北海道・利尻島で昨年5月、106年ぶりに上陸が確認されたヒグマを巡り、道や利尻、利尻富士両町は2日までに、観光シーズン最盛期前の6月末をめどに終息宣言する方針を決めた。両町は現在もパトロールをしたり、住人に情報提供を呼びかけたりしているが、昨年7月以降、新たな痕跡は見つかっていない。初めて足跡が確認されたのは昨年5月30日で、その後も林道などでふんや足跡が次々と見つかり、昨年6月には赤外線カ
北海道・利尻島で昨年5月、106年ぶりに上陸が確認されたヒグマを巡り、道や利尻、利尻富士両町は2日までに、観光シーズン最盛期前の6月末をめどに終息宣言する方針を決めた。両町は現在もパトロールをしたり、住人に情報提供を呼びかけたりしているが、昨年7月以降、新たな痕跡は見つかっていない。初めて足跡が確認されたのは昨年5月30日で、その後も林道などでふんや足跡が次々と見つかり、昨年6月には赤外線カ
全国植樹祭の式典が、天皇皇后両陛下も出席されて愛知県尾張旭市で開かれました。天皇陛下のおことばの全文です。 今、こうして、初めて全国植樹祭に臨み、国土緑化の中心的行事として、七十年にわたり開催されてきた歴史の重みと、国土緑化に長い年月を掛けてこられた先人の努力に思いを馳せ、感慨を覚えます。 我が国は、国土面積の三分の二を森林が占める世界有数の森林国です。 健全な森林は、木材を始めとする林産物の供給のみならず、清らかな水、豊かな実りをもたらす大地や海を育み、さらには地球温暖化防止や生物多様性保全にも大切な役割を果たすなど、私たちに様々な恩恵をもたらしてくれる国民共通の財産といえます。 こうした、森林のかけがえのなさを思うとき、その保全はもちろんのこと、森林を伐採して利用することに伴い、再び苗木を植えて育てることを通じ、健全な森を次世代のために造っていくことは、私たちに課せられた大切な使命であ
無人ロボットで測量してつくった深海の海底地図の正確さなどを競う世界初の大会で、海洋研究開発機構の研究者などでつくる日本チームが準優勝しました。 そして、日本時間の1日、財団が結果を発表し、海洋研究開発機構の研究者などでつくる日本チーム「KUROSHIO」が準優勝しました。 日本チームは、ソナーで海底の地形を測定する長さ5メートルほどの自立型ロボットと、その位置を海上から把握する小型の無人船を使って、長さ30キロ余り、幅5キロの海底地図をつくりあげました。 チームの共同代表の中谷武志さんは「準優勝できてうれしいです。大会を通じて培った海底探査の技術をさらに発展させていきたい」とコメントしています。 日本チームには賞金100万ドル(日本円でおよそ1億1000万円)が贈られ、今後、国内で記者会見を開く予定です。
漫才コンビ、「横山たかし・ひろし」として「すまんのー」のギャグで知られる漫才師の横山たかしさんが、1日、大阪市内の病院で、多臓器不全のため亡くなりました。70歳でした。 横山たかしさんは、愛媛県松前町出身で昭和43年、俳優や漫才師の養成学校で相方のひろしさんと出会って漫才コンビを組んだあと、人気漫才師の横山やすしさんの弟子となりました。 金色の服を着て、大金持ちのおぼっちゃまを演じていた、たかしさんが、すべてがウソとばれたとたんにハンカチをかみしめ、「すまんのー」と謝りはじめる独自のスタイルの漫才が人気を集め、舞台だけでなく、テレビやラジオでも活躍しました。 昭和47年には、NHKの上方漫才コンテストで優秀努力賞を受賞しています。たかしさんは、この数年、腰を痛め、入院することもありましたが、退院するたびに舞台に復帰し、去年の12月24日には、大阪 阿倍野区での寄席に出演していました。 しか
普段からタブレットやノートパソコンを持ち歩いている筆者は、カフェや移動中の電車などで仕事やメールのやり取りをする機会が多い。そのため、ときにはカフェの椅子やトイレの棚、電車の網棚などに、パソコンの入ったカバンを置き忘れそうになることもある。万一のときの対策として、利用しているのが「マモリオ」だ。マモリオは、ブルートゥースを内蔵した小型の忘れ物防止タグ。筆者は製品が登場したころから何個も使ってき
