laborとreviewに関するsymbioticwormのブックマーク (9)

  • 『仕事と家族:日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    筒井淳也 (2015年5月25日刊行,中央公論新社[中公新書・2322],東京,x+209 pp., ISBN:9784121023223 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2015 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 「日的な働き方」の社会的帰結 書は,現在みられるような「日的な働き方」がどのようにして成立したのかを現代史的に振り返り,さまざまな国際比較データを用いて,この国の「かたち」を浮かび上がらせようとする(第1〜2章).そして,未婚率の増加と出生率の低下,そして女性の社会進出を阻むのはこの「日的な働き方」にほかならないと著者は指摘する.第3章ではその「日的な働き方」の正体に迫る. まずはじめに,著者は欧米に広く見られる「ジョブ型職務給制度」に対する日の「メンバーシップ型職能資格制度」について次のように定義

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  • 労働組合は成長を拒否できるのか?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) コメント  投稿: 本村康夫 | 2016年1月18日 (月) 23時12分

    連合総研の機関誌『DIO』311号をお送りいただきました。 http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio311.pdf 特集は「希望としての定常型社会〜成長戦略への対抗軸を求めて〜」で、次のような論考が並んでいるのですが、 希望としての定常型社会 広井良典……………………6 金利と利潤のない経済の構想 水野和夫 …………………10 救済から必要へ−寛容な社会と格差是正 井手英策 …………………14 社会的分断を超えて 筒井淳也 …………………18 正直言って、労働者の労働者としての利益を追い求めるために存在するはずの労働組合のシンクタンクが、こういう(あえてきつい言い方をしますが)腹ふくれ満ち足りたブルジョワの息子の手すさびみたいな議論をもてあそんでいて良いのでしょうか、という根的な疑問が湧いてくるのを禁じ得ません。特に最初の二つ。 心のビッグバンだの、精神革

    労働組合は成長を拒否できるのか?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) コメント  投稿: 本村康夫 | 2016年1月18日 (月) 23時12分
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 働く女子の運命

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 濱口先生から『働く女子の運命』をお送りいただきました。ありがとうございます。あとがきを読むと、他の3部作に比べると、うーん、という感じかな。日型雇用を補助線に引くということに付加価値を置いて欲しいという「願い」なんですが、やっぱりそれだけじゃダメだと思うんですよね。 わざわざマルクス主義とか、マルクス経済学を引き合いに出すなら、やはり低賃金論だと思うんですよ。昔の講座派という、もともとは共産党親派の人たちがいて、彼らは日主義の構造として半封建性を指摘していました。その具体的な位相が年功制であり、低賃金だったのです。そこでは中小企業の低賃金に加え、大企業の年功賃金では若年層が低賃金に抑えられていることが問題でした。この構図は大きく転換

  • ビルドゥングス・ロマンとしての大西連『すぐそばにある「貧困」』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    大西連さんから『すぐそばにある「貧困」』(ポプラ社)をお送りいただきました。ありがとうございます。ポプラ社、って、子ども時代に児童書でよく読んだ記憶がありますが、こういう一般向けのも出していたんですね。 http://www.poplar.co.jp/korekara/tankoubon/009702.html GDP世界第3位、豊かな日の見えない貧困に 20代にしてNPO法人「もやい」理事長の著者が迫る! ホームレス問題、ネットカフェ難民、若年失業者、DV被害者の苦悩、元暴力団員の更正、不正受給や水際作戦の実態、誰かを支援することの難しさ。ふとしたことから路上支援の世界に飛び込むことになった20代の著者が、その目で見てきた生活困窮者たちの人生と、支援現場での葛藤を描く。子どもや女性といったわかりやすいテーマに留まらない、日貧困の全体像に迫った衝撃のノンフィクション。 大西さんとは

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  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 『日本の保育労働者』によせて

