インタビューに答えるファーストリテイリングの柳井正会長兼社長=東京都港区、小玉重隆撮影 「世界同一賃金」は、社員のやる気を生むものなのか、はたまた「現場の疲弊」をさらに強めるものにならないのか。導入の狙いや、社員を酷使する「ブラック企業」との批判に対する見解を、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長に聞いた。 ユニクロ、「世界同一賃金」導入へ世界規模のふるい、成長か死か ――「世界同一賃金」を導入する狙いは何ですか。 「社員は、どこの国で働こうが同じ収益を上げていれば同じ賃金でというのが基本的な考え方だ。海外に出店するようになって以来、ずっと考えていた。新興国や途上国にも優秀な社員がいるのに、同じ会社にいても、国が違うから賃金が低いというのは、グローバルに事業を展開しようとする企業ではあり得ない」 ――中国などに比べて賃金が高い日本は下方圧力がかかって、逆に低い国は賃金が上がるわ
経済ジェノサイド: フリードマンと世界経済の半世紀 (平凡社新書) 作者: 中山智香子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2013/01/15メディア: 新書購入: 2人 クリック: 324回この商品を含むブログ (14件) を見る 「経済ジェノサイド」http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20130207/1360219072 ここで広坂さんが採り上げている中山智香子さんの『経済ジェノサイド』はまだぱらぱらと捲っただけなのだった。 さて広坂さん曰く、 新自由主義は「国家主導型を破壊してなかば強制的に『自由な市場』を課すという手法」(中山)を取るため、強権的な政府を必要とする。この要請は、たるんだ社会にショック療法をという新自由主義者の主張から必然的に導かれる。政府は自己正当化する存在だから、新自由主義的政策を採用した場合は自ずと国家主義的傾向をつよめる。これも
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