気がつくと、前回の更新から半年以上が経ってしまった。自分の中にある恥じ入る気持ちを消し去ることができなくて、そしてブログを書く気にもなれなくて、いつの間にか、そんなにも時間が経ってしまっていたのだった。 直接のきっかけは、去年の6月頃にあった西成の「暴動」だった。 そのことについて何かを書かなくては、何かを表明しなくてはと焦って --- そしてその過程で、自分の中の恥じ入る気持ちに気がついて、僕は文章を書くことができなくなってしまっていた。 僕は恥ずかしかった。自分のブログで何かを吐きだして、そのことで多少は異議申し立てができたと満足してしまうことが恥ずかしかった。ブログを書いたその直後に、おいしく飯を食べ、そしてふとんの中で快適にねむる、そんな自分を想像して心の底から恥ずかしかった。それは、なんてお気軽なのだろうか。ブログでどんなに威勢のよいことを吐きだそうとも、状況自体はなにもかわらず