神戸市は21日、神戸市立高津橋小学校(同市西区)の児童・教職員23人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同市によると、23人はいずれも軽症か無症状。同校では20日にも児童・教員4人の感染が判明しており、感染者は計27人になった。市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。 同校では20日に感染が判明した4人が関係する2クラスの児童、同校勤務の教職員ら、計127人のPCR検査を進めていた。 20日に陽性が判明した教員が担任する1クラスと、教職員らの計約90人を検査した結果、児童20人と教職員3人の感染が新たに分かった。うち2人は教員で、担任は持っていない。 20日に陽性が判明したもう1人の教員が担任するクラスの児童ら約40人は検査中。21日に検体を採取し、近く結果が出る。 感染経路はいずれも不明といい、同校は25日まで臨時休校する。また、20日に検査を受けたクラスは、感染者以外も