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違法薬物よりも健康被害がありそうなアルコールーーストロング系チューハイの議論で気にかかっているもう一つのこととは何なのでしょうか? 私は薬物依存を専門としていて不思議に思うことがあります。 世間では、「違法薬物は怖い、怖い」と言いますが、実は、健康や社会に対する被害という視点に立ってみれば、アルコールが一番、問題のある薬物なのです。 権威ある医学雑誌ランセットに載った、イギリスの精神科医、デビッド・ナットという人の論文では、個人に対する健康被害と社会に対する被害を足して一番有害な薬物はダントツでアルコールなんですよ。 特に、覚醒剤に依存している人は内にこもってしまうので、個人や家族の被害で終わることが多いのです。 でも、アルコール問題を抱えている人は外に出て行くし、外で飲んでいるし、対外的な暴力につながる問題があります。 その社会的な被害がダントツに大きいのですね。 だからアルコールを規制
めちゃめちゃ鋭い指摘!20代では男性とほぼ差がない女性正社員の平均年収が30代以降で大きく男性を下回るようになるのは、この「年収アップのゴールデンタイム」を出産と育児に費やさないといけない人が多数派だからだと思います。 https://t.co/5tUhpXFpYQ — えとみほ☝️🧐✨ (@etomiho) August 14, 2019 男女格差縮小は日本に課せられた大きな課題である。現状、出産を経験しない限り大卒の所得カーブに男女差はない。問題になるのは、産後、育児後の職場への復帰である。ふつうはあるポジションをずっと開けておくわけにはいかないので、産休・育休復帰後に元のポジションにはすでに後任が入っており、別のポジションを探すなどキャリアの巻き戻しを求められることが多い。一度パートタイムなどに移行してから正社員に戻ろうとしても、今度は若い新卒と席を争わねばならず、不利である。出産
近年、慈悲的差別という言葉が時たま話題になるようになった。慈悲的差別は「男は女を守るべき」という態度に、暗に男が「保護者」で女が「被保護者」という構造が含まれているという指摘である。慈悲的差別は女性からすればタダで援助を受けられる構造にあり、フェミニスト寄りの自認を持つ人でも目くじらを立てないことが過去の研究から明らかになっている。 女性は慈悲的差別を取る男性について「恩着せがましい」「パートナーを弱くさせる」と見ていたものの、同時に「魅力的」だと感じていたことが判明しました。……フェミニスト度合いが強い人……それでもなお男性を「魅力的」と評価していたとのことこの傾向は、私が日本のSNSで観察していても感じるところであり、大学でフェミニズムを学んだような人でも「男のほうが力が強いのだから力仕事は男がするのが適材適所だと思う」という発言をしているし、フェミニズム入門風の体をしたyoutube
Pornhubをご存知だろうか。 答えは当然Yesだろう。 ところがその本当の実態について我々は理解しているだろうか。 WikipediaのPornhubページには興味深い事柄が書いてある。 YouTubeに次ぐ世界第2位の動画共有サイト 360度動画を提供しており、PlayStation VRで視聴できる 上下運動で発電できるリストバンドを発明した 宇宙空間でポルノを撮影すると発表した VPNHubというVPNサービスを開始した これらのいくつかを恥ずかしながら私は知らなかった。 この恥ずかしさがモチベーションとなり、私はPornhubのポルノ以外のことを調べた。 出てくるものはアダルトコンテンツばかりだったが、 以下の3つのページに出会うことができた。 Pornhub Insights :: Digging deep into the data Interview with a Por
