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2016年11月27日のブックマーク (18件)

  • 『康子十九歳 戦渦の日記』門田隆将(文藝春秋) ……美しき魂の記録…… - 一日の王

    PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 この夏に読んだの中では、断トツの一冊である。 帯に《『アンネの日記』を凌ぐ感動》とあったので、過剰表現かなと思ったが、そうではなかった。 当に、一人の若い女性の生き方に、私は心を揺さぶられた。 昭和19年から昭和20年。 日歴史の中で、この時期ほど多くの悲劇を生み、前途に無限の可能性を秘めた若者たちが斃れていった日々はない。 この暗い時代に、若者は何を考え、どのように生きていたのか…… そして死んでいったのか…… 戦没学徒兵の手記集『きけわだつみのこえ』や、山田風太郎の『戦中派不戦日記』をはじめとして大佛次郎、高見順、永井荷風、渡辺一夫、徳川夢声、中野重治、海野十三、伊藤整などの著名人の日記で、この時期に生きていた人々が何を考えていたのかの一端は知ることができる。

    『康子十九歳 戦渦の日記』門田隆将(文藝春秋) ……美しき魂の記録…… - 一日の王
  • 映画『この世界の片隅に』…絶賛されている映画を見ての(正直な)極私的感想… - 一日の王

    PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。 いろんな媒体の映画レビューを見ても「絶賛の嵐」状態の『この世界の片隅に』。 たとえば、「Yahoo映画」のユーザーレビューでは、 5点満点で4.57(2016年11月23日現在)と高得点を記録しており、 主だったレビューのタイトルを列記してみると、 「後世に残る、いや、残すべき大傑作!」 「劇場で観るべき生まれながらに古典の傑作」 「エンドロールまで泣けた」 「ただ息を呑んで涙が溢れた」 「もしかしたら生涯で一番の作品かもしれない」 「涙が止まりませんでした」 「こうの史代の世界がそのまま実現された名作」 「普通というしあわせがここに描かれている」 「間違いなく、2016年度の邦画で一番の傑作」 「映画館出た後もずっと泣く」 など、「ほんまかいな?」というような絶賛が続く

    映画『この世界の片隅に』…絶賛されている映画を見ての(正直な)極私的感想… - 一日の王
    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    “(日本という限られた世界の)普通のしあわせが描かれている。”
  • 「この世界の片隅に」を賞賛する声に感じる空気

    「片淵監督がこんなに頑張ったんだから褒めなきゃだめでしょ!」 「のんちゃんがこんなに頑張ってるんだから褒めなきゃだめでしょ!」 みたいな空気を感じて素直に受け取れない てか公開前のプロモーションから「この映画を作るのにいかに苦労したか」を制作側が猛烈にプッシュしていて嫌味に感じる もし自分が見て「うわつまんな」と思っても、とてもそんなことを口に出せる空気ではなく、見に行くのをためらってしまう だから多分この映画はそんなに売れないと思う

    「この世界の片隅に」を賞賛する声に感じる空気
  • 『『この世界の片隅に』に「反戦じゃないからいい」の評価はおかしい! “戦争”をめぐる価値観の転倒が - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ』へのコメント

    おもしろ 『この世界の片隅に』に「反戦じゃないからいい」の評価はおかしい! “戦争”をめぐる価値観の転倒が - と雑誌のニュースサイト/リテラ

    『『この世界の片隅に』に「反戦じゃないからいい」の評価はおかしい! “戦争”をめぐる価値観の転倒が - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ』へのコメント
  • WEBアニメスタイル | β運動の岸辺で[片渕須直]第49回 誰だって、1ヶ所くらいは勝ちたい気持ちあるじゃん

    『うしろの正面だあれ』の美術監督にははじめ違う方が予定されていたのだけど、番では小林七郎さんに代わった。 はじめに予定されていた方はファンタジックでふわふわした世界をもっておられる人で、1枚だけ夕方の所の風景のボードを描いてきたのだが、 「どう思う?」 と有原さんに聞かれて、正直、この方向じゃないのでは、と答えてしまった。キャスティングというのはいつも難しい問題だが、この人のよい面と作品の目指すものが一致しないように思えてしまったのだ。 有原さんは「うーん」といっていたが、それからまた別のベテランの方のところへ有原さんとふたりでスイカをぶらさげてお願いに赴いたりし、さらにまただいぶ経ってから、「美監は小林さんにお願いすることになった」と聞かされた。 「小林さん、って、七郎さんですか」 「うん」 おっかないことになったな、と思った。 小林七郎さんは、『MIGHTY ORBOTS』でもお世

