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ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (7)

  • 『「自爆する若者たち」』

    集団殺害問題研究者でもあり、人口学者でもある著者が世界史的に「若者が暴れるとき」を考察したです。 自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)/グナル ハインゾーン 著者が問題とするのは人口ピラミッドをみたときに若者世代が外側に大きく張り出してしまう「ユース・バルジ」という現象。「ユース・バルジ」とは父親の相続権がなく、ポスト、居場所がない「次男坊以下の比率としての若年男子過剰」のこと。その集団は、歴史的に見れば、居場所が用意されない場合、侵略、内戦、戦争、テロなどを引き起こし、どんな宗教であろうがどんな思想であろうが、結果的にはそういった暴力の正当化に使われてしまう、利用される場合が多いよ、という悲しくなるくらい身も蓋もない話が満載です。 --------------- いい大人に成長した息子たちが徒党を組んで運動を繰り広げるとき、それを知的に正当化する格好のイデオロギー

    synonymous
    synonymous 2011/02/04
    「中世期に婦人科の診察にあたってジオプトルという名でよく使われていた主要危惧のスペキュラが魔女迫害後は男性の婦人科医に受け渡されることなく姿を消してしまった」
  • 『デブはさらに肩身が狭くなります。』

    お正月の黒豆を煮ながら、ブログを更新しております。だいたい500gの黒豆に砂糖を150gくらい使います。ちょっと塩をしょうゆをいれると甘さがひきたちます。 今年は「の偽装」が煽られてましたが、私のまわりの女子たちも「家で作ったほうがいいのかなあ」「まあ、ヘルシーだしね」という声をよく聞きます。 学校では「育」。会社でも「事指導」。 派遣会社各社は「メタボ指導」を商機とにらんでいます。 どうも国のほうも「デブは面倒見ませんよ」という方向に行きそうですね。男性の2人に1人がデブって、やっぱりおかしくない? http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200712280025a.nwc ---------------------- 脱メタボ、求む!栄養士…企業に来春義務化、派遣に商機 年末年始の飲み過ぎべ過ぎによる「メタボ」(メタボリックシンド

    synonymous
    synonymous 2007/12/30
    id:yellowbell の『メタボ指導と同時に過労指導もすればいい。』に賛成!
  • 『「ちょっとでも悪いものは入っていて欲しくない」』

    に関わる仕事をしていると、「ちょっとでも悪いものはべものに入っていて欲しくない」と言う人がわりといます。でも、前のエントリー でも書いたように、大騒ぎされた中国産のキクラゲは21666家族(4人)分の量をひとりでイッキいしないと、何も起きません。それも毎日。 「ちょっとでも悪い」という考え方で凝り固まっていると、ホメオパシーとやらにコロッとひっかかるんじゃないかと思います。すべては量の問題なので 基準値の10倍や100倍や1000倍程度なら、心配しなくていいかと。「量が一定量なければ、どんなものでも毒にも薬にもならない」が基。農薬の毒性で一番被害を蒙るのは農家の人だということをお忘れなく。キクラゲの違反って「2倍」なんですが、「よくもそんな少なくて済むような作り方してますね、すごい!」なんじゃないの? 0.02ppmって「一億分の2g」です。 では、テレビチャンピオンでもべられな

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    synonymous 2007/10/09
    食育信仰
  • 『「治安悪化神話」によって進んだ会議の模様』

    ちょっとバタバタしていて、更新に間があいてしまいました。 さて、毎日新聞の石戸記者の記事にちょびっと登場しております。なんか自分のこと書くのは恥ずかしいですね・・・。ありがとうございました。 きび談語:1月17日の岡山面で… /岡山  2・24 1月17日の岡山面で、刑務所の過剰収容問題を紹介しました。取材の過程で大きな示唆を与えてくれたのが「犯罪不安社会―誰もが「不審者」?」(光文社新書、浜井浩一・芹沢一也著)です▲「現在、治安は悪化し、凶悪犯罪が多発している」と言えば納得する人は多いと思います。これは事実でしょうか。答えは否。同書では犯罪関係の統計や犯罪の語られ方などを多角的に分析し、「治安悪化説」に根拠がないことを解き明かしてします▲「06年ベスト新書」の声もある同書。編集を担当した倉敷市出身のフリー編集者、安原宏美さんは「事実ではなく、感情で治安対策を進めていいのか」と言います。虚