「半地下」の文字通り、半分が地下に埋まった家に住むキム一家(父:ソン・ガンホ、母:チャン・ヘジン、息子:チェ・ウシク、娘:パク・ソダム)。一家には金も職もなく、内職をしてギリギリの生活を送っている。そんな一家のもとへ、ひょんなことからIT企業の社長一家での家庭教師の仕事が舞い込む。この話をキッカケに、まずは息子が、続けて娘に、さらには父に母にと、キム一家は身分を偽って次々とパク一家の懐に忍び込み、「寄生」を始めるのだが……。 物語への言及はここで止めておこう。公式にネタバレ禁止が強くアナウンスされているし、あらすじを知らない方が確実に楽しめるからだ。ゆえに今回の記事では、ポン・ジュノという稀代のストーリーテラーの作風と、本作が過去作品に比べてどう違うのか、どう面白いのかを書いていきたい。 ポンさんと言えば、恐怖、暴力、哀愁、孤独といったダークなテーマをユーモラスに調理する天才である。多くの
カンヌ国際映画祭最高賞の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」には、お金持ちの家庭と、そこにパラサイト(寄生)する貧しい家庭が出てきます。何度も事業に失敗、計画性も仕事もないが明るい父と、母。大学受験に落ち続ける息子。美大を目指すが予備校に通うお金がない娘。暮らしにくい半地下の家に住む4人は、内職をして身を寄せ合って暮らしています。ある日、息子が友人から、IT企業の社長一家の家庭教師を頼まれて…。そのしたたかさで、社長一家に寄生していき、驚きの結果になります。 〇お金持ちは悪人なのか日本でも、失業や貧困、格差は問題になっていて、分断が激しくなる一方です。映画はエンターテインメントとして素晴らしい作品で、寄生する家族については、家族間の絆としたたかさが描かれ、ユーモアや希望もあります。むしろ、寄生されたお金持ち家族の孤立が印象的でした。 登場人物の夫は、成功していても、社長業は重圧もあり、他人
ポン・ジュノ監督(右)と主演のソン・ガンホ(2019年12月26日、東京都内で)(写真:Keizo Mori/アフロ) カンヌ映画祭のパルムドールを皮切りに世界各国で様々な賞に輝き、米アカデミー賞でも6部門でノミネートされる快挙を成し遂げ、現在、日本で絶賛上映中の『パラサイト――半地下の家族』。タイトルに「半地下の家族」とあるように、これは「家族」の物語でもある。あまり語られていないように見える、その家族のあり方について考えてみたい。 ■家族同士が「パラサイト」しないと生きられない社会 いずれもアジアの映画が獲得した前回のパルムドールと今回のパルムドール。『パラサイト――半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)と『万引き家族』(是枝裕和監督)は似ていると言われがちだ。しかし、前者は「格差社会>家族」、後者は「家族>格差社会」で、主眼はまったく異なっている。逆に言うと『パラサイト』において、血縁家
( 기생충:Parasite 2019年 韓国 PG-12) 『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』『母なる証明』と、傑作を生み続ける韓国のポン・ジュノ監督作。 カンヌ映画祭で、韓国作品初となるパルム・ドールを受賞。 主演は『殺人の追憶』『グエムル-漢江の怪物-』『スノーピアサー』でもポン・ジュノ監督と組んでいるソン・ガンホ。 共演はTVドラマ『コーヒープリンス1号店』『パスタ〜恋が出来るまで〜』のイ・ソンギュンなど。 あらすじ 一家四人全員が失業中、半地下の住宅で貧しい生活を送るキム一家。 ある日、息子ギウは友人に紹介されIT企業社長ドンイクの娘の英語家庭教師の仕事を紹介される。 大学生を装い家庭教師に雇われたギウは、ドンイクの妻から息子の美術家庭教師を探していることを聞き、今度は妹のギジョンを美術教師と偽り紹介する。 身分を偽り働き始めた二人は、さらなる計画を進める。 感想 絶賛の嵐
