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ブックマーク / xtech.nikkei.com (24)

  • NRIとSCSKは「1兆円企業」になれるか、躍動する準大手SIerに立ちはだかる2つの壁

    国内のIT業界が大きな転機を迎えている。2000年代後半に当時の売り上げ規模で「3000億円クラブ」と呼ばれたSIer(システムインテグレーター)の企業群が売上高1兆円を目指して動き始めた。 野村総合研究所(NRI)とSCSKは2030年までの長期ビジョンの中で売上高(売上収益)1兆円の達成をうたった。NRIは既に2024年3月期で売上収益7200億円を予想しており、1兆円の実現に向けて着実に収益を拡大している。 売り上げ規模は20年前の2倍や3倍に 国内でシステム構築を手掛けるSIerは大きく2つに分類される。自社製のハードウエアを持つNEC富士通、日立製作所などのメーカー系と、ハードを持たないシステム構築の専業企業だ。メーカー系はシステム構築以外の事業も手掛け、企業規模も大きいことからSI専業企業とは区別されてきた。 ハードを持たないSI専業の中で、群を抜いて企業規模が大きいのがNT

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    susue 2023/07/29
  • 記者は「ShellShock」に触れてみた、そして震え上がった

    LinuxなどUNIXベースのOSで広く使われているシェル(コマンド実行環境)「GNU Bash」で2014年9月24日に見つかった非常に危険な脆弱性、いわゆる「ShellShock」の件で、IT業界が大騒ぎになっている(関連記事:「Bash」に重大な脆弱性、Heartbleed以上に危険との見方も)。 記者は先週末、取材でほとんど外に出ていたが、取材先を訪問するたびに必ずこの話題が出ていたほど。もちろん、ITproはじめIT系ニュースサイトもShellShock関連のニュースを盛んに取り上げている。既にこの脆弱性を悪用する攻撃も始まっており、ボットネットも出現している。この先どんな被害が出るのか、想像するのも困難な状況だ。 記者は、記者としてこの手のセキュリティ記事を書く立場だが、対策をとるべきインターネットサイトの運用者としての立場も持っている。自宅で固定IPアドレス(IPv4)を契約

    記者は「ShellShock」に触れてみた、そして震え上がった
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    susue 2018/10/23
  • 中堅中小SIerの逆襲が始まる

    多重下請け構造が広がるIT業界で、ある異変が起きている。これまで下請けだった中堅中小のシステムインテグレーター(SIer)が、ユーザー企業と直接取引し始めているのだ。大手SIerとのコンペでも案件を勝ち取る例も珍しくない。理不尽な立場に追い込まれていた下請けSIerの“逆襲”と呼ベるが、ピンハネや丸投げを繰り返してきたような一部の元請けは窮地にさらされそうだ。 何もしないのに「4割」持っていく元請け 下請け時代に「死ぬまでやってくれる」と元請けから評され、約30年にわたって苦しみに耐えてきた中小SIerのシナプスイノベーション。同社は現在、下請けから元請けへと昇格し、ユーザー企業と直接取引できるようになった。同社の藤繁夫社長はかつての元請けへの怒りをこうぶちまける。「(元請けが手掛ける)上流工程の遅れはすべて下請けがかぶらされる。料金をもらえない仕様変更も頻発。労働時間は全くコントロール

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    susue 2017/06/05
  • プログラマの実力偽装を考える──初心者と中級者を分けているもの

    「プログラマの実力」とは一体何を指すのだろう、とよく考えることがあります。特に、プログラミング雑誌の編集者としては、「プログラミングの初心者と中級者を分けているもの」に、とても興味があります。 中級者と見なされるには、様々なものが求められるでしょう。特定のプログラミング言語の文法を隅々まで把握していることかもしれませんし、最新のライブラリやツールを使いこなせることかもしれません。たしかに、こうした知識は、優れたソフトウエアを開発するうえで重要です。ただ、そうしたノウハウは、使用するプログラミング言語や開発環境が変わると役に立たなくなることもあります。 そこで、日経ソフトウエア2014年4月号で、「中級者に必要なものは何か」をテーマにした「初心者脱出の近道は? プログラミングの『壁』大攻略」という記事を執筆しました。この記事では、中級者に必要なものを「良い習慣」と位置付け、どのような習慣が必

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    susue 2014/02/25
  • 「Struts 2の脆弱性を突いて不正侵入」、JINS通販サイトのカード情報漏洩

