4日の東京株式市場で、パナソニック株は値幅制限の上限(ストップ高)となる前週末比100円高の692円まで上昇した。パナソニックは1日発表の2012年10〜12月期決算で、純利益が614億円と2四半期ぶりに黒字転換。リストラ策の効果を好感した。 パナソニックは9月中間決算の損失処理により、13年3月期は7千億円を超える巨額赤字見通しのままだが、着実な構造改革が評価された。 シャープ株も前週末比18円高の347円だった。シャープも純利益が26億円と5四半期ぶりに黒字を確保。堅調に買い進められた。 関連記事大引け速報 「大型株が買われ5日続伸、パナソニックがストップ高買い気配」(2/4)〈ロイター〉日経平均は5日続伸、外部環境改善で連日の昨年来高値更新(2/4)〈ロイター〉日経平均は5日続伸、米景気回復期待と円安で資金流入が継続(2/4)〈東洋経済〉シャープは堅調、「類似銘柄」の中で動意薄く