青山学院大(東京都渋谷区)の陸上競技部の駅伝メンバーだった男性(22)に暴力を振るわれてけがを負ったとして、男性の知人女性が警視庁代々木署に被害届を提出していたことが分かった。21日付産経新聞が報じた。同署は傷害容疑の立件を視野に、男性から事情を聴くなどして詳しい経緯を調べる方針。 同署などによると、女性は1月26日夜、男性と都内にある女性宅で口論になり、顔を頭突きされたり、腹部を殴られたりするなどした。女性が以前贈った時計の返還を求めるなどしたところ、男性が激高。女性は2週間のけがを負い、6月上旬に被害届を提出した。 男性は1月に開催された東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)に出場。チームの2連覇に貢献した。現在はすでに同大を卒業している。 トラブルをめぐっては4月29日発行の写真週刊誌「フライデー」が詳細を掲載している。女性は同誌の取材に対し、男性とはファンレターを送ったことで知り合った