題歌となっている表題曲は、この映画のために書き下ろされた新曲。「オレンジkiss」の“オレンジ”は“夕暮れ”を指し、この情景と合わせて、恋をすることで生まれた“相手を守りたい”という想いや、自身の成長を描いた“エモキュンラブソング”となっている。思わず口ずさみたくなる、エモーショナルなサビのメロディも印象的な仕上がりとなっている。 先日公開された映画『モエカレはオレンジ色』予告映像でも主題歌の一部が使用されている。 さらに、5月19日放送のレギュラーラジオ『Snow Manの素のまんま』(文化放送)では、本楽曲がラジオ初解禁される。 シングルには「オレンジkiss」の他にも新曲となるカップリング曲を3曲収録予定。詳細は後日発表され
美術や演劇、ダンスなどといった分野の芸術家が、日常の空間から離れた場所に一定期間滞在し、新たな環境で創作活動を行う。またはそれを支援する活動は「アーティスト・イン・レジデンス(artist in residence)」と呼ばれている。 芸術家たちはその土地の歴史や文化を調べ、住民たちとも交流しながら、作品づくりや創作のためのリサーチを行う。このような手法をとることで優れた作品ができあがるので、芸術家の育成につながるとともに、芸術家を受け入れた地域にとっても異文化の流入という普段では得られない新たな刺激がもたらされる。 11年前の森山の体験から生まれた 神戸市でも4月13日に「アーティスト・イン・レジデンス」に関する発表があった。俳優でダンサーでもある森山未來をはじめとするメンバーが記者会見を開いて、神戸市北野地区にある昭和30年代に建てられた外国人向けの賃貸マンションをリノベーションして「
コンサートやイベントの電子チケット販売や、ライブ配信プラットフォームを運営するイギリスのスタートアップ「DICE」は、ダンスミュージックやクラブミュージック専門の音楽動画チャンネル「Boiler Room」を買収したことを発表しました。 DICEは9月、ソフトバンク傘下のソフトバンク・ビジョンファンド2などから1億2200万ドル(約1395億円)をシリーズCラウンドで調達したばかりでした。 Boiler Roomは、2010年に動画配信を開始し、主にYouTubeを中心に、DJや音楽クリエイターのライブパフォーマンスを配信する動画チャンネルとコミュニティを運営しています。現在では当たり前になったアーティストやDJのライブ配信ですが、Boiler RoomはYouTubeと動画配信テクノロジーの可能性にいち早く着目してきました。 メインストリームでは日の目が当たりにくいアンダーグラウンドシー
非常に骨太な論考でした。K-POP、J-POP論は感情的なものや感覚的なものとなりやすい傾向がありますが、本記事は分析的であり、かつ、データを利用しており、非常に説得力がありました。 とりわけ、後半の秋元氏に対する痛烈な批判も含めた論考は興味深い。「となりのバナナ」の動画を見ましたが、正直なところ、色々な意味で絶句。これを「プロデュース48」で、かつ、フェミニズムの盛り上がってきていた当時の社会で、10代の女性が歌った(歌わせた)という点には、コメントのしようがない。 「プロデュース48」は、本記事の筆者が言うJ-POP(より言えばAKB的手法)の「鎖国」状態から、開国しようとして隣国に乗り込んだものの、返り討ちを受け、再び内向きな、かつ内向きに通用する論理の再構築(=韓国は韓国、日本は日本などのロジック)へとつながったとも言えるではないのでしょうか。
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