先週の日曜日の昼間、昨日の残ったカレーを食いながらぼさっとテレビを見ていて非常にイライラした。 テレ朝の昼間のワイドショー番組「サンデースクランブル」だ。コメンテーターはテリー伊藤と黒鉄ヒロシ。 番組内でどういうわけか石原慎太郎に、テリーさんがインタビューするという企画があった。あのしょうもない銀行の経営について切り込むかと思いきや、そうではなくただ「ご意見番に世相を斬っていただく」という程度のものだった。テリーさんは普段の高圧的な態度を隠して、幇間のようにご意見を拝聴しておりました。訊く相手はどっかのご隠居というわけではなく、バリバリの現役政治家なわけなのだが。 で、石原は銀行のときにモゴモゴ言ってたぶんを取り戻そうとするかのようにノリノリ。やれサミットは収穫なしだの、北朝鮮の六ヶ国協議から脱退すべしだの、果ては山本モナの不倫騒動まで答えてニヤリ。まあなんだかんだいっても都知事はサービス
kmizusawaの日記〜我々の社会は「自 殺」という兵 器で人を消していってるのではないか?と思いついた社会や周囲の状況や社会的成功や周りの人からの愛情がどうであろうが超個人的な理由で死を選ぶ人は一定数いると思う。しかしそれが「親に怒られたから死にます」というようなものであっても、その人はそれまでの生活でいっぱいいっぱいになっていたのかもしれないと考えると、一見個人の弱さのせいに見える自 殺も、なんか余裕のない空気のせいもあるかもしれんなー。自 殺のほとんどは自分以外の何かに殺されているのだという話を読んだことがある。「もはや生きてはいけない」と思う気持ちを徐々に育んでいったもの…ってのはあるよなたしかに。「人並み」であるため「幸せ」になるためやるべきことが山のように設定され余裕のない社会、むしろ余裕を許さない社会(息抜きしたら叩くとか)、余裕はある程度資源のある人にしか許されない社会、
エコや燃料高騰で自動車が話題になることが多い。 月末となるとガソリンスタンドが大混雑する風景が、新しい郊外の風景として定着しそうだ。月が変わるたびに値上げされているのだから。先月も道路に行列の車がはみ出していて、いたるところの街道に給油待ち渋滞ができていた。 ただでさえ自殺者が多い(凶悪事件なんかさっぱり起きない平和な町だけど、とにかく自殺とひき逃げだけは毎日のように起きている)貧乏タウンだというのに、ガソリンの値上げは地元民にとってかなり痛い。なにしろ自動車がなければどこにも移動できないからだ。 かつて自動車は個人主義のアイコンであり、アメリカ的な自由を示す代表的なアイテムだった。戦後は「おれもいつかは自家用車を」と誰しもが夢を持ち、バブル期は「いつかはアウディ、いつかはパジェロ」とかに変わっていった。車はずっと成功の象徴でもあったのだ。そしてそのころになると誰もが持っているものとの前提
はてなブックマークは、使えば使うほどなかなか面白いサービスですね。全世界のインターネットに転がっているあらゆる開かれたページに自由自在に「社」を押っ立て、そこにみんなでよってたかって「短冊」を貼り付けていけるのですから。はてなブックマークの最大のポイントは、一度目をつけられると(ブックマークされると)、目をつけられた側にはもうどうにもコントロールしようがないというところです。目をつけられた側にできることと言えば、せいぜいが自分もブクマを残してそれに対抗するくらいですけれども、これはもう全くと言って良いほど効力がない。大量にブクマがついた場合は、そのワンノブゼムに埋没しちゃうし、ひどい時にはセルクマと蔑まされ、状況をさらに悪くします。 はてブが強力なのは、一つの炎上部隊としての機能を有していることですね。ちょっと前は、香ばしいインターネットが現れると、そのURLが2ちゃんに書き込まれて、そこ
音楽, すごく役に立つ知識 「世界に一つだけの花♪」という歌は競争否定の共産主義礼賛の歌ですか? - Yahoo!知恵袋 「競争否定」だなんてとんでもない。この歌は、「お前らは『市場』の上で、身の程に合ったことやってりゃいい」、つまりネオリベラリズム礼賛の歌だ。 花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた冒頭でいきなり持って行かれる。いきなり「花屋」だ。どうして「野原」ではないのか。どうして「道ばた」ではないのか。 この歌は、これ以降最後まで、「花屋」を前提に展開する。それは、「市場」を強く意識しているに他ならない。 人それぞれ 好みはあるけれど どれもみんな きれいだねつまり、花たちは「花屋=市場」にいるからこそ「きれいだね」なのだ。「野原」「道ばた」のようなそもそも「市場=競争」から降りている花たちは、そもそも問題にされていないのである。 そして「人それぞれ 好みはある」のである
という呪いのことばが口からつい出てしまったのだけれど、なにが阿呆らしいと思ったかって、埼玉かどっかのある中学校で「人を信じる」というスローガンを掲げて無人購買をやってるんだけども、収支が合わないとかで全校800人にアンケートを配るわ、校内放送で涙ながらに「名乗り出てください!」と訴えるわ、「今までみんなで守ってきた『伝統』(と言ってたかは定かじゃないんだけど)を平気で破る人がいて悲しい」だとか学校中を巻き込んだエライ難儀な問題に発展したそうなんだけど、いや、本気で「くだらねー」と思ったのは、その問題になった「収支」っつうのが 50 円 の 黒 字 だっつうことで、つまり誰かが間違えて50円余計に払っちゃったってことなんだが、どうして50円黒字になることが「人の心を信じる」に反するのかさっぱりわからんくて、いや、つうかそれ以前に赤字になった時があったとしても「値段を間違えた」とか「収支計算ミ
