16日告示された村長選挙でも、無所属で現職の宮本憲幸氏のほかに立候補の届け出はなく、無投票で、宮本氏の4回目の当選が決まりました。 これで初山別村の村長選挙は、12回連続での無投票となりました。 北海道初山別村の村長選挙で、4回続けて無投票で当選した宮本憲幸氏は「責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いだ。産業の担い手対策や子育て支援策などを進めていきたい」と抱負を述べました。 また、無投票で当選したことについては「一定程度の信任は得られたと判断しているが、そうは思わない人もいると思う。今後も住民の声にしっかりと耳を傾けていきたい」と述べました。 無投票が続いていることについて初山別村の住民に聞きました。 67歳の男性は「誰が村長になっても一緒だ。無投票のほうがいいと思う。特に不平はない」と話していました。 68歳の女性は「喜ばしいことではないと思うが、代わりの人が出ないからどうしようもない
経済や社会の動向を示す指標の1つである「地価公示」。この統計を深掘りして分析してみると、ひと事ではないある社会現象が浮かび上がってきた。 これまで主に中山間地などの課題と指摘されてきた“限界集落化”が、地方都市の住宅地で進んでいるというのだ。いったい何が起きているのだろうか。 (ネットワーク報道部記者 伊賀亮人/テクニカルディレクター 斉藤一成)
謎に満ちた天体「ブラックホール」。SF映画や小説にたびたび登場しますよね。でも、それらはすべて想像図。実はどんな姿をしているのか、誰も見たことがなかったんです。それがついに…。日米欧などの国際研究グループが、世界で初めてブラックホールの輪郭の撮影に成功したと発表。公開された画像はたった1枚ですが、ノーベル賞級とも言われる天文学の新たな時代を切り開く1枚です。この成功には、実は日本人研究者たちも大きな役割を果たしました。(科学文化部記者 大崎要一郎 絹田峻) 2019年4月10日。この日、国際研究グループ「EHT」=「イベント・ホライズン・テレスコープ」が、東京のほか、アメリカのワシントンや中国・上海、ベルギーのブリュッセルなど、世界6か所で同時に会見を開きました。 世界中の記者や天文学者たちが固唾を飲んで見守る中、その瞬間が訪れました。 「これが人類が初めて目にするブラックホールの姿です」
新しい五千円札に使われる津田梅子の肖像が「実際の写真の顔の向きを反転させて使ったのではないか」という指摘が出ています。これについて財務省は「写真がそのまま紙幣の肖像になるわけではない」と説明し、そのまま発行する方針です。 財務省が発表した新五千円札の見本の津田梅子の肖像は、津田塾大学が以前、国立印刷局に提供した36歳ごろの写真とよく似ています。 ただ、写真は正面から見て右を向いているのに対し、紙幣の肖像は左を向いていて「新紙幣の肖像は実際の写真の顔の向きを反転させて使ったのではないか」という指摘が出ています。 これについて財務省は「既存の写真がそのまま肖像になるわけではなく、複数の写真を基に国立印刷局の技術者が紙幣の原版用に彫刻を行って新たに作るものだ」と説明し、見本どおりのイメージで新しい五千円札を発行する方針だということです。
消費税率引き上げに伴い導入される「軽減税率」への対応について、コンビニ各社では共通のポスターを掲示し、税率が10%となる店内での飲食の場合には、利用客にみずから申し出てもらう方針を固めました。 同じ商品でも税率が違ってくるため、コンビニで店側がどのように確認するかが課題でしたが、業界団体の「日本フランチャイズチェーン協会」が対応方針を固めました。 利用客がみずから店内で飲食することを申し出てもらう形にして、店側が客に声をかけて確認する作業は、原則必要としないとする方針です。 具体的には、各社共通となるA4サイズのポスターを作成し、「イートインスペースで飲食する際は、会計時にお申し出ください」などと記して、レジの近くに掲示することにしています。 全国5万5000店余りあるコンビニのうち、イートインコーナーがある店は3割を超え、増加傾向にありますが、コンビニ業界が足並みをそろえる見通しとなった
