3.11以降、リスク論で広く知られる社会学者ウルリヒ・ベックやニクラス・ルーマンを引きながら議論している人はあまり多くない……と思っていたのですが、武田徹さん以外にも、ぽつぽつと出てきているようです(たとえば http://bit.ly/gP5RDY )。「安全」について講義したミシェル・フーコーを含め、人文・社会科学の英知が現実に対してどこまで有効か検証する必要あるかもしれない、となんとなく考えていたら、ウルリヒ・ベックが福島原発事故について、『ルモンド』3月25日付に論考「崩壊しかけている進歩と安全の神話」 http://bit.ly/e33LSv を寄稿し、『南ドイツ新聞』のインタビューに答えていることを知りました(3月14日付「"Ein strategisch inszenierter Irrtum" 」http://bit.ly/h1uc7V)。 前者はフランス語、後者はドイツ語