コンピューターに「完敗」した佐藤天彦九段。「あの日」と将棋の未来を語る2019.08.29 19:3020,402 Mugendai 渡邊徹則 棋士が感じたAIの強み。 「コンピューターが勝つのはあと10年先」といわれていた囲碁の世界で、人間が敗北を喫したのは数年前。将棋においても、すでに人間がコンピューターに勝つことは難しいと認識されています。 しかしそれでも、失うことを恐れず果敢に立ち向かう棋士がいました。IBMのWebメディアMugendai(無限大)には、2016年にあの羽生善治名人を破って20代目の名人となった佐藤天彦九段が登場。コンピューターとの戦いについて語られていました。 「勝つのは難しい」と感じた対局前。佐藤九段も驚いたコンピューター将棋の指し手佐藤九段は、2017年の「第2期将棋電王戦」において、現役名人としては初めてコンピュータ将棋ソフトの「Ponanza(ポナンザ)