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 大原社会政策研究会の仲間、小尾晴美さんから『日の保育労働者』をいただきました。超お勧めです。おりしも、濱口先生と女性労働についてのやりとりをしているところに、すごくよいタイミングでした(FC2でamazonリンクがなくなったので、こうやって貼っておきます)。理論の話よりも、労働問題はやっぱり実態が命です。濱口先生も私もたぶん、そっちの方がいいんですよね。これはそういう意味でも断然、お勧めです。 このは小尾さんたち五人のグループの研究成果で、私たちはこのが出たことで、現在の保育労働の問題について適確な見取り図を手に入れることが出来るようになったとことをまず喜びたいと思います。そして、言うまでもなく、保育労働はほとんどが女性労働ですから、

  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 再び竹中恵美子先生の著作をめぐって

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 濱口先生が私の前エントリを枕に「竹中理論はなぜ使えないのか」ということを書かれているのですが、もう少し内在的になぜ今、読んでもあまり意味がないのか、ということを考えてみたいと思います。まあ、しかし、私は竹中恵美子を読もうとは思っても、自分から『家父長制と資制』を再読しようとは思わないですし、大沢さんの『企業社会を超えて』もそうですね。今、ちょっと読み返してみたら、やっぱり古いなと感じました(竹中先生ほどではないにしても)。今、読むなら、やっぱり『生活保障のガバナンス』ですよ。これ、大沢先生の中で一番じゃないかなと思います。 でも、アカデミックなトレーニングをするという意味では、竹中先生の方がよいと思いますよ。濱口先生も言及されている大沢さ

  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 竹中恵美子先生の著作をめぐって

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 今日は終日、都立図書館にこもってました。いろいろ、勉強していたのですが、最初は竹中恵美子先生の全集を読んでいました。ただ、結論から言うと、いろんな意味でなかなか難しいなと感じました。 実は、昨日、ウィメンズプラザで読もうと思って行ってみたんですが、見事に全集が置いてませんでした。たぶん、予算がないんでしょうね。切ない。そこに置いてあったのが『竹中恵美子の女性労働研究50年』というです。結果から言うと、全集ではなくて、このから読んでよかったと思いました。なかなかのめぐりあわせです。なんでこのを読んでよかったと思ったのかと言われると、一つは全集の方にも書いてあるんですが、この自体が全集のきっかけになったんですね。そして、もう一つ、この

  • 野田知彦『雇用保障の経済分析』の「あとがき」から - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    野田知彦先生より、近著『雇用保障の経済分析 企業パネルデータによる労使関係』(ミネルヴァ書房)をお送りいただきました。ありがとうございます。高度な経済学手法を駆使した書物であり、わたくしの評論する能力を超える面も多々あるのですが、じっくりと読ませていただきたいと思います。 >労使関係や労働組合は日の雇用にどのような影響を与えたのか。雇用保障が日の企業経営や労働市場にもたらす影響を、労使関係や労働組合が与える効果という観点から、企業パネルデータに基づき実証的に分析する じっくり読ませていただく前に、「あとがき」だけをご紹介するというのはあまり適切ではないかも知れませんが、この「あとがき」は是非多くの方々に熟読玩味していただきたい中身になっておりますので、あえて引用させていただきます。 >・・・最後に世相について語りたい。今の日では「世論」が猛威を振るっている。そして、世論は何よりも「わ

    野田知彦『雇用保障の経済分析』の「あとがき」から - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    symbioticworm
    symbioticworm 2014/01/19
    “雇用保障の経済分析”
  • スピリチュアルな労務管理 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    『日労働研究雑誌』の10月号は「人材育成とキャリア開発」が特集ですが、 http://www.jil.go.jp/institute/zassi/new/ ここでは巻末のベタ記事的な紹介記事を紹介しておきたいと思います。 いやいやブルデュー社会学をそう使うか、という意味で。 論文Today 「従業員を「スピリチュアルに」管理するとはいかなることか──ブルデューの「象徴暴力」概念に依拠した理論的研究」 小川 豊武(東京大学大学院学際情報学府博士課程) ここで紹介されているのは、Kamoche とPinningtonの「Managing People 'Spiritually' : A Bourdieusian Critique」という論文です。 従業員が仕事にやりがいや「意味」を見いだすように組織管理するという話は、日でも「やりがいの搾取」とかいう話とつながりますが、ここではブルデューの

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