XTCの「Go 2」というアルバムを買ったのですが、そのジャケットがとてもおもしろかった。これ、いいですねー。くだらなすぎる。もしかしたら有名なのかも知れないけれど、わたしは知らなかった。ジャケットには、写真や絵のかわりに文章が書いてある。読んでいたら、あまりにくだらなくて笑ってしまったので、ここに引用します。原文の下に訳をつけました。訳したのはわたしです。ちょっとだけ意訳しました。 This is a RECORD COVER. This writing is the DESIGN upon the record cover. The DESIGN is to help SELL the record. We hope to draw your attention to it and encourage you to pick it up. When you have done that
わたしはいぜんからXTCというイギリスのバンドが好きだったのですが、すべてのアルバムを聴いたわけではなくて、持っていない作品もあったし、聴いたことのない曲もけっこうありました。考えてみれば、ぜんぶで何枚アルバムがでているのか、それらがどういう内容なのかもあまりよくわかっていなかった。 それで、たぶん二ヶ月くらい前あたりになるのですが、彼らのディスコグラフィーを調べてから、未聴のアルバムを何枚かまとめて買って聴いてみたところ、それまで持っていなかったアルバムにもすごくいい曲がたくさんあることに気がついた。「よし、こうなったらオリジナルアルバムは12枚ぜんぶ聴いてみよう」ということになったわけです。これがとてもおもしろかった。ここ最近はずっとXTCばかり聴いていました。そこで、まだXTCをよく知らない人に、XTCはどんなバンドで、どのアルバムがどのような内容なのかを解説していきたいとおもいます
やるきないっす。未対応バージョンを無理やりインストールとか危険なんでやめてね。
■[政治][雑感]相変わらず不思議な日本の有権者 小泉元首相の発言はいまだにメディアに注目され、小泉氏出かけるところ黒山の人だかりだそうで、小泉人気衰えず、というところだそうだ。 ところで後期高齢者医療制度への風当たりが強いようだ。この制度について評価を交えて云々するのはここでは避けたいと思う。なぜならこの問題について私の知的リソースでは価値判断を下すほどのものが備わっていないからだ。ただ、これにまつわることでどうにも不可解なことがあるのでそれについては書かずにいられない。それは一体この国の国民はどのような動機付けで政治のあり方を選んでいるのかという素朴な問題に関わってくる話だ。 そもそも後期高齢者制度を決めたのは小泉政権であるが、叩かれているのは二代も下った福田政権だ。そして保守的な人も含めこの制度に批判的な人が多いと言うのが実情だろう。(何度も言うがこの制度自体の是非については立ち入ら
オフィス環境が変わりだしている?私たちが今後創っていく知識社会のインフラを提供するインターネット関連の会社環境がとってもおもしろいということに注目したことはあるだろうか? ・卓球スペースやゲームスペースがあったり。・1人1部屋を用意され、そこにはペットを連れてきてもよかったり。・家族とのお食事スペースがあったり。・なぜか、みんなカジュアルスタイルw 実に、おもしろい環境が作られている、これは私たちの親の世代の感覚したら、「仕事と遊びは違う!もう社会人なんだからチャラチャラすんじゃねーよ。」なのかもしれない。でも、私たちは上に紹介した会社環境をとってもイイと感じてしまうし、そういう会社で働きたいと思うんじゃないか? 私は、会社のオフィス設計や規則が一部の領域で変化し出していることにとてもとても興味を持ちます。 フーコーによる組織と建物様式の分析 かつて、ミッシェルフーコーというおっさんが、『
Life is beautiful: ラーメン激戦区とWeb2.0サービスの共通点 という記事を読んで思った事があるんで書いておきたいのだが。というか、前々から書こうと思って放置していた話題なんだけどね。 「日本のカレーライス」を熱愛する米国人記者が語る『ゴーゴーカレーNY店』 きっかけとしては、こっちの記事になる。ちょっと前に超話題になった記事だから読んだ人も多いとは思うのだが、異常なカレー愛のアメリカ人記者による日本のカレーの記事である。 日本ガラパゴス なつやすみにっき(1) 「パラダイス鎖国=今川義元」説 もっとも、こちらの日記に書いてることを読んで以来、ずっと記事にして書こうと思っていたことでもあるのだれど。 上記の中嶋さんのエントリと、michikaifuさんのエントリは、「日本のラーメンは本当に美味しい」って話が紹介されている。 そして、アメリカ人の記者の記事は、 日本のカレ
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