    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    “米軍戦闘機の機銃掃射の弾着に関しては、『火垂るの墓』はあきらかに表現不足だった。あんな、ぽわ、ぽわ、ぽわ、と小さな土煙の柱が立つような感じではない。直径12.7ミリある金属の棒が音速で突っ込んでくるのだ
  • 権太はなぜ二度死んだのか?~この世界の片隅に狸を見出す

    先日「この世界の片隅に」の感想を書いたけど、その際引き合いに出した「平成狸合戦ぽんぽこ」について、 せっかくだから何となぁーく感じてたことをだらだら記してみるよ。 「この世界の片隅に」を観て、眠れる狸が目を覚ました ↑自分の書いたもので恐縮だけど、自分は「ぽんぽこ」のテーマは「(それでも)生きていく」だと思っている。 自分たちを取り巻く世界(環境、価値観、社会、文化)の変化の中で、人はどう生きていくのか、 またどう生きてきたのかを、狸に託して描いているのがあの映画だと考えてるよ。 (学生運動とかの風刺ってのはその通りだと思うけど、少なくとも自分はもっと普遍的なものを描いていると思う。) 自分たちを取り巻く世界の変化(この映画では迫りくるニュータウンの開発だけど)に対して、 狸たちはいろんな立場をとるんだけど、この映画の場合はそれぞれ分かりやすく、 権太=世界の変化に抵抗する者。原理主義、強

    権太はなぜ二度死んだのか?~この世界の片隅に狸を見出す
  • 「この世界の片隅に」を観て、眠れる狸が目を覚ました

    「この世界の片隅に」 何となく評判が良さそうなのと、こうの史代が原作だというのとで、 北海道じゃ知る限り今のとこ札幌の1つの映画館でしかやってないけど、観に行ってきた。 もう言葉も出なかった。 帰り道の途中、あーでもないこーでもないと、頭の中で感想をひねり出そうと頑張ったんだけど、とにかく上手く表現できない。 ただただ、素晴らしい。この「素晴らしい」という言葉も何か陳腐なものに聞こえて、却って作品を貶めてしまってる気がする。そんな感じ。 もちろん、個々に素晴らしい要素を取り出すことはできる。 背景がとにかく綺麗で、建物や草花、人々の描写が緻密で、登場人物たちも何か温かな感じで、 物語も、すずさんという主人公を中心に、戦時中の市井の人々の暮らしが丹念に描かれていて、 それでいて、あの時代、あの戦争というものに、いわゆる普通の人々がどう向き合っていたのかを考えさせられる。 今さら自分が言わなく

    「この世界の片隅に」を観て、眠れる狸が目を覚ました
  • 『この世界の片隅に』弾薬雑考その2(機銃掃射の弾薬)

    『この世界の片隅に』に登場する日米の弾薬についての解説です。第ニ回目は機銃掃射で撃ち込まれた弾薬と作中での表現について。

    『この世界の片隅に』弾薬雑考その2(機銃掃射の弾薬)
  • 『この世界の片隅に』弾薬雑考その3(時限爆弾)

    たまや @tamaya8901側の資料として参考にするのは、昭和19年度の『爆弾処理之参考』という綴り。様々な爆弾の種類と特性、処理に関する規定がまとめられている。米軍側の参考資料は『BOMBS FOR AIRCRAFT』ほか。 pic.twitter.com/RABlb8FlgE 2016-11-27 16:15:14

    『この世界の片隅に』弾薬雑考その3(時限爆弾)
  •  『この世界の片隅に』〜高畑勲の後継的作品として〜 - 西東京日記 IN はてな

    月曜に見た『この世界の片隅に』、感想を書かないままにずるずると来てしまった。 一番の理由は体調不良なんだけど、もう一つはあまりにも絶賛されていて、「アニメ史上、映画史上に残る傑作!」とか言われると、それも違うんじゃないかという気持ちが残ったからです。 もちろん、映画自体は良かったのですが、「アニメ史上に残る傑作」とか言われると『かぐや姫の物語』のほうがすごかったでしょ、という気持ちも出てくるのです(個人的に、50年後くらいにジブリの最高傑作が『千と千尋の神隠し』や『もののけ姫』ではなく『かぐや姫の物語』となっていても全然驚かない)。 ただ、もちろん高畑勲は偉大な作家なので、彼のいいところを存分に取り入れていると書いても褒めていることになるだろうと思って、ちょっと書いてみます。 まず、『この世界の片隅に』でいいと思うのは、きれいな絵のような風景とそれがファンタジックに変化していくところです。

