(CNN) ロシア南西部ベルゴロド州で起きた攻撃事案で実行を主張する集団「自由ロシア軍団」は一つの野心を抱いている。「シーザー」と呼ばれるメンバーの男性は祖国への越境攻撃に参加する前、仲間と共に動画に残した声明で「ロシアを自由にする」と語った。 この集団は頑強に抵抗する、戦闘に強いロシア人志願兵数百人からなり、ウクライナ軍と共に自国民と戦っている。 シーザーは元教師で、子どもがいて、ウクライナ首都キーウに妻が住んでいる。昨年のCNNのインタビューでは、ロシアのプーチン大統領を倒し、赤の広場とクレムリンに行進するために人生をささげてきたと述べていた。 正教会の熱心な信者のシーザーは、旧ソ連以前の皇帝時代に郷愁を感じている。自身の部隊は近代的な装甲車両、照準器、最新の自動兵器を備えている。 自由ロシア軍団は以前、東部の激戦地バフムート南部の厳しい戦いに参加した。今回はロシア領内に侵入し、22日