Unity道場は、「Unityの最新情報」や「知っておくと開発に便利な知識」「機能の使い方」など、ゲーム開発に便利な知識を毎月紹介するイベントです。今回は特別ゲストにSideFX多喜建一様をお招きし、…
[Unite 2019]実は3DCGアニメ作品だった「Hello World」。この作品をゲームエンジンUnityで再現することはできるのか? 現在,絶賛劇場公開中の「Hello World」は「今住んでいる2027年の京都の町は,仮想世界である」と十年後の自分から宣告される主人公の少年が,ヒロインに襲い来る悲劇を回避するために奔走する,というSFラブストーリーのアニメ映画作品である。 あまりにも自然なアニメ的手法の映像描写,演技表現が全編を彩っていることから,本作が基本的にはフル3DCG作品であることはあまり知られていない。そんな「まるで作画アニメ作品のようなテイスト」で本作を作り上げたのは日本のCG制作スタジオのグラフィニカである。 Unite Tokyo 2019では,この「Hello World」の制作秘話を交えつつ,作中の二つのシーンをそれぞれユニティ・テクノロジーズ・ジャパン(
2019年9月25日,都内で「Unite Tokyo 2019」が開催された。UniteはゲームエンジンUnityの開発元Unity Technologiesに世界各地で行う大規模総合イベントで,Unite Tokyoはその日本版,ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが主催するイベントだ。今年のUnite Tokyoは9月25日と26日の両日にわたって開催された。 初日の締めくくりとして行われた基調講演では,Unityの最新動向が盛りだくさんで紹介されていた。その内容をかいつまんで紹介してみたい。 ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン日本担当ディレクター 大前広樹氏 基調講演では非常に多くの話題が出てきたのだが,ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン日本担当ディレクターの大前広樹氏がプレゼンターとして全体をまとめつつ進行していた。 冒頭で大前氏は,全世界のゲームのほぼ半分はUnityで作られており
[Unite 2018]キャプチャデータはもういらない! プロシージャル・キャラクターアニメーション作成ガイド 2018年5月7〜9日の3日間,東京国際フォーラムで開催された「Unite Tokyo 2018」。その3日めに,ちょっと挑戦的なタイトルで行われたキャラクターのプロシージャル・アニメーションの講演を紹介したい。 プロシージャル技術といえば,昨今のゲーム制作全般で,もはや大型タイトルでは必須技術だ。アニメーションだけでなく,さまざまなところで使われているものである。そんなゲーム制作の現場でも熱いテーマについて講演を行ったのは,テレサイトに在籍するデザイナーの落合信人氏だ。 落合氏は,講演のタイトルの「キャプチャーデータがいらない」とはどういうことなのかについてから説明を開始した。 まず紹介されたのは,落合氏が個人で開発している,キャラクターの二足歩行のアニメーションをプロシージャ
[Unite 2018]誘導ミサイルはどうやって作るのか? 基礎からCompute Shaderによる実装まで 2018年5月7日から3日間にわたって東京国際フォーラムで「Unite Tokyo 2018」が開催された。初日となる7日は基調講演だけだったが,8日と9日が終日専門セッションとなっていた。ここでは8日のユニティ・テクノロジーズ・ジャパン エンジニアの安原祐二氏の講演を紹介してみよう。 安原氏はかつてPlayStationで3Dスペースシューティング「オメガブースト」を作った人だ。……と聞いて「つまり神プログラマですね」と理解してもらえるかどうかは昨今では微妙だが,初代PlayStationの限界を超えるようなゲームを作った人であり,毎年Uniteでは「非力なマシンで軽々動いてるけどこれ本当にUnity?」と言いたくなるようなデモを披露している。 今年の演題は「誘導ミサイル完全マ
TOP 特集 ヴァーチャルアイドルとコール&レスポンス!? Unityを活用したリアルタイムLIVE「PROJECT MariA」 モーションキャプチャ技術とUnityの活用によって、キャラクターとリアルタイムにコミュニケーションできる夢のような世界が実現した。CEDEC 2017で話題を呼んだ本プロジェクトを支えた技術について、現地でのライブの様子を交えながら詳しく紹介していきたい。 ※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 231(2017年11月号)からの転載となります TEXT_長谷川雄介 EDIT_藤井紀明 / Noriaki Fujii(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada PHOTO_弘田 充 / Mitsuru Hirota ©2017 Happy Elements Holdings Limited. ヴァーチャルアイド
[Unite]AIの進化はゲームデザインとプレイヤーにどんな影響をもたらすのか。セッション「ゲームAI・ゲームデザインから考えるゲームの過去・現在・未来」をレポート ライター:大陸新秩序 2017年5月8日,ゲームエンジン「Unity」の開発者向けイベント「Unite 2017 Tokyo」において,「ゲームAI・ゲームデザインから考えるゲームの過去・現在・未来」と題されたセッションが行われた。セッションでは,「FINAL FANTASY XV」などのAIを手がけたスクウェア・エニックス テクノロジー推進部 リードAIリサーチャーの三宅陽一郎氏と,PCゲームやコンシューマゲームの開発に長らく携わってきたユニティ・テクノロジーズ・ジャパン QAマネージャーの大野功二氏が,「ゲームAIとゲームデザイン」という視点から,ゲームの過去と現在,そして未来についての解説および対談を行った。 「Unit
2017年5月9日,都内で開催されている「Unite 2017 Tokyo」で,ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのコミュニティエバンジェリスト小林信行氏による「Unityで楽しむノンフォトリアルな絵づくり講座:トゥーンシェーダー・マニアックス」と題した講演が行われた。 ゲームで3Dグラフィックスを扱うにも表現方法はさまざまだ。海外の最新ゲームのようにリアルタイム処理でひたすらフォトリアリスティックな表示を追い求める方向もある一方で,まったく写真調でない絵柄,つまりノンフォトリアリスティック(NPR)でのレンダリングもゲームでは多用されている。いわゆるアニメ調のキャラクターが登場するような作品だ。世界的にはさほど人気があるとは言えないのだが,こと日本国内ではフォトリアルよりも好まれる傾向にある。 そこで用いられる,一般にセルシェーディングやトゥーンシェーディングなどと呼ばれる描画法は,基礎
[Unite]Unityがプリキュアの制作現場を効率化する。「『魔法つかいプリキュア!』EDでのUnity映像表現の詳細解説」聴講レポート ライター:箭本進一 2017年5月8日,Unityの開発者が一堂に集うカンファレンスイベント「Unite 2017 Tokyo」が開幕した。本稿では,初日に行われた講演「『魔法つかいプリキュア!』EDでのUnity映像表現の詳細解説」の模様をレポートしよう。 「Unite 2017 Tokyo」公式サイト ポータルサイト「プリキュアガーデン」 東映アニメーションが制作を手がけるTVアニメ「プリキュア」シリーズは,2004年から続いている長寿作品だ。2009〜2010年に放映された「フレッシュプリキュア!」以降,エンディングでは3DCGによるキャラクターがEDテーマに合わせてダンスを披露する内容になっている。 その映像は手描きのアニメーションである本編と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く