フランスを代表する歴史的な建築物で、ユネスコの世界文化遺産にも登録されているノートルダム大聖堂で起きた大規模な火災では、大聖堂のせん塔が焼け落ちるなど甚大な被害が出ました。再建には日本円で数百億円かかるともされていますが、企業などが相次いで寄付を発表するなど、支援の動きが広がっています。 一夜明けた16日、リエステール文化相は地元のテレビ番組に出演し、大聖堂の再建には少なくとも数億ユーロ、日本円にして数百億円かかるという見通しを示したほか、すべての寄付を一括して受け付けるための専用のウェブサイトを立ち上げたことも明らかにしました。 また、フィリップ首相は閣僚会議を開いて、再建に向けた検討を始めたほか、パリのイダルゴ市長は再建に何が必要か、専門家が意見を交わしたり寄付を募ったりするための国際的な支援会合の開催を呼びかけています。 再建に向けては、自治体や企業のトップが巨額の寄付を相次いで発表
2008年の金融危機から10年あまりたち、世界の金融システムに再びもろさが見え始めてきた。浮かぶのが民間の「債務」に潜む危うさだ。長引く低金利で信用力の低い企業を中心に借金が膨らみ、金融安定のリスクになっている。「先進国で企業の借金が増え、借り手の信用力が悪化している」。国際通貨基金(IMF)が10日に国際金融安定性報告書を公表した際、トビアス・エイドリアン金融資本市場局長が記者会見で最初に挙
航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖の太平洋に墜落した事故に関連し、防衛省は16日、三沢基地に配備された13機のうち5機が、今年2月末までに計7回、国内を飛行中に不具合が発生し、緊急着陸していたと明らかにした。これまで事故機の2回を含む3回としていた説明内容を訂正した。防衛省によると、いずれも操縦系統や燃料系統などで異常を示す警報装置が作動し、愛知県営名古屋空港
気象庁によると、16日午後6時28分ごろ、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口でごく小規模な噴火が発生した。おおむね1キロメートルの範囲で、噴火に伴い飛散する大きな噴石や火砕流に注意するよう呼びかけている。阿蘇山で噴火が発生したのは2016年10月8日以来。気象庁火山課によると、火山灰が混じった噴煙が火口縁上200メートルまで達し、北西の方向へ流れた。噴火に伴う空振は観測されていない。今回の噴火は火山
NTTドコモがスマートフォン(スマホ)などの新しい料金プランを発表した。通信料金は最大4割安くなるとうたっているが、端末代を含めると、実際に消費者の負担が軽くなるのか。Q 今回の料金プランの特徴は何か。A 今までの料金は端末代と通信料金が一緒だった。そのうえ、通信料金でも音声とデータにそれぞれのプランがあり、消費者にはわかりにくかった。新プランは通信料金と端末代を分けた。通信料金も使うデー
政府は家族の医療費が一定額を超えた場合に税負担を軽くする医療費控除の手続きを全ての人を対象に自動化する。マイナンバーカードの活用による新しいシステムを作り、1年間の医療費を自動計算して税務署に通知する仕組みだ。2021年分の確定申告をメドに始める。確定申告の煩わしさを軽減する効果を実感できるようにして公的サービスの電子化を一段と加速する。政府は行政手続きを簡便に済ますことができるデジタル社会作
キッコーマンはボトルのデザインにディズニーの人気キャラクターを採用した「いつでも新鮮」シリーズのしょうゆ、だししょうゆ計7商品を発売した。しょうゆは「しぼりたて生しょうゆ」など4種類。「しぼりたて生しょうゆ」ではミッキーマウスとミニーマウス、「塩分ひかえめ丸大豆生しょうゆ」ではドナルドダックとデイジーダックをあしらった。だししょうゆは昆布、かつお節、カキの3種類。ミッキーマウスとミニーマウスが
