2014年12月27日のブックマーク (2件)

  • ジャン=リュック・ナンシー「ハイデガーとわれわれ」(2014) - dans un coin quelconque de ce qui est

    2014-08-13 ジャン=リュック・ナンシー「ハイデガーