【瀋陽=比嘉清太】中国国営新華社通信系列の国際問題専門紙「国際先駆導報」最新号(24日発売)は、「1950年6月25日、(北)朝鮮軍が38度線を越えて進撃を始めた」と報じた。 歴史的に、朝鮮戦争を「米韓による侵略戦争」と位置づけてきた経緯がある中国で、政府系メディアが「朝鮮戦争は北朝鮮軍の侵攻で始まった」との立場を伝えるのは異例だ。 共産党機関紙・人民日報系の「環球時報」紙(18日付、電子版)も、朝鮮戦争勃発(ぼっぱつ)時の状況について「(ソ連の)スターリンは(北朝鮮の)金日成の(武力統一)計画に同意した」とする研究者の見解を伝えた。 韓国の海軍哨戒艦沈没事件を念頭に、「中国が全面的に北朝鮮擁護の立場に立っているわけではないとのメッセージでは」(外交筋)との見方も出ている。 ただ、同戦争に人民志願軍を派遣して北朝鮮とともに戦った中国は、公式には「北朝鮮の侵攻」を認めていない。中国外務省の秦
豊田章男社長(右)と話す成瀬弘氏。傍らには2人が開発に情熱を傾けた「LFA」のレース仕様車=2009年11月22日、静岡県小山町の富士スピードウェイ、中川写す 「トヨタ2000GT」など数々の名車の開発に携わったトヨタ自動車のテストドライバー、成瀬弘氏が23日、高級スポーツカー「レクサスLFA」のテスト中に事故死した。国際C級ライセンスを持つ豊田章男社長は、成瀬氏を運転の「師」と仰いでいた。 トヨタなどによると、成瀬氏は67歳。ドイツ・ニュルブルクリンク近くの一般道を、LFAで走行中、他の車と衝突した。事故原因など詳細は不明。LFAは、成瀬氏が中心になって、走行性能や乗り心地を高めてきた。事故も、今年末の発売を目指したテスト中に起きた。 成瀬氏は1963年、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に臨時工として入社。その後、ドライバーとして頭角をあらわし、「セリカ」などのスポーツ車開発に携
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