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    synonymous 2007/03/06
    興味深いが読みにくい。著書を手に取ったほうがよいか。
  • 『なお慎重に冷静に考えてみたいと思います。』

    タイトルにしてるのは、コメントでいただいた言葉ですが、非常に嫌いな言葉です。 意味としてではありません。 著者でも、こういうワーディングを書いたときは冷静な議論でも、そのたたき台でもいいが提示している姿を私はあまり見たことがない。同じく「試行錯誤しなくてはならない」とか。大方書くことがなくなった場合か悩んでるかである。「思考停止になってはならない」とかもそこで「思考停止」したっちゅうことである。冷静な議論なっているか、思考停止してないかは読めばわかりまっせ。不必要なワーディングだと思う。 痛いのはこの陳腐なるワーディングをこれまた自分が大人的対応ができまっせと他人に見えるだろうと思って、一応こういうの編集をしている私に「これは小娘め一発言うてやらなにゃあいかんな」とでも思っていらっしゃるのだろう。また失礼な物言いをしないあたりがいやらしい。で、それが、私がわかってないと思っているのが痛々

    synonymous
    synonymous 2006/07/18
    『ひらきなおる警察って怖い。ひらきなおる一般市民たちの警察的視点というのも怖い。ホラーハウス社会がほんとうに化け物を作ってしまう瞬間を見ることにはなりたくないものである。』
  • 女子リベ 安原宏美--編集者のブログ - 世界一少年に厳しいデータ(詳細)

    以前エントリーには書いたのですが、 グラフをあげていなかったので、お伝えします。 ICVSという(International Crime Victim Survey)という調査です。暗数を含んだより正確な犯罪動向を掴むために33か国で実施されていて、龍谷大学の浜井浩一氏がその第4回(2000年)の調査で先進12ケ国を比較したデータです。 まず、不法侵入及び未遂↓についてはフィンランドに次いで2番めに低いのが日です。画像をクリックすると大きくなります(以下同)。 さらに犯罪不安に最も影響を与える暴力犯罪被害↓については飛びぬけて低いのが日です。日は以前世界一安全な国といってよいでしょう。 だがしかーし、量刑意識↓となるとなんと犯罪大国、アメリカに続き日が上から2番目。 これ↑21歳の青年による2度目の侵入窃盗に対する望ましい量刑を聞いたものです。 被害率が低いにも関わらず量刑意識が厳

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    synonymous 2006/06/27
    やはり、オウムのような良くわからん組織の犯罪が与えた傷は大きかったと見える。
  • 『少年犯罪『報道』急増化データ』

    冬枯れの街の遊さんが 、ネット、ゲームなどの悪影響論を根拠もなく語りあってる「少年問題に関する特別委員会会議録 第4号 平成18年3月30日」の模様を、丁寧にうまく抜粋して書いているので(えらい、えらすぎる!記者もこれくらいがんばれよ)、私もお力添えになるものをがんばって書こうかと。 まず、実態とかけはなれた「治安悪化神話」なるものがどのように作られたかであるか。大きく寄与したのは「少年犯罪」報道である。犯罪学者、浜井浩一さんの論文からのデータを抜粋します。下のグラフを見て欲しい。画像をクリックすると大きくなります。 もう一目瞭然である。「少年犯罪」が急増したんじゃなくて、「少年犯罪報道」が当にものすごく「爆発的に急増」しているのがよくわかる。 下の青いラインが●が殺人の認知件数である。全然増えてません。(なぜ殺人を使うかというと暗数が少ないから。人殺しておいて見つからないっていうほう

    synonymous
    synonymous 2006/04/17
    天然痘を撲滅するように、犯罪も撲滅できると勘違いしている人が多いのです。
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