    ジェイアイエヌは2013年5月1日、同社のJINSオンラインショップへの不正アクセスによる情報漏洩(関連記事1、関連記事2)についての最終報告を公表した。漏洩した可能性のあるクレジットカード情報は2059件で、これまでに20件の不正利用の申告があった。不正侵入はミドルウエア「Apache Struts 2」の脆弱性を突いて行われたという。 JINSオンラインショップでは2013年3月6日にバックドアプログラムが設置され、第三者のサーバーにクレジットカード情報が転送されるようにプログラムが改ざんされていた。同社では3月14日に不正アクセスの痕跡を発見し、通販サイトを閉鎖していた。 漏洩した可能性のあるクレジットカード情報の範囲は、2013年3月6日から3月14日の間に同社オンラインショップでクレジットカードによる購入手続きを行った顧客の情報2059件。このうち、現在までに不正利用があった旨の

    「Struts 2の脆弱性を突いて不正侵入」、JINS通販サイトのカード情報漏洩
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    susue 2013/05/01
  • LVM

    LVM(logical volume manager)とは,複数のハード・ディスクやパーティションにまたがった記憶領域を一つの論理的なディスクとして扱うことのできるディスク管理機能。LinuxをはじめとしたUNIX系OS上で利用できる。 LVMでは,パーティション内を数十Mバイトの多数の小さな領域(物理エクステント)に細かく分割して管理する。(1)物理エクステントの集団を2つに分ける,(2)異なるハード・ディスク上にある物理エクステントを1つにまとめて管理する,ことであたかも1つのハード・ディスクを分割したり,複数のハード・ディスクを結合したかのように利用できる。 LVMを利用するには,ハード・ディスク内にLVM用のパーティションを用意する(図)。このパーティションを物理ボリューム(PV:Physical Volume)と呼ぶ。 LVMに参加する物理ボリュームは,最初に初期化される。初期化

    LVM
  • Linuxコマンド逆引き大全 Index - Linuxコマンド逆引き大全:ITpro

    Linuxのコマンドを「やりたいこと」で探すことができます。「やりたいこと」をクリックすると、コマンド名、動作、構文、オプションの意味をご覧いただけます。コマンドの基を学びたい方は「Linuxコマンド道場」を参照ください。ファイルの操作からテキスト・ファイルの処理方法まで,例題に基づいて学べます。

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    susue 2012/12/18
  • Linuxコマンド集 INDEX:ITpro

    Linuxのコマンドをカテゴリ別にまとめました。コマンドの動作、構文、オプションの意味までを掲載しています。コマンドの基を学びたい方は「Linuxコマンド道場」を参照ください。ファイルの操作からテキスト・ファイルの処理方法まで,例題に基づいて学べます。 コマンド集(アルファベット順) | コマンド逆引き大全 | シェル・スクリプト・リファンレス カテゴリ一覧 シェル・コマンド | ファイル管理 | システム管理 | ジョブ・プロセス管理 | テキスト・ファイル操作 | ネットワーク管理関連 | ネットワーク・クライアント関連 | セキュア・シェル(SSH)関連 | デバイス関連 | 印刷関連 | 符号化操作(圧縮・展開・エンコード・デコード) | パッケージ関連 | mtools関連(MS-DOS互換) | その他 アルファベット順メニューへ シェル・コマンド &コマンドをバックグラウン

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    susue 2012/12/18
  • 矢沢久雄の早わかりGoFデザインパターン(1) | 日経 xTECH(クロステック)

    今回は、パターンを1つだけ紹介します。「Mediatorパターン」です。GoFでは、それぞれのパターンの「目的]「背景」「効果」などが明示されています。私も、ちょっと真似をしてみましょう。複数のオブジェクトを組み合わせてプログラムの機能を実現するという目的において、オブジェクト間の関連がゴチャゴチャになってしまうという背景(問題)があり、Mediatorパターンの採用によって関連をキレイに整理できるという効果があります。説明だけでは、何のことだかわからないと思いますので、具体例をお見せしましょう。 図1[拡大表示](1)をご覧ください。これは、UML(Unified Modeling Language、ユーエムエル)と呼ばれる表記法で記述されたプログラムの設計図です。UMLでは、四角形の中に下線付きで名前を書いてオブジェクトを表し、関連のあるオブジェクトを矢印で結んで示します。ここで関連

    矢沢久雄の早わかりGoFデザインパターン(1) | 日経 xTECH(クロステック)
  • 携帯各社の今後を左右する、900MHz帯の割り当て案は妥当か?

