三菱重工業は25日、カナダの航空機大手ボンバルディアから小型機「CRJ」事業を買収することで合意したと発表した。5億5千万ドル(約590億円)で事業を取得し、2億ドルの債務も引き受ける。ボンバルは民間旅客機事業から撤退し、ビジネスジェットや鉄道事業に経営資源を集中する。三菱重工はボンバルのCRJ事業の保守や顧客サポート、販売、型式証明などを継承する。米国とカナダの4カ所のサービス拠点も引き継ぐ
伊藤忠商事は海上輸送のコンテナをリアルタイムで管理する事業に参入する。仏スタートアップ企業に7月にも出資し、アジアの海運、物流企業に売り込む。出資額は約10億円とみられる。コンテナにセンサーを取り付け、海上の位置、庫内の温度・湿度、衝撃などの情報を衛星通信で把握する。いつ港に着くか正確に分かるのでコンテナを有効活用でき、食品など繊細な温度管理が必要な荷物を安全に運べる。伊藤忠は物流データ事業の
美人画を得意とした日本画家、鏑木清方の代表作として知られながら、清方の死後、所在が分からなくなっていた「幻の美人画」が、44年ぶりに見つかりました。 「築地明石町」は、上品な薄緑色の着物に黒い羽織を重ね、西洋風の髪型をした女性がすらりとたたずむ様子を描いた清方の代表作で、切手の図版に採用されるなど人気を集めましたが、昭和50年に展覧会に出されたのを最後に、3作品とも所在が分からなくなっていました。 美術館によりますと、作品の所有者と関わりがあった清方が昭和47年に亡くなり、その後、持ち主が分からなくなってしまいましたが、画商からの情報提供によって、44年ぶりに所在が確認されたということです。 東京国立近代美術館の鶴見香織主任研究員は「保存状態は極めてよく、着物の細かな柄や立体的な髪の描きかたなど、実物を見ることでしか分からない新たな発見があり、そのすばらしさを多くの方に見ていただきたいです
アメリカのトランプ大統領は、イランとの間で緊張が高まっているホルムズ海峡について、アメリカが他国のために報酬も得られないのに海峡を守る必要性はないとして、石油を輸送する日本などの国々はみずから自国の船を守るべきだという考えを示しました。 そのうえで「なぜ、われわれがほかの国々のために報酬も得られないのにこの輸送路を守るのか。すべての国々は自国の船を自分で守るべきだ」と書き込みました。 さらに「われわれはホルムズ海峡にいる必要性もない。アメリカは世界で最大のエネルギー産出国になったからだ!」と指摘しました。 アメリカ政府はイランの脅威に備えて、現在、中東地域にアメリカ軍の部隊を派遣していますが、トランプ大統領は、アメリカ軍の海外展開についてこれまでにも、軍事的・経済的にアメリカへの負担が大きいと主張し、他国に応分の負担を求めるなどしてきました。 今回のツイッターはこうしたみずからの持論を展開
ドイツ北東部で、ドイツ空軍の戦闘機2機が訓練中に上空で衝突して墜落し、乗っていた操縦士1人が死亡しました。 ドイツ空軍などによりますと、2機の操縦士はいずれもパラシュートを使って脱出しましたが、このうち1人は墜落現場の近くで死亡しているのが確認されたということです。 もう1機の操縦士は、木に引っ掛かっているところを救出され、命に別状はないということです。 戦闘機が墜落したのは森林地帯で、近くに小規模な集落はあるものの、地元の住民にけがなどはありませんでした。 ユーロファイターは、イギリスやドイツなどヨーロッパの4か国が共同で開発した戦闘機です。 ドイツ空軍によりますと、空軍はユーロファイターを2004年から飛行させていますが、これだけ大きな事故が起きたのは初めてだということで、事故の詳しい原因を調べています。
スーパーコンピューターの性能に関する最新の世界ランキングが発表され、単純な計算速度を競うランキングでアメリカが3期連続で1位となりました。日本は8位が最高でしたが、省エネ性能とビッグデータの処理性能のランキングでは1位でした。 それによりますと、単純な計算の速度を競うランキング「TOP500」では1位がアメリカの国立研究所のスーパーコンピューター「Summit」で、1秒当たりの計算速度は14京8600兆回を達成しました。 2位もアメリカで、3位と4位は中国のスーパーコンピューターでした。 日本勢では、人工知能の開発に活用されている産業技術総合研究所の「ABCI」が8位に入りました。 一方、省エネ性能では、理化学研究所の「菖蒲システムB」が4期連続で1位を獲得しました。 ビッグデータの処理性能でも、理化学研究所の「京」が9期連続で1位になるなど、実用的な性能を競うランキングで上位に入りました
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