昨年10月、関西空港ターミナルビル4階の男子トイレに新聞紙に包まれた不審物が置かれ、大阪府警が爆発物の可能性があるとして出動した騒ぎがあり、府警関西空港署は15日、廃棄物処理法違反の疑いで、タイ国籍の会社員、トーンテープ・パデット容疑者(33)を逮捕した。 同署によると、トーンテープ容疑者は、自動車部品買い付け目的の出張で訪日しており、「会社のものとは別に、自分の小遣い稼ぎのために部品を持ち込もうとしたが、重量オーバーで料金がかかるので困ってすてた」と供述している。 逮捕容疑は、昨年10月4日、関西空港の男子トイレの棚に、車に取り付けるCDデッキなど計約8キロを不法投棄したとしている。 同署によると、同容疑者は15日に再入国していた。