    注目を集めていた900MHz帯の開設指針案が公表された。総務省が10月中旬に示した案よると枠は1枠であり、携帯各社による争奪戦は必至の情勢となってきた。少なくともNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの3社は開設指針案を踏まえて実際に900MHz帯争奪戦に参戦する意向を示している。 筆者は700M/900MHz帯の議論が始まる3年以上前から、この割り当ての行方に注目してきた。割り当て方針案の策定について、事業者選定にかかわる審査基準こそ、広いコンセンサスや戦略的な判断が求められ、より幅広い議論が必要ではないかという意見も述べてきた(関連記事:混迷必至の700M/900MHz帯割り当て、将来に禍根を残さない審査基準を)。 そんな中で、いよいよ事業者選定のベースとなる開設指針案が公開された。問題点があれば指摘し、可能な限り良い案にしていくことが、この議論を常日頃ウォッチしてきたメデ

    携帯各社の今後を左右する、900MHz帯の割り当て案は妥当か?
  • Rhodes[1]Rubyでネイティブモバイルアプリを作成

    新しいスマートフォンアプリの開発方法として「マルチプラットフォーム対応フレームワーク」という選択が可能になってきた。 3Dゲーム用エンジンで有名な「Unity3」や、Lua言語を採用した同じくゲーム向けである「Corona」、JavaScriptをネイティブコードに変換する「Titanium Mobile」、そしてまるでWebアプリケーションを作成しているかのように開発ができる「Rhodes」などがある。 Unity3はiOS/Android用ライブラリはアドオンとして有料で販売されている。Coronaは商用利用の場合はライセンス料がかかる。Titanium MobilとRhodesはどちらともオープンソースソフトウエアとして公開されており、ライセンス形態は違うが商用利用の場合でもロイヤリティフリーで利用することができる。 また、Androidなどではあまり関係ないが、iOSではApple

    Rhodes[1]Rubyでネイティブモバイルアプリを作成
    susue
    susue 2011/09/18
  • 製造業の業務とシステムを学ぶ

    この講座では,デジタル家電メーカーと自動車メーカーを題材に,製造業の業務とシステムについて解説する。Part1~Part3でデジタル家電メーカーの開発から量産に至る業務の仕組みとシステムを,Part4~Part6で自動車メーカーの業務とシステムについて詳しく説明する。 Part1 デジタル家電編(1)――事業の核はキーデバイス開発,3つの業務プロセスをITで支援 Part2 デジタル家電編(2)――バリエーションをBOMで管理,設計-製造連携で効率化を究める Part3 デジタル家電編(3)――肥大化する「組込みソフト」,危機回避の鍵は標準化と共用 Part4 自動車メーカー編(1)――CTO販売が特徴,新車開発プロセスをPLM/SCMシステムが支える Part5 自動車メーカー編(2)――進む3次元CADを核にした開発のデジタル化,製品仕様は部位ごとに管理 Part6 自動車メーカー編(

    製造業の業務とシステムを学ぶ
  • 刺激を求める技術者に捧げるScala講座---目次

    連載では,次世代のエンタープライズ・プラットフォームを支える言語として,このところ最も注目を集めている言語「Scala」の魅力をお伝えしていきたいと思います。Scalaは,技術的にもかなり刺激的で,楽しい言語に仕上がっています。最初の一歩から刺激的な技術解説まで,幅広くScalaおもしろさ,楽しさをお伝えしたいと思います。 第1回 なぜScalaなのか? 第2回 Scalaの基的な文法 第3回 Scala言語を探検する(1) 第4回 Scala言語を探検する(2) 第5回 Scala言語を探検する(3)関数型言語としてのScala 第6回 Scala言語を探検する(4)Scalaの型システム 第7回 関数脳のつくり方 First Season 第8回 Scala DSLでできること 第9回 Scala DSL事始め(前編) 第10回 Scala DSL事始め(後編)

    刺激を求める技術者に捧げるScala講座---目次
  • 第1回 なぜ、今、国家IT戦略なのか

    2001年に「IT法」(正式名称は「高度情報通信ネットワーク社会形成基法」)が施行され、内閣官房に内閣総理大臣を部長とする「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略部」、通称「IT戦略部」ができてから9年がたった。当時は1990年代後半から続いたITバブルが崩壊した後で、非常に遅まきながら日政府は「e-Japan戦略」という国家IT戦略を策定した。 昨年、民主党が政権交代を果たし、今年の6月22日、IT戦略部は、「新たな情報通信技術戦略 工程表」、通称「新IT戦略の工程表」を策定している。新政権が誕生してから10カ月目のことだが、実際、野党時代の民主党には国家IT戦略というものがなかったので、この時間のかかり方も仕方がないのかもしれない。 民主党に国家IT戦略がなかったのも当然で、ITバブル以降、国民の目がITから離れてしまい、ITで票がとれる時代ではなくなったからだ。現実には

    第1回 なぜ、今、国家IT戦略なのか
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    susue 2010/08/17
  • 基本情報技術者試験の出題傾向と対策

    平成22年春期の基情報技術者試験の問題は、過去3回の新制度の試験の中では最も合格率が低く、やや難度の高い試験となりました。問題を個別にみると、決して難度が高いものばかりではないのですが、解答に時間を要するであろう問題が多く見受けられました。今後もこの傾向が続くようであれば、試験時間内に合格点に達する解答を作成するスキルが必要です。 午前試験の対策としては、過去問題の演習を中心にすべてのテーマを均等に学習しないで、取捨選択を行うとよいでしょう。学習時間に対する見返りが大きい=得点に結びつく分野を中心に学習を進めましょう。「ストラテジ系の用語を覚える」など、出題頻度が高く深い理解がなくとも得点に結びつく分野は積極的に学習を進めましょう。 午後試験の対策としては、次の点があげられます。 問題文の読解力を養う基礎知識は午前試験の対策で身につけるアルゴリズムは満点を狙わないプログラミングに自信がな

