2011年2月18日のブックマーク (2件)

  • PISAから学べない人たち - 今日行く審議会

    全国学力テスト、全員参加復活へ 文科省案「数年に1度」 「全員参加」方式から「サンプル抽出」方式に改められた「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)について、文部科学省は17日、全員参加方式を数年に1度、復活させる案をまとめた。省内に設置した専門家会議の意見を受け、「子供たちの学力を正確に把握するには、抽出調査だけではなくきめ細かい調査が必要」と判断した。18日の同会議に復活案を示す。 おそらく、文部科学省はPISAから何も学んでいないのだろうと思う。その理由は、 抽出方式では、集計結果に数%の誤差が生じるため、文科省では「数年に1度は誤差が生じない全員参加とすることで、調査の精度を上げる必要がある」と判断した。 というところから分かる。PISAの報告書なりをきちんと読めば、抽出調査では誤差が生じること、その誤差を前提として様々な段階を経てデータを収集していること、そのデータを公表する

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  • 「社交」についてメモ - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 社交する人間―ホモ・ソシアビリス (中公文庫) 作者: 山崎正和出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/05/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 46回この商品を含むブログ (21件) を見る うっかり忘れていた。「共同体」と「無縁」の間? それは「社交」でしょと山崎正和氏ならば言うのではないか。 ということで、『社交する人間』からちょっとメモ。 山崎氏はこのの冒頭で、エドワード・オルビーの「不条理劇」『動物園物語』を採り上げている。私はこの劇を観たことがないが、山崎氏によると、 明るく穏やかな午後の公園で、いかにも篤実で小心そうな中年のピーターは、思いもかけず見知らぬ無頼の青年ジェリーを殺してしまった。というより、奇怪なことだが逆にピーターはジェリーの策略にかかって、望まぬ殺人を犯させられることになった。意に反して飛び出しナイフを手に握らされ、その刃先に

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