1月13日に発表された第92回アカデミー賞候補作に、ポン・ジュノ監督の新作『パラサイト 半地下の家族』が作品賞を含む6つの部門でノミネートされた。韓国映画としては史上初のノミネートとなる、まさに歴史的な快挙となった。 遡ってみても、昨年のカンヌ国際映画祭で、これまた韓国映画初となる最高賞パルム・ドールを受賞したことはもちろん、アメリカの映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家レビューの100%が支持評価を下すなど、『パラサイト』に対する、桁外れの評価が世界のあちこちで見受けられた。興行面においても、韓国国内では累計観客動員数が1000万人を越え、フランス、台湾、香港など、いくつもの国や地域で爆発的なヒットを遂げている。
カンヌ国際映画祭で、 パルムドールを受賞した 『パラサイト 半地下の家族』を観ました。 私が今までで一番衝撃を受けた映画は、 『時計じかけのオレンジ』だったのですが、 それを更新しました。 私史上、最高傑作です。 映像、脚本、音楽ともに、最高です。 近年、『ジョーカー』や『万引き家族』といった、格差社会/貧富の差をテーマにしたトレンドがありますが、その流れを汲みつつ、最高のエンターテイメントとして仕立てあげた作品です。 また、私は『ジョーカー』について、 テーマ性は分かるが、エンタメとしていまいちで、中途半端な作品だと思っており、 いまひとつ、このトレンドを受容しきれないでいましたが、本作は別です。最高です。 本稿は、この映画トレンドを踏まえつつ、 『パラサイト』の素晴らしさについて、 分析していきます。 めちゃくちゃ長いですが、 その分、主要論点はコンプリートしていると思います。 以下、
安倍晋三首相の20日の施政方針演説で地方創生の好事例として若者の起業支援による移住対策を紹介する中で取り上げられた島根県江津市の男性は、昨年末に県外へ転居していた。市は、国から事前にデータ照会を受けたが、男性のことが演説に盛り込まれているとは知らなかったという。 施政方針演説では、同市が取り組んできた若者の起業支援に触れ、1例として2016年に東京からIターンし、農業の会社を別の男性と共同で起こした男性の実名を挙げて紹介。首相は「地域ぐるみで若者のチャレンジを後押しする環境が(男性の)移住の決め手となりました」と述べた。 一方で関係者によると、男性は昨年末にこの会社を辞め、既に江津を離れていた。個人的な事情という。 市によると、首相が演説で示した市の人口増減のデータなどに関する国からの問い合わせには昨年末に回答していた。
「アルコールは、むしろ違法薬物よりも健康や社会に対する害をもたらすことがある」と話す、投稿主の国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長、薬物依存症センターセンター長である松本俊彦さんにインタビューしました。 薬物をやめた後の代わりにも飲まれているーーなぜあの投稿を? 患者さんがよく飲むんですよ。違法薬物をやめた後の渇望を紛らわせようとして、ストロング系を飲む。もともとお酒を飲む習慣がある人なわけですが、ストロング系を飲んだ時だけ変な酔っ払い方をして、トラブルを起こす。 それがずっと気になっていたのです。本人たちも、「やっぱりストロング系はヤバいですよね」と気づいている。 お酒の味があまりせず、ジュースのような口当たりなので、女性や若年者がよく飲みます。 今の若い子たちってビールが嫌いな人が多いじゃないですか。だったら飲まなければいいのに、これなら飲む。 お酒を楽しむため
戦後70年特別企画 安倍首相の祖父“A級戦犯”岸信介の正体(後) 安倍首相の「安保法制」妄執の背景に、敬愛する祖父・岸信介がA級戦犯を逃れるため米国と交わした裏取引きが! 【前編はこちらから】 安倍晋三首相が愛してやまない祖父、岸信介は1945(昭和20)年9月15日にA級戦犯容疑で逮捕される。当時は誰もが岸は有罪とみていた。それはそうだろう。 満州官僚時代に軍部と結託してアヘン取引に手を染め、アヘンを求めて中国領土を侵す軍をバックアップし続けた。取引で得た巨額の利益を戦費に回し、一部を政治資金として活用して軍国主義者の象徴といえる東条英機を首相にまで昇りつめさせた。さらには東条の片腕として商工大臣、軍需次官を務め、国家総動員体制、大東亜共栄圏の自給自足体制の確立を遂行するなど、戦時日本の寵児として辣腕を振るった。岸が戦争遂行の中枢にいたことは疑いようがない。そんな岸を戦勝国が犯罪者リスト
