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ブックマーク / number.bunshun.jp (12)

  • 投資先として魅力的であるために。Jクラブと欧州トップは競争相手だ。(並木裕太)

    いま、スペインサッカー界に中国マネーが流れこんでいることをご存じでしょうか。その傾向は今年、さらに顕著になっているようです。いくつかの事例をご紹介しましょう。 まずはアトレティコ・マドリー。チャイナデイリー紙によれば、「中国不動産王」とも称される大連万達集団(ワンダ・グループ)が1月、アトレティコの株式の20%を4500万ユーロ(58億5000万円・1ユーロ=130円換算)で買いつけました。 デロイト社のレポート『Football Money League 2015』において2013-14シーズンの世界売上ベスト15に名を連ねるアトレティコに資参加したワンダ・グループは、欧州のメジャーなサッカークラブに投資した最初の中国企業になったということです。 中国マネーの行き先はそうしたビッグクラブだけではありません。玩具や携帯ゲームを扱うラスター・グループは1億7800万ユーロ(231億40

    投資先として魅力的であるために。Jクラブと欧州トップは競争相手だ。(並木裕太)
  • 香川が一対一の守備でチーム最高!?ポジションチェンジで得た2つの武器。(ミムラユウスケ)

    ドイツで最もエモーショナルだと言われるレヴィアーダービーは、選手の調子やプレーのクオリティを判断するのにふさわしい場だ。 リーグ戦では87回目となるドルトムントとシャルケによるダービーが、11月8日にドルトムントの拠地ジグナル・イドゥナ・パークで行われた。 3日前のELで、ドルトムントのトゥヘル監督は主力選手の一部を休ませていた。しかもプラハで試合をこなしたシャルケとは異なり、ドルトムントはELに続いてホームで試合を戦えた。 ドルトムントに有利な条件は確かにあった。 それでも、3-2というスコア以上に強さを見せ、トゥヘル改革は前に進んでいると感じさせるダービーとなった。 その象徴となったのが、香川真司だった。 序盤のドルトムントは、シャルケの戦い方が普段と少し異なることに戸惑っていた。この日のシャルケの選手たちはハードワークをいとわず、チームとしても連動して守っていた。ドルトムントはボー

    香川が一対一の守備でチーム最高!?ポジションチェンジで得た2つの武器。(ミムラユウスケ)
  • 紛争で傷ついた街にアカデミーを。宮本恒靖が架ける「サッカーの橋」。(二宮寿朗)

    「現地からひっきりなしに連絡が来るんですよ」 宮恒靖はそう言って、携帯電話に送られてくる「ワッツアップメンセンジャー」に目を落としていた。 現役を引退して、スポーツ学の大学院「FIFAマスター」に入学したのが2012年秋。ボールを蹴る日課が座学に変わり、10カ月にわたってスポーツの歴史、経営、法律を学んだ。 5人のグループで取り組んだ、修士論文のテーマ。 『ユーゴスラビア紛争後に民族が分断されてしまったボスニア・ヘルツェゴビナのモスタル市に子供対象のスポーツアカデミーをつくり、スポーツを通して民族融和を進めることは可能か』 夜遅くまで大学に残り、現実的に設立可能なプランを半年間かけてまとめ上げたレポートは実に105ページに及んだ。 卒業の日にスイスのヌーシャテル大学で発表したこの一大プロジェクトを、彼らは「実現に移そう」と誓い合った。あれから2年が経った。当初は前向きではなかったモスタル

    紛争で傷ついた街にアカデミーを。宮本恒靖が架ける「サッカーの橋」。(二宮寿朗)
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/11/14
    インテリぶってる選手は多いけど、宮本は本物だな
  • 21世紀の浦和にはいつも啓太がいた。退団の理由、そして残して行くもの。(轡田哲朗)