    基本情報技術者試験の出題傾向と対策
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    susue 2010/07/27
  • 定番Web APIを知る

    何といってもWeb APIを利用する醍醐味は,各種のWeb サービスを組み合わせて新しいWebサービスを作成するマッシュアップです。 国内でもマッシュアップのコンテスト「Mashup Awards(http://mashupaward.jp/)」などが開催され,大盛況のうちに幕を閉じました。このようにWeb APIに対する関心は,日に日に高まっています。Mashup AwardsのWebページからは,参加企業が提供するWeb APIのリストやマッシュアップの例を見ることができます。その中から,代表的なWeb APIをいくつか紹介しましょう。 Yahoo! JAPAN Web API http://developer.yahoo.co.jp/ このYahoo! JAPAN Web APIは,開発者向けに展開するサービス「Yahoo!デベロッパーネットワーク」(図1)で提供されるWeb API

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    susue 2010/05/25
  • ITpro 総合トップ

    今すぐ業務で使える生成AI、大手SaaSベンダーのAI戦略 生成AIがSaaSの標準機能に、業務用製品への組み込み進める海外大手ベンダー5社

    ITpro 総合トップ
  • ITPro:北岡弘章の「知っておきたいIT法律入門」

    新会社法,個人情報保護法など新しい法律が相次いで施行されています。このコラムでは,様々な法律の解釈とともに,これらの法律が企業にもたらすリスクを解説していきます。 特定電子メール法の改正 [1]オプトイン方式による規制を導入 [2]オプトイン方式で送信者に義務付けられた運用ルール [3]情報提供を求める規定や罰則の強化で実効性を高める 日版フェアユース規定の導入 [1]現行の著作権法では技術の進展に追随できない [2]判例で拡大される米国著作権法における適用範囲 [3]英国のフェアディーリングによる権利制限規定 [4]権利者側はフリーユース正当化と負担増大を警戒 ヤフーオークションサイトの損害賠償訴訟 [1]場の提供者に一定の注意義務を認める [2]具体的な注意義務を費用対効果で判断 デジタルコンテンツと肖像権・パブリシティ権 (1)ネットのコンテンツ・サービスで避けて通れない (2)保

    ITPro:北岡弘章の「知っておきたいIT法律入門」
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    susue 2010/04/13
  • 国民との対話が生んだ、経産省ネット審議会の劇的コスト削減

    IT政策に関する意見をインターネットで募集、議論する“ネット審議会”「経済産業省アイディアボックス」が2010年3月16日、投稿受け付けを終了した。システム費用は前回の約700万円に対し、今回は90万円。この劇的なコスト削減は、アイディアボックスに参加した国民との対話から生まれた。 第1回アイディアボックスはSalesforce、終了後はデータで公開 経産省が最初にアイディアボックスを開設したのは2009年10月。目的はインターネットを通じた、意見募集システムの可能性の実験だ。議論のテーマは電子政府だった。実施は野村総合研究所に委託され、システムはセールスフォース・ドットコムのSaaS「Salesforce CRM Ideas」を利用した。約1カ月間運用し、システム費用は約714万円だった(関連リンク:電子経済産業省アイディアボックスの実施に係る基情報)。 2009月10月14日から11

    国民との対話が生んだ、経産省ネット審議会の劇的コスト削減
  • 第31回 産業革命の背後にあった貧困

    貧困の問題は、環境問題とは切っても切れない縁があるようだ。現在、特に貧困なサハラ以南のブラック・アフリカは、砂漠化を引き起こし、人口爆発にも見舞われている。だが、貧困そのものも環境問題かもしれないが、それより大きいのは物質的な充足を求める思いである。豊かになりたいという願望は、環境問題を引き起こす要因の一つになっている。アマゾン横断の高速道路の建設しかり、中国の工業化しかり。「開発=自然破壊」「工業化=汚染」という図式が生き続けている。 貧困という言葉は、まるで世の中の森羅万象諸々の問題を解く万能のキーワードのように使われている。革命を起こすのも貧困、テロを起こすのも貧困だ。では、貧困とは何を指すのだろうか。改めて考えれば、この定義は難しい。なぜなら、「貧困」とは人によって感じ方が違うからである。『革命の解剖』というを書いたC.ブリントンはいみじくも述べている。「1640年の英国農民を満

    第31回 産業革命の背後にあった貧困
    susue
    susue 2010/02/01