皆さんは「職務放棄」をしたことがあるだろうか。自分に与えられた仕事をかなぐり捨て、職場を飛び出したことがあるだろうか。 僕はある。 かつて、僕は当時働いていたIT企業で、勤務中にオフィスから自宅へ逃亡した。まぎれもない職務放棄である。 今日はあの日のことを詳しく書き起こしてみたい。人はどんなときに職務放棄をしてしまうのか。そのあと、いったい何が起こるのか。 話は2011年の1月16日にまで遡る。その日、名古屋では大雪が降っていた。 わずか2週間で残業時間が70時間を超えた 前年の年末から、僕の携わっていたプロジェクトは大いに炎上していた。 2月リリース予定の機能開発が遅れに遅れ、主要メンバーは11月頃から深夜残業、休日出勤当たり前の生活を余儀なくされていた。 12月に入り、僕を含めたほかの社員もヘルプ要員として駆り出され、ついに火の手に巻き込まれることとなったのだ。 12月中は毎日終電まで
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