    今、浦和レッズの歴史を最も知る男の決断だった。10月20日、鈴木啓太は自身のブログで、今季限りで浦和を離れることを決意したと発表した。2000年に入団すると、翌年から背番号を13に変更してレギュラーポジションを獲得。21世紀の浦和レッズの歴史は、そのまま“13番・鈴木啓太”の歴史とリンクすると言っても過言ではない。 彼ほど、苗字よりも名前で愛されてきたサッカー選手はなかなかいない。選手たちも、サポーターも、愛情をこめて「啓太」と呼んできた。 啓太と浦和の歴史をたどっていけば、それだけで一晩以上かかってしまうだろう。「緊張しましたよ」と語る'00年天皇杯でのデビューから、浦和の初タイトルとなった'03年のナビスコカップ。セカンドステージを制した'04年に、リーグ初優勝の'06年、アジアチャンピオンズリーグ制覇の'07年といったタイトルを、次々に獲得した輝かしい歴史がある。 一方で、シーズン中

    21世紀の浦和にはいつも啓太がいた。退団の理由、そして残して行くもの。(轡田哲朗)
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/11/05
    どのチームにも、こういう生き字引みたい選手はいるよね。そして、強豪浦和でその存在でいられたことは、遠藤並のレジェンドと言えるかと。
  • 驚愕したガンバの新スタジアム。募金140億円で作った“手づくり感”。(二宮寿朗)

    大阪・万博記念公園スポーツ広場内、ガンバ大阪のクラブハウス真横に噂の「市立吹田サッカースタジアム」はある。 10月10日に竣工式を終えたばかりで、筆者が訪れたこの日もどこかの視察団が訪れていた。 噂。 関西に住む馴染みの記者仲間から聞いていた。 「サッカーを観るなら最適やと思うで」「プレミアリーグのスタジアムみたいですよ」 まるで彼らの持ち物かのように自慢していたが、実際に目にしてみて「うわーっ」と思わず声を挙げてしまう自分がいた。 タッチラインまで7m、高低差は150cmしかない。 4万人収容のサッカー専用スタジアム。 何が驚いたかって、とにかく観客席からピッチまでが近い。 距離はタッチラインまで7m、ゴールラインまで10m。それも観客席の最前列からピッチまでの高低差は150cmしかない。プレミアにも引けを取らないほど、プレーヤーに近い目線で試合を楽しむことができる。選手たちの声も聞こえ

    驚愕したガンバの新スタジアム。募金140億円で作った“手づくり感”。(二宮寿朗)
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/11/01
    近い!行ってみたい!街のクラブというコンセプトなんだから、豪勢なスタジアムなんていらんでしょ。
  • 東京五輪世代のU-19は逸材揃い!?小川、堂安……狙うは世界での活躍。(安藤隆人)

    2017年に韓国で開催されるU-20W杯に向けて、その予選を兼ねて来年開催されるAFC U-19選手権。そのAFC U-19選手権の予選大会がラオスで開催された。 グループJに属したU-18日本代表は、3連勝(2-0ラオス、6-0フィリピン、3-0オーストラリア)を収め、アジア最終予選進出を手にした。 注目したいのは、この大会において、将来の日本代表を担う逸材達が躍動を見せたこと。 彼らは2020年の東京五輪において、U-23日本代表の主軸となる選手達でもあるのだ。彼らがラオスの地で見せた成長の跡に迫った――。 チームの不動のエースストライカーとして。 「『苦しいときに決める』のが僕の目標」 こう言い切るのは、FW小川航基(桐光学園、高3)。 「どんな時でもゴールは絶対条件。それだけでなく、周りを活かすプレーだったり、前線からの守備であったり、献身的なプレーで周りを助ける存在にならないとい

    東京五輪世代のU-19は逸材揃い!?小川、堂安……狙うは世界での活躍。(安藤隆人)
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/10/14
    一時期、大津とか扇原の世代がうまいって評判だったけど、今はあまり聞かないね。日本人って早熟なんだよね
  • 宇佐美貴史を成長させる2人の監督。“お子ちゃま”発言から4日後の意地。(二宮寿朗)

    長谷川健太監督も、きっと目を細めたはずである。 オマーン・マスカットで行なわれたロシアW杯アジア2次予選のシリア戦。1-0で迎えた後半21分、宇佐美貴史は交代の一番手としてピッチに入っていった。 その直後だった。日のCKからカウンターを受け、敵陣からスピードに乗ったドリブルで攻め上がってくる相手に対して宇佐美がピッタリとマークしていく。最後はスライディングで、ボールをタッチラインの外に追いやった。 途中出場のフレッシュな選手がやるべき当然のプレーとはいえ、宇佐美の投入によって日はもう一段階、ギアが入った感じがした。 いい守備は、いい攻撃につながっていく。 宇佐美は香川真司への浮き球のパスで2点目を引き出し、3点目は田圭佑のラストパスを受けて自ら落ち着いて決めた。疲労の色を見せながらもあきらめないシリアに反撃を許さなかったのは、宇佐美の働きが大きかった。 4日前、宇佐美に向けられた“お

    宇佐美貴史を成長させる2人の監督。“お子ちゃま”発言から4日後の意地。(二宮寿朗)
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/10/13
    素質は昔から言われてたね。でも、ドイツで通用しなかったからなー。あれもメンタルのせいならいいけど、そとそも実力不足だった可能性もある
  • 試合前のメディアの心配もどこへやら。ハリルJがシリア戦で見せた「柔軟性」。(戸塚啓)

    日本代表に一番不安を感じるのは、いつだって日メディアのようだ。 10月8日にオマーンで行われたシリア戦を、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日は3-0で快勝した。ロシアW杯2次予選は全5チームが日程の半分に当たる4試合を終え、日は3勝1分けの勝点10で首位に躍り出た。 ここまで3戦全勝のシリアは、政情不安を発奮材料としている。 シリアは9月末から開催地のマスカットでキャンプをしており、気候への適応を含めても日にとってはアウェイゲームとなる。 さらに加えて、日海外組のなかには所属クラブで十分に出場機会を得られていない選手がいる──推測込みの材料が折り重なり、シリア戦を前にした報道は危機感を煽るものが多かった気がする。「今年一番難しい試合」というハリルホジッチ監督のコメントも、そうした報道を加速させた。 他ならぬ僕自身も、テストマッチなしでいきなりW杯予選に臨むことに対して、少な

    試合前のメディアの心配もどこへやら。ハリルJがシリア戦で見せた「柔軟性」。(戸塚啓)
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/10/10
    本田のスピードが昔より落ちた気がするのは気のせいだろうか。周囲の選手のクイックネスが際立つだけに、相対的に遅く感じるのかな
  • エディージャパンに学ぶ逆転の発想。ハリルに語って欲しい「全体設計図」。(二宮寿朗)

    世界と比べて日人のフィジカルは強い? YES NO 貴方は、どちらに丸をつけるでしょうか。きっと多くの方が「NO」を選ぶに違いない。 欧米と比較すれば体格は小さいし、パワーも劣る。コンタクトが多くなる球技となれば、余計に不利な要素として見られてきた。 だが、もはや常識ではなくなった。 ラグビーワールドカップで、日本代表が優勝候補の南アフリカを打ち破った。体格の小さい弱小国が、大きな強国をなぎ倒したのだ。体と体を激しくぶつけ合い、「小」が「大」をうのが最も難しいとされるラグビーにおいてその奇跡は起こった。フィジカルで、引けを取らなかった。 パワーでは劣れど、走力とタフネスで対抗し、組織での粘り強さで「大」をひるませていく。パスを回してボールを保持しながら勇敢に立ち向かい、日人の敏捷性、組織性、技術力を発揮する「JAPAN WAY(日式)」で勝利を手にしたのだ。これはまさに日サッカー

    エディージャパンに学ぶ逆転の発想。ハリルに語って欲しい「全体設計図」。(二宮寿朗)
  • なぜ巨人・南アを日本の小兵が倒せた?ラグビーW杯の“80分間すべて奇襲”!(大友信彦)