伝統薬の材料として利用されているセンザンコウ。違法取引が最も多い哺乳類で、このままでは絶滅が懸念されている。ナショナル ジオグラフィック2019年6月号では、センザンコウの保護と、今も取引が止まない背景をレポートしている。◇ ◇ ◇センザンコウは、アフリカに4種、アジアに4種、合わせて世界に8種生息する。全身がウロコで覆われ、長い尾を伸ばしてバランスをとり、後ろ脚で歩く姿は、恐竜のようにも
ラグビーのWTBといえば華麗なステップで相手を抜き去るイメージだが、日本代表のレメキ・ロマノラバは時にその逆をゆく。正面衝突して、力で打ち砕く。「当たるのが好き。外に行ったらトライを取れたのに、ということも結構あるよ」。昨年2月、スーパーラグビーのデビュー戦もそうだった。味方の短いキックをキャッチ。相手と1対1になってもかわそうとしなかった。「結局、当たりにいって(倒れて)手を骨折したよ」と笑
香川、岡山両県の島々を舞台とするアートの祭典、瀬戸内国際芸術祭2019(瀬戸芸)の春会期が幕を閉じた。来場者数は38万人超と前回16年から5割増え、大島、女木島(ともに高松市)では2倍以上になるなど、会場となった離島はどこもにぎわった。希望した船便に乗れなかった来場者もあり、夏休み期間と重なる夏会期に向け課題も残した。(桜木浩己、辻征弥)瀬戸芸の実行委員会が5月29日発表した春会期の来場者数は
ドラッグストア業界7位のココカラファインは6位のスギホールディングス(HD)と経営統合の協議を始める。一方で、5位マツモトキヨシHDとは4月に資本業務提携の検討開始を発表しており、既に協議入りしている。いずれも実現すれば業界首位に躍り出る組み合わせだ。市場の成長が続き、大型再編の少なかった業界で、ココカラ争奪戦が始まった。【関連記事】スギHDとココカラ、経営統合検討 業界首位にスギHDとココカ
これまでの電子顕微鏡では難しかった磁気を帯びる物質の原子構造を観察することができる電子顕微鏡の開発に東京大学の研究チームが成功し、幅広い産業で研究開発が進むことが期待されます。 そこで、東京大学の研究チームは2枚の磁気レンズを上下に並べ、磁場どうしを打ち消し合うことで、ほとんど磁場が発生しない電子顕微鏡を世界で初めて開発したと発表しました。 そして、この電子顕微鏡で磁気を帯びる鉄鋼材料を観察したところ、物質は壊れず、物質に含まれる鉄の原子が格子状に並ぶ構造を観察することに成功したということです。 永久磁石や磁気メモリーなどの磁気を帯びた素材は幅広い産業で利用されていることから、原子の構造を詳しく分析できることでさまざまな材料や装置の機能や性能を向上させる研究開発が進むと期待されています。
対人関係を築くことが苦手な「自閉症スペクトラム障害」の患者に、愛情を高めるホルモンとして知られる「オキシトシン」を投与すると症状が改善する傾向を示したと、浜松医科大学などの研究グループが公表し、「薬の開発につながる成果だ」としています。 静岡県浜松市にある浜松医科大学などの研究グループは、愛情を高めるホルモンとして知られる「オキシトシン」を患者に6週間投与してコミュニケーション能力の指標の1つである会話中の喜びや驚きなどの表情の豊かさを画像解析で数値化し、投与していない患者との差を分析しました。 その結果、オキシトシンを投与した患者は、投与されていない患者よりも表情の豊かさの値が0.41から0.53高く、投与を終えて2週間経過しても1.24高くなったということです。
中国で民主化を求める学生らの運動が武力で鎮圧された天安門事件から30年になるのに合わせて、香港の記者でつくる団体は、現場で取材にあたった記者たちが当時を振り返ったインタビューの映像を、インターネット上で公開しています。 事件から30年になるのに合わせて香港記者協会は、現場で取材にあたった30人の記者たちが当時を振り返ったインタビューの映像を、順次、動画投稿サイト、ユーチューブで公開しています。 このうち、新聞記者だった女性は、「多くの市民が次々に撃たれて倒れていた。その光景は誰にも信じてもらえないと思いテープに録音した」と述べ、現場で収録した銃声とともに当時の様子を語っています。 また、男性が戦車の前に立ちふさがった様子を撮影した通信社の元カメラマンは、「ホテルの部屋で撮影の機会を待っていると、ドン、ドンという戦車の音が聞こえ、よく見ると男性が立っていた」と話しています。 この証言集の制作
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