センター試験当日の1月17日夕方に、東京大学農学部4年の男子学生が、電車内で女子高生を触ったとして強制わいせつの疑いで逮捕されたことが報じられている。報道によれば、この学生は昨年、一昨年に続き3回目の逮捕という。 調べに対し、(略)「痴漢する相手を探していた」と話す一方、「パンツの上から触った」などと容疑を一部否認しているという。 (略)去年と2018年も痴漢行為で逮捕されていたという。 出典:東大生 電車内で女子高生の下半身触ったか(日テレNEWS24/2020年1月19日) ネット上では以前から、「センター試験当日は(被害に遭った生徒が)遅刻できないから通報できず狙い目」などという内容の書き込みが目立ち、これをきっかけに、電車内をパトロールするなどして受験生を見守る「#withyellow」のアクションが呼びかけられていた。事件はセンター試験前日に起こった。【1月20日14時45分】記
2019年末、タイトル画面は美少女なのに、ゲームを始めるとリアル調のキャラクターが登場する謎のゲームに出会った。タイトル詐欺というか、ローカライズで力尽きたというか。その名も、『異世界で始める偉人大戦争(いじばと)』(1月19日にリニューアルし、『超偉人大戦(すーぱーいじんたいせん)』と改名)。 あまりにカオスすぎて、「どうしてこの状態で出せたのか」と思ってツイートすると、即座にRT数4桁を突破し大いに笑ったのだが……なんと、このツイートを見た運営さんから仕事の依頼が来てしまった。 しかも「なんでも語るから、好き放題書いて記事にしていいよ、ギャラも払う」と。そして、実際に話を聞くと「リアルなイラストから美少女にしてプレイヤーが激増した」とか「他のゲームではありえない事件が起きた」とか、見た目以上に楽しく刺激的な話の連続だった……! インタビュイー:伊藤D EYEDENTITY GAMES
2020年1月に暗殺されたイランのソレイマニ将軍が指揮していた「イスラム革命防衛隊」は、イランの軍隊ですが、いわゆる「イラン国軍」ではありません。どのような事情で国のなかに軍隊組織がふたつあるのでしょうか。 緊張高まるイラン情勢 ところで「革命防衛隊」とは? 2020年1月8日に発生したイランの「イスラム革命防衛隊」による、ウクライナ国際航空752便旅客機誤射・撃墜事件、同日の革命防衛隊によるイラク駐留アメリカ軍基地へ対する地対地ミサイル攻撃、さらに1月3日のアメリカ軍による革命防衛隊ソレイマニ将軍暗殺作戦などなど、昨今アメリカとイランを中心とした中東情勢の緊張が高まりつつあります。 イラン・イスラム共和国は1979年、イラン革命によりイスラム教を国教とした共和制を樹立。古代からの遺跡も多く残されている(画像:Luca Mason/123RF)。 1970年代までアメリカとイランの関係は極
1月11日(土)テアトル新宿で実施された、町山智浩さん(映画評論家)と片渕須直監督の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開記念トークショー。 ディテールの考察から新しい発見と驚きが満載のトークの模様+楽屋での会話を≪全文書き起こし≫にて大公開!ぜひご覧ください。 司会- ではお掛けいただきまして、町山さん、よろしくお願いいたします。 町山:よろしくお願いします。 片渕:よろしくお願いいたします。 町山:この前にお話をお伺いしたときは、東京国際映画祭で上映するバージョンを見た後だったんですけど。 片渕:はい。特別先行版って言ってたんですけど、今ご覧いただいたやつの、5分ちょっと短かったんではないかなと思います。 町山:はい。この間、見たのから新しくかなり増えてるんですけど、その辺の話からお伺いしてよろしいですか。 片渕:はい。 町山:台風ですよね、やっぱり。 片渕:台風ですね。台風は、
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