     『この世界の片隅に』〜高畑勲の後継的作品として〜 - 西東京日記 IN はてな
    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    “『かぐや姫の物語』の寝返り、ずりばい、ハイハイ、立つ、歩く、といった赤ちゃんが大体1年位はかかって徐々にできるものを1シーンで見せるところとかは圧巻”
  • 加藤AZUKIさんの「#この世界の片隅に 」感想まとめ

    加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「忌」怖い話 大祥忌 @azukiglg 「この世界の片隅に」の観劇感想としては、 ・見てよかった ・あの当時の記憶が薄れつつある、あの当時を生きた世代にこそ見せたい。彼ら彼女らが生きているうちに完成してよかった。まにあってよかった ・「すず」は、のん(能年玲奈)で正解だった 2016-11-23 22:22:56 加藤AZUKI(芸歴三十ン年)@「忌」怖い話 大祥忌 @azukiglg 「原作にあったセリフが劇場版にはない」論争wについては、「なくて正解」だった。 「反戦映画かそうでないか」論争wについて言えば、あの映画は【戦災日常映画】だったと思う。讃戦映画ではないし反戦映画とも言いがたい。思想性もなかった。 2016-11-23 22:26:36

    加藤AZUKIさんの「#この世界の片隅に 」感想まとめ
    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    あー
  • 【感想】映画「この世界の片隅に」は2016年アニメ映画の大本命だった【ネタバレ】 - サブカブログ

    記事は移転しました。 約3秒後にリダイレクトします。 リダイレクトしない場合はここをクリックしてください。 「君の名は」「聲の形」に続きまた邦画アニメに傑作が…豊作すぎるぞ今年! 映画「この世界の片隅に」。恥ずかしながら公開当初は全くのノーマークだったのですが評判があまりにもいいので観てきました。観ることができて当に良かったです。 純粋に、たくさんの人に観てほしい作品です。今を生きる僕らにとって、大切なモノが溢れている映画です。 劇場には30代以上の人(もっと言うなら50代以上が一番多かった)が多く、20代は筆者くらいと言ってもいいくらいの状況だったのですが、若者にこそ観てほしいです上手く言えませんが。 多くの人に見てもらって、語り継がれてほしい作品です。 「この世界の片隅に」の基情報 5秒でわかるあらすじ 「この世界の片隅に」の登場人物紹介 「この世界の片隅に」の感想、考察 教科書

    【感想】映画「この世界の片隅に」は2016年アニメ映画の大本命だった【ネタバレ】 - サブカブログ
    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    あの耐乏生活は強いられたものだよ。すずさんの円形脱毛とか見逃してやらんでくれ。
  • 『風立ちぬとこの世界の片隅に』へのコメント

    あの時代はトランプフィーバーみたいなもの。2ヶ国語以上喋れるようなひとかどのインテリはみんな、ああ駄目だ悪い方にずるずる向かってると思いながら、自分にはどうにもならないと諦めてる

    『風立ちぬとこの世界の片隅に』へのコメント
  • 風立ちぬとこの世界の片隅に

    ドイツ人が日戦争に向かっているとか我々は破滅すると主人公の堀越二郎に言うんだけど 堀越二郎は「そうですね」っていうんだよね 「でたー!!」って思った 日の反戦映画にありがちな主人公の達観キャラ~!左翼が好きなやつ! 主人公属性でしか見通せない未来の姿キター!って思った 三流日映画だと子供に「戦争はよくない!日はだめ!」って言わすんだけど さすがに駿はそこまでぼんくらではなかったからそこはいいんだけどね でもまぁ宮崎駿もしょせんこの程度かって思った これラノベとかだと「ふ~やれやれ」なクールなキャラがやってることだよね おれはその輪には入らないぜみたいな「くだらない」みたいな その程度のキャラなのよね。宮崎駿もこの程度かって思った。こんな形でキャリアを終えるのかって この世界の片隅にはなかなか良かった。というかだいぶ良かったね ポスト宮崎駿っていうけど、あの人超えてる人いっぱいいる

