中古車の輸出が堅調だ。2018年(1~11月)は前年同期に比べ6%増えた。伸びが目立ったのはアフリカやロシアといった資源国向け。18年秋まで続いた原油高で、購買力が高まったことが背景にある。日本の中古車は故障しにくいうえ他国の自動車に比べ割安として、特に新興国で人気が高い。貿易統計によると、18年1~11月の中古乗用車の輸出台数は101万7766台。このうちロシア向けは7万9674台と前年同期
先週、原子力規制委員会は関西電力に「津波警報が出ないのに福井県・高浜原発が津波に襲われた場合」の影響評価を報告するよう求めた。 いままでは、原子力発電所は津波警報を受けて水門を閉めることになっていた。だが、それでは間に合わない事態が起きる可能性があるからだ。 これはインドネシアでさる12月に起きた津波を見てのものだ。そのときに地震はなかった。しかし大津波が襲ってきて400人以上が死亡、1万6000人が避難する騒ぎが起きた。夜だし、雨期で火山は雲に隠れていた。 大地震があれば、やがて津波が来るかもしれない。だが、地震もないのに、いきなり大津波が襲って来るというのは、地元の人々にとって恐ろしい体験だった。 津波の原因はクラカタウ火山の噴火による海底の地滑りだった。これに新月による大潮が重なって大津波が起きたのだ。 日本でも火山からの地滑りで津波で大きな被害を生んだことがある。たとえば1792年
冷蔵庫やエアコンの冷媒として使われ、地球温暖化への影響が指摘される代替フロンの回収を進めるため、政府は、代替フロンを使った業務用の機器の廃棄について規制を強化する方針を決めました。 このため、代替フロンを使った業務用の機器の所有者は、機器を廃棄するときに専門の業者に引き渡し代替フロンを回収してもらうことが、フロン排出抑制法で義務づけられています。 しかし、環境省によりますと、適切に廃棄されず代替フロンが大気中に放出されるケースが相次いでいて、排出量が年々増えているということで、政府は、回収を進めるため、規制を強化する方針を決めました。 具体的には、現在は機器の所有者が不正な廃棄を繰り返さなければ罰則は適用されませんが、今後は1回でも違反すれば適用する方針です。 また、不正な廃棄は建物を解体するときに多いことから、機器の所有者に代替フロンの回収を求めたことを証明する書類の保管を解体業者に義務
幸楽苑ホールディングスとの提携発表会で、幸楽苑ホールディングスの新井田昇社長(左)と握手する西山知義氏 炭火焼肉チェーン店「牛角」の創業者、西山知義氏が、都心で展開する1人客向けファストフード焼肉店「焼肉ライク」の全国展開に乗り出す。中華そばチェーン「幸楽苑」を運営するなど郊外店の運営に定評がある幸楽苑ホールディングスと提携するなど、郊外を含め全国で300店舗を目指す。家族や仲間が網を囲んで食べ飲みする焼肉文化においても、お一人さまビジネスは成り立つのか。 ■回転寿司がモデル? 「都心では1万円、2万円、5000円、1000円台のお寿司屋さんがある。しかし、焼肉店では1000円台はほとんどない」 昨年12月26日、東京都内で開かれた焼肉ライクの発表会。西山氏はこう述べた後、「1000円台」の回転寿司について、滞留時間が短く高い回転率を実現し、低価格、高い原価率でも収益が出るビジネスモデルに
女子テニスの最新の世界ランキングが発表され、四大大会の全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手が、男女を通じてアジアで初めてシングルスの1位になりました。 大坂選手は、26日に全豪オープンで初めての優勝を果たし、世界1位になることが確定していましたが、28日に発表された最新の世界ランキングで、これまでの4位から1位に順位を上げ、男女を通じてアジアで初めてシングルスで1位となりました。 大坂選手は、2012年10月には世界ランキング1016位でしたが、2016年4月に初めてふたけた台の順位となり、去年は四大大会の全米オープンで優勝、日本選手のシングルスとしてこれまで最高だった錦織圭選手と伊達公子さんに並ぶ4位まで順位を上げていました。 世界2位は、大坂選手と全豪オープンの決勝を戦ったチェコのペトラ・クビトバ選手で、前回まで1位だったルーマニアのシモナ・ハレプ選手は3位となりました。 大坂なおみ選