多くの人を悩ませる肩凝りや腰痛、膝痛。原因の1つは筋肉のこわばりだ。毎日の何気ない動作の積み重ねが、体のゆがみや傾きをもたらす。筋肉の特性を生かした心地よい「抵抗運動」で、柔軟性を取り戻そう。筋肉は骨と骨をつないで、回す、伸ばす、曲げるなどの動作を可能にする。歩いたり、スマホを操作したりといった日常の動作は、利き手や利き足の使い方、使う道具などの影響を受ける。その結果、動作に偏りやクセが生じる
広島が開幕から5カード連続の負け越しという、まさかの滑り出しとなった。丸佳浩の移籍、新井貴浩氏の引退を受け、新しい広島をつくるという決意で臨んだ今季。開幕早々の試練は生みの苦しみだった、ということになればよいのだが。各チームと一通り対戦が終わり、残った成績は4勝11敗という寂しい数字。首位ヤクルトに3連敗したのが痛く、6ゲーム差をつけられている。一つの分岐点になった試合がある。開幕シリーズで
電気自動車(EV)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」普及のカギを握るとされる「全固体電池」をめぐり、多くのメーカーが開発にしのぎを削っている。同電池は可燃性の液体でなく、燃えにくい固体の電解質を使うのが特徴。安全で、より大きなエネルギー出力を発揮する。2020年代半ばの普及期を見据え、量産技術の確立などの課題に挑む。「詳細を教えてくれ」「パンフレットはあるか」――。2月末、都内で開かれ
三井住友銀行は2020年1月をめどに、最短で入行から8年で管理職に登用する人事制度を導入する。一方で定年は65歳に延ばし、シニアの給与を引き上げる。若手・中堅、ベテランを問わず能力のある人材はきちんと処遇し、長く働ける環境を整える。年次意識が強いメガバンクでも若手の登用が進めば、日本の伝統的な雇用慣行を崩す一例になりそうだ。従業員組合に人事制度の変更を提案した。約2万9千人の全従業員を対象とす
「経営学の父」ともいわれたピーター・ドラッカー氏は1980年代から90年代にかけて何度かイトーヨーカ堂本社を訪れ、当時の伊藤雅俊社長らと交流を深めた。90年の「"新しい現実"の到来」と題した講演ではこんな言葉を贈った。「ヨーカ堂グループに敬服する点は、小売業の主流から落ちこぼれるはずだった個人的な商店に、商売の主流に乗る方法を提示したことです。これは偉大な社会革命といってよいでしょう」言うまで
【パリ=白石透冴】パリ中心部の観光名所ノートルダム寺院で15日夜(日本時間16日未明)、大規模な火災が発生した。大きな火柱や白煙が立ち上り、大聖堂の尖塔(せんとう)も炎に包まれて崩れ落ちた。仏メディアによると、現場で実施していた改修工事が原因で失火した可能性がある。消防士1人が重傷を負ったと報じられている。少なくとも400人の消防隊が消火作業に当たった。だが、大聖堂の上部を中心に燃えていたため
厚生労働省は運用成果によって年金額が変わる確定拠出年金の制度を大幅に見直す。掛け金を65歳まで払えるようにし、加入手続きも簡素にする方向だ。払い込める期間が長くなれば、老後に受け取る年金が増える。15日に開いた有識者会合で、根本匠厚労相が「次の公的年金制度改革と併せて実現したい」と述べた。2020年の通常国会に関連法案の提出を目指す。確定拠出年金は公的年金に上乗せする私的年金の1つだ。加入者
NTTドコモが15日発表した新料金プランは家族割引を強化した点が特徴だ。同社では家族3人以上で契約している顧客が7割以上を占める。家族割引を利用した人には1人あたり最大1000円という大幅な割引を適用し、家族単位で囲い込む。従来より4割安い月1980円から利用できるようになる。「シンプルでお得な料金プランに見直し、家族割引をこれまで以上に強化した」。15日に会見したドコモの吉沢和弘社長はこう強
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