2010年3月1日のブックマーク (2件)

  • そろそろ周回遅れの教育議論は止めにしよう - Munchener Brucke

    私が中高生だった頃、まさに詰め込み教育、受験地獄批判花盛りで、知識偏重の教育の弊害が盛んに叫ばれた。官僚の不祥事やら、日の国際競争力低下まで、何でもこれらの問題だとされ、教育改革が急務だとされていた。 ところが、それがいつのまにか臨時教育審議会によりゆとり教育という方向にまとまり、89年〜99年の間に「ゆとり教育」という理念の下での教育行政が推進された。 ところが、この答申の基づく教科書編集の結果、円周率を「3」と教えるといったデュテールな部分がセンセーショナルに報道され、「ゆとり教育批判」が展開される。ゆとり教育では「学ぶ力」を養うという理念で、子どもたちが学ぶ力を持てば、細かい知識は自習で獲得できるので、教える量は減らしても大丈夫という話であったが、やはりこれは理想論で、実際に学力低下批判にさらされ、この批判への反論はできなかった。 ところが今度は、80年代にさんざん議論されたことは

    そろそろ周回遅れの教育議論は止めにしよう - Munchener Brucke
  • 撃たれると痛い「すべて彼女のために」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    「すべて彼女のために」鑑賞。 映画を見ていて忘れがちな事に、人を殺す事に対する重みというのがあるだろう。 スティーブン・セガール主演映画で背後から首をクリっと回され、その場に崩れ落ちて死ぬ「見張りB」といった役どころの男にも彼なりの人生がある。友達に誘われて就職してみたら悪の組織で、あまり主体的に悪い事をしているつもりはなくて、金払いもイイし仕事が終わると同僚たちみんなで風俗に行くのが恒例となっているのも居心地が良いのでなんとなくズルズルとテロ行為や武器とかコカイン取引の見張り役なんかをしている。そんな彼にも人生の転機が訪れる。よく行く飲み屋の常連同士でノリがいいので何度かお互いのアパートに泊まったり泊めてもらったり。あくまでライトな付き合いのつもりだったんだけど、誕生日にくれた名前の刺繍が入ったマシンガンを吊るすベルトに『こりゃ、ロックオンされちゃったな・・・』なんて。でもまんざらじゃな

    撃たれると痛い「すべて彼女のために」 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2010/03/01
    「見張りB」といった役どころの男にも彼なりの人生がある。