大分市の佐賀関産の「クロメ」。本州から九州にかけての海に広く分布する昆布の仲間で、佐賀関では15日に漁が解禁となった。豊予海峡の早い潮にもまれ、軟らかく、えぐみがない。豊富なミネラルを含んでおり、関アジ、関サバに連なる「関もの」としてじわりと人気を呼んでいる。関クロメは細かく刻み、かき混ぜると強烈な粘りが出る。ごはんにかけてずるっとかき込むも良し、味噌汁に入れて良し。磯の香を感じる滋味豊かな味
建築用石材「大谷石」の産地として知られる宇都宮市の大谷地区で大規模な陥没が発生して2月で30年になる。陥没後に激減した観光客は近年、地下空間を活用した観光振興で右肩上がりの回復を見せる。日本遺産認定などの追い風も吹き、新たな産業による活性化の動きも加速してきた。大谷の再興に挑む人々を追い、真の再生への課題を探った。「地下神殿だ」「冒険みたい」――。広大な地下空間がつくる幻想的な光景に多くの観光
地震などに備え安全性を向上させた東海道新幹線の新型車両「N700S」について、JR東海は、東京オリンピック開催前の来年7月上旬から営業運転を始める計画を明らかにしました。 この新幹線には、地震などの際、架線からの電気の供給が止まっても車両に搭載したリチウムイオン電池で自力で走行できる、高速鉄道としては世界初のシステムが導入されています。 また、車内では防犯カメラを増やしてセキュリティーを強化するほか、緊急時に乗客が乗務員だけでなく指令所の係員と通話できる装置も新たに設置されます。 JR東海は、東京オリンピック開催前の来年7月上旬から営業運転を始め、2022年度までにおよそ2400億円をかけて合わせて40編成を新型に置き換える計画です。 東京オリンピック・パラリンピックの期間中は多くの利用者が見込まれることから、JR東海の金子慎社長は「利用者に最新の技術を実感してもらいたい」と話していました
第2次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人に人道的な立場からビザを発給し、大勢の命を救った日本の外交官、杉原千畝をたたえる式典が、中東のエルサレムで行われました。 式典は、こうした歴史的なできごとを広く知ってもらおうと、国連の定める「国際ホロコースト・デー」の27日、エルサレムで複数のユダヤ人団体が開きました。 この中で、主催した団体の責任者が杉原千畝の功績を紹介し、「人生のリスクを冒してまで私たちを助けてくれた、杉原の勇気ある行動を決して忘れない」とたたえました。 そして、石に杉原千畝の名を刻んだパネルが、ホロコースト犠牲者を追悼する施設の外壁に設置されました。 式典には、いわゆる「命のビザ」で生き延びた人々の親族も出席し、このうちの1人、アブラム・シメリングさんは「すでに他界した父は20歳のときに杉原さんのおかげで命をつなぐことができました。今や孫も入れると60人の大家族
スマートキーの仕組みを悪用して車を盗む「リレーアタック」と呼ばれる新たな手口は、去年9月に大阪市と東大阪市で確認されました。警察によりますと、いずれも車は盗まれず未遂に終わりましたが、防犯カメラに、特殊な機械を使ってロックを解除し車を盗もうとするような様子が映っていたということです。 住宅の玄関先に設置された防犯カメラの映像です。盗まれそうになった黒色のレクサスは、手前の白いバンの奥にあります。画面の左から男が現れます。 帽子とマスクを身に着け、リュックを前に抱えた男はリュックから延びたコードのようなものを上に掲げて玄関の前をうろうろします。 次の瞬間。レクサスのドアのロックが解除されたことを示すランプが点滅します。このとき、画面の奥には、もう1人の姿も確認できます。 しかし、このあと玄関前にいた男は、慌てた様子でその場から走り去ります。 防犯カメラに映っていた2人は窃盗グループとみられ、
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