14日付けエルゴラッソのインタビューで名古屋の久米GMが、Jリーグの育成の問題点を指摘している。 Jクラブが出来たことで素質ある選手がJユースに所属するようになったが、A代表を見ても分かるように、クラブ育ちの選手よりも高校出身者の方が最後まで戦い抜いて生き残っている。 そうした現状を受けて久米氏は、選手育成に関しては「高校の先生の教育の方がクラブの指導者よりもはるかに優れているのが現状」と語り人間教育の重要性を指摘している。 名古屋の若手も含めて、「温室で育ってきてサッカーしかやってこなかった選手が多過ぎる」し、そういう選手がトップチームに絡めないのは当たり前だと。 「これは名古屋が抱えている負の部分であり、ひいてはJリーグ全体の問題でもあります」と同氏は語っている。