XML はあらゆる分野における基礎技術となって利用が進みつつあるが、GNOME 環境においても例外ではない。GNOME 2 においては Libxml2 が XML を扱うための基本ライブラリとして採用され、あらゆる局面で活用されている。本稿ではこの Libxml2 を使った簡単なプログラミング例を紹介しよう。 GNOME と XML GNOME の多くのアプリケーションは設定に関する情報を GConf というフレームワークを利用して保存しているが、この GConf は標準では XML 形式のテキストファイルを利用して情報を保存している。GNOME を利用しているなら、ホームディレクトリにある ~/.gconf/ というディレクトリの中を覗いてみよう。そこの中には %gconf.xml というファイルがいくつも存在しているが、これが GConf によって書き出されたユーザ固有の設定情報である
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