2009年9月4日のブックマーク (2件)

  • 晶文社の死

    出版界の不景気話には、もう飽きたって感じですが、あの晶文社が文芸編集部門閉鎖、というニュースにはびっくりというか、唖然としました。僕も以前に『だれも買わないは、だれかが買わなきゃならないんだ』という書評を出してもらったのですが、そのスタッフもみんな辞めてしまうそうです。 植草甚一を知ったのも、いまは『宝島』になっている雑誌『ワンダーランド』や、ブローティガンやディネーセンや、そのほかたくさんの文学作品で、自意識過剰なガキに決定的な影響を与えてくれたのも、ぜんぶ晶文社でした。それがこれからは、(いままでも稼ぎ頭だった)学習参考書や学校案内などに特化して、文芸書はいまある在庫を売り切って終わり、というのです。 こういうのを時代の波とか、不景気のせいにしてしまえばそれまでですが、そんなもんじゃないでしょう! 日にどれだけ、晶文社のおかげで人生に希望を持って、時代を生き延びられた若者たちが

  • 絵本の読み聞かせ、親子で食事を…子供の徳育10の提言決定へ : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    文部科学省の有識者懇談会 「ネット上の有害情報から子どもを守れ」「幼児期に絵の読み聞かせを」――。子どもの道徳教育(徳育)のあり方を考える文部科学省の有識者懇談会(座長=鳥居泰彦日私立学校振興・共済事業団理事長)が、家庭や学校での徳育に関する10の提言をまとめた。3日午後の懇談会で正式決定する。 提言は、徳育について、「社会総がかり」で取り組むことが必要と強調し、乳幼児期から思春期まで成長段階に応じて取り組みが必要な内容を指摘した。 乳幼児期については、絵の読み聞かせのほか、親子で事をする時間を持つことが大切との考えから、保護者が仕事と子育てなど家庭生活を両立させる「ワーク・ライフ・バランス」の大切さを挙げている。