ここしばらく準備していた神経科学学習用ツール「Neurotycho BEGINS」を正式リリースしました。当然のことながらベータ版。 元々は、中学生向けに準備していたものですが、実際に作ってみると結構難しいことが分かってどうしようかと悩んでいます。ただ、少なくとも高校生もしくは大学の学部教育あたりで便利に使えるんじゃないかと思います。 ここで出来ることは、サルの片半球から記録したECoG信号の条件間比較。条件は、6つのイベントウィンドウや、リーチングで使った腕の左右、運動しているのが自分か他人かの違い、相手との上下関係、相手との相対位置などを好きなように設定するだけで、何千の組み合わせで比較ができます。 その中から、意味のありそうな組み合わせを見つけて、二日間で同じような変化が確認できれば、本当の変化かもしれません。そういう、意味のありそうな組み合わせを見つけるのは、ちょっとしたコツが必要