モスクワ地下鉄の新型車両。USB電源でスマホを充電する、いまどきロシア女子(撮影:服部倫卓、以下同様)。
モスクワ地下鉄の新型車両。USB電源でスマホを充電する、いまどきロシア女子(撮影:服部倫卓、以下同様)。
[第23回] チェルノブイリから130km。キエフの記憶と教訓 国末憲人 Kunisue Norito(GLOBE副編集長) 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から、4月26日で25年が経った。折しも福島第一原発事故が世界の注目を集める。日本での事故で呼び起こされる四半世紀前の記憶、そしてその教訓は。 ウクライナの首都キエフにこれほどの報道陣が詰めかけたのは、民主化を達成した2004年の「オレンジ革命」以来かも知れない。取材対象はチェルノブイリ原発事故25周年の国際会議。 地味なイベントのはずだったが、3月に起きた日本の原発事故が原子力問題への世界的な関心を呼び起こし、ニュースの表舞台に躍り出た。 会議の場で、あるいは25年前の事故現場を訪問して、各国メディアはしきりに問いかけた。チェルノブイリとフクシマは何が同じでどこが違うのか。 共通点は少なくない。 世界に与えた衝撃の度合い。各国の原子力
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