2009年11月20日のブックマーク (2件)

  • 何が始まろうとしているんだ? - 一人でお茶を

    この毎日新聞の社説なんだが。 社説:犯罪白書 「規範意識」が低下した - 毎日新聞 一瞬産経の社説かと勘違いしたくらいだ。 最近は治安が悪化した、防犯に力を入れねばならん、親はもっと子供を厳しく躾けないといけない。 よくある文章で、またか、ですませたくなる。しかし、この文章、こう結ばれているのです。 警察は学校と連携し一部で防犯教室を実施しているが、さらに積極的な展開が必要ではないか。 さらに積極的な展開とはどういうことなのか。警察と学校の連携をさらに強化する。加えて、学校だけでなく地域全体と警察の連携を強化し、自警団のような民間の防犯活動を盛んにしたい。そういうことなのだろうか。監視カメラの数をもっと増やす、そういうのも有りか。 この治安悪化説に対しては、一部マスコミが煽るように犯罪が増加しているわけではないとの反論が既に何度も出されているし、上の社説は昭和は検挙率が高かったというけれど

    何が始まろうとしているんだ? - 一人でお茶を
  • 書物としての宗教(補足) - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20091117/p1 小沢一郎の宗教に関する発言を巡って; 「西洋文明は行き詰まってる、これからは東洋(日)文明」的な夜郎自大は「近代の超克」論にも、日でのポスト・モダンの流行にも伴っていたのではないか。 それから「あらゆるものを受け入れ」というのを無批判に肯定しているのも気になる。この点に関する丸山眞男の問題提起はいまでも意味をもっていると私は思う。 最初の段落に関しては、〈ポストモダン〉或いは〈ニューアカ〉といわれた現象内部での浅田彰と中沢新一の対立、浅田彰の〈マンダラをぶち破れ〉という批判をマークしておく。因みに、1980年代後半に中沢氏は急速に梅原猛に接近した。そういえば、中沢、梅原、そして吉隆明の共著『日人は思想したか』も出ていた。さらに後の話だけれども。日人は思想したか (新潮文庫)

    書物としての宗教(補足) - Living, Loving, Thinking, Again