    風立ちぬとこの世界の片隅に
    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    二郎のインテリぶりを軽く見てるな、この増田。
  • 「"この世界の片隅に"は反戦映画ではない」→ネトウヨ「その通り!!!!」

    「反戦映画ではない」って言ってる人たちは、褒めるつもりで言ってますよね。で、反戦映画ではない、ことは、戦争翼賛映画であることを意味しない。こうの先生は天才だから、奇跡的なバランスで描いてて、片渕監督はそのバランスを踏襲している。— 蘇我かおり (@sogakao) 2016年11月25日 私は「この世界の片隅に」って作品は、反戦がテーマだとは思ってなくて、戦争とはなにか、人間性とはなにか、って話だなと思って読んでました。結果として反戦に繋がりうると思うけども、反戦は作品から導かれる可能性のひとつである。勇敢な作者は、読者を結論にまで導かず投げ出します。— 蘇我かおり (@sogakao) 2016年11月25日 それでは、このツイートに賛同RTを寄せてる方のタイムラインを御覧いただきましょう、ドン http://pbs.twimg.com/media/CyMRah9UkAEgh5u.jpg

    「"この世界の片隅に"は反戦映画ではない」→ネトウヨ「その通り!!!!」
  • 『この世界の片隅に(日本語字幕版)(ネタバレ)』

    ※尊敬する映画評論家の町山智浩さんの「非常に熱のこもった作品紹介」がアップされているので、聴いてみて! ※今回の記事は、映画とは関係のない文章が恐ろしく長くダラダラと書かれているので、ちゃんとした感想が読みたい人は、圧倒的成長侍さんとかカゲヒナタさんとかはちごろうさんとか読んでみなよ(なんとなくタメ口)。 ※作についての紹介記事は、こちらのサイトがタメになりますぞ。 <「鑑賞前に揺れ動いた気持ち」についてのムダに長い前置き> 当ブログは「僕の映画“体験”を備忘録的に残しておく場所」ということで、感想の前にダラダラと駄文を書き散らしておきますよ。まず、片渕須直監督に関しては、2010年に奥さんと「マイマイ新子と千年の魔法」を観に行ってて、それがスゲー良かっただけに、「そういえば『マイマイ新子』は素晴らしかったのに、あの監督さんは新作を撮らないのかね?(・ε・)」なんて思ってた。こうの史代先

    『この世界の片隅に(日本語字幕版)(ネタバレ)』
  • 能年玲奈「のん」騒動にアニメ作品「この世界の片隅に」が引っ張られている件|やまもといちろうコラム - デイリーニュースオンライン

    能年玲奈「のん」騒動にアニメ作品「この世界の片隅に」が引っ張られている件|やまもといちろうコラム - デイリーニュースオンライン
    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    切込隊長らしいゲス記事で悪くないな
  • 【スクリーン雑記帖】「この世界の片隅に」をめぐる国旗論争 政治的意味合いを回避したあるセリフとは(1/2ページ)

    こうの史代の同名漫画をアニメ映画化した「この世界の片隅に」の評判がいい。全国映画動員数ランキング(興行通信社調べ)によると、公開2週目も10位を保ち、週末動員(19、20日)は前週比124%の11万7千人に上った。このため、公開時に63館だった上映館を26日から78館に拡大した。大ヒットとなったランク1位のアニメ映画「君の名は。」は大手映画会社の東宝グループの力もあり、上映館が約300館とけた違いだが、「この世界の片隅に」も健闘しているといっていいだろう。 好評な理由の一つが、ヒロインの「すず」の声を、久しぶりに仕事復帰した女優の能年玲奈改め「のん」が担当していることだ。すずは広島市生まれで、絵が得意。昭和19(1944)年に、広島から20キロ離れた呉に18歳で嫁ぎ、戦況が進む中で日々の卓を作り出すための工夫を凝らす。のんにはもともと絵心があり、裁縫も得意とあって創造的なところがすずの人

    【スクリーン雑記帖】「この世界の片隅に」をめぐる国旗論争 政治的意味合いを回避したあるセリフとは(1/2ページ)
    synonymous
    synonymous 2016/11/27
    無害化しようとするサンケイ、高畑を継ごうとする片渕。