6月18日、習近平は北京に建てた中国共産党歴史展覧館を視察し、入党の宣誓文を唱えた。キーワードは「不忘初心」。「初心」は毛沢東と父・習仲勲を指す。鄧小平の存在を希薄化し「復讐」を顕し始めた。 ◆習近平の展示スペースは鄧小平の3倍 6月18日、習近平国家主席が中共中央総書記としてチャイナ・セブン(中共中央政治局常務委員会委員7名)と王岐山国家副主席など、党と国家のリーダーを引き連れて、中国共産党歴史展覧館を視察した。 その様子を中央テレビ局CCTVの夕方のニュース「新聞聯播」が報道した。リンク先の19:02から19:08の6分間ほどをご覧いただきたい。 展覧会場は以下の4つの部分によって構成されている。 第一部分:中国共産党を建立し、新民主主義革命の偉大な勝利を奪取 第二部分:中華人民共和国を建国し、社会主義革命と建設を遂行 第三部分:改革開放を実行し、中国の特色ある社会主義を創出発展 第四