    目の前で起きている出来事に、現実感がなかった。 ラグビー日本代表が、ワールドカップで、南アフリカを倒す。 果たして、そんなことが起こりうるのか。 南アフリカと言えば、世界に冠たる巨人国だ。 他を圧する雄大な体格でボールを奪い、密集を制圧し、試合を支配する。世界王者・ニュージーランドと互角の対戦成績を残してきた唯一のライバルであるもうひとつのラグビー王国。ワールドカップでは2度の優勝を飾り、過去4敗しかしていない。 対して日本代表は、過去7度行われたすべてのワールドカップに出場してきたものの、勝利は1991年大会でジンバブエから奪った1勝のみという、世界ラグビーでは弱小国に甘んじてきた国だ。 そんな日が、南アフリカを破る。そんなことがありうるのか。 間違いないのは、それが当に起こったという事実だけだった。 W杯番へ向けて、地道に布石を打ってきた。 「南アに勝つ!」 今大会の組み合わせが

    なぜ巨人・南アを日本の小兵が倒せた?ラグビーW杯の“80分間すべて奇襲”!(大友信彦)
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/09/26
    番狂わせが起きにくいスポーツなだけに、サッカー日本代表がブラジル代表に勝つのとはわけが違う。かっこよすぎ
  • 生まれ変わったFC東京の“正念場”。「万年中位」か、真の強豪となるか。(飯尾篤史)

    FC東京が正念場を迎えている。 そう言うと、J2降格の危機にでも瀕しているかのようだが、そんなことはない。それどころか第1ステージでは2位という好成績を収め、第2ステージでも4位につけている。年間順位は現在3位だから、このまま行けばチャンピオンシップへの出場権を獲得できる。 だからこそ、FC東京は迎えている。「万年中位」から卒業できるか、真の強豪クラブになれるかどうかの正念場を――。 「“このサッカー”でなんの結果も残せなかったら、何も残らないじゃないか、築いてきたものを失ってしまうんじゃないか、っていう危機感がある」 開幕してしばらく経った頃、そう明かしたのはベテランの羽生直剛だった。 FC東京はここ数年、内容に、スタイルに、「いかにして戦うか」にこだわってきた。 「自分たちも、観ている人たちも楽しめるかどうか」にこだわった城福浩監督は、ボールを保持し、主導権を握ってゲームを進める「ムー

    生まれ変わったFC東京の“正念場”。「万年中位」か、真の強豪となるか。(飯尾篤史)
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    syunsoccer 2015/09/18
    勝つためのサッカーも悪くないけど、やっぱポリシーもってるチームはファンじゃなくても応援したくなる。
  • 大勝の裏で遂に起こった「政権交代」。西川周作が発揮した集中と、叱責。(戸塚啓)

    小さなうねりが起こっている。 9月3日にカンボジア、同8日にアフガニスタンとのW杯アジア2次予選に臨んだ日は、予定どおりに勝点6を積み上げた。カンボジア戦まで湿りがちだった攻撃陣は、アフガニスタン戦で久しぶりに大量得点を記録した。香川真司が、岡崎慎司が、田圭佑が、原口元気が、称賛に包まれている。 大切な事実がひとつ、見落とされている。 長く正GKを務めてきた川島永嗣がいないなかで、日は2試合連続無失点を記録したのである。32歳の経験者はスタンダール・リエージュ退団後の新たな所属先を見つけられず、23人のリストから外れていた。 川島に代わってゴールマウスを任されたのは、浦和レッズ所属の西川周作だった。田らと同じ北京世代の守護神は、すでに29歳となっている。 アフガニスタン戦を終えた西川は、落ち着いた口調で切り出した。 「2試合連続の無失点ということで、最低限の仕事はできたかと思います

    大勝の裏で遂に起こった「政権交代」。西川周作が発揮した集中と、叱責。(戸塚啓)
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    syunsoccer 2015/09/14
    ブッフォンが出てきた時に10年はイタリアのキーパーは安泰だと言われてたな。それくらいキーパーの世代交代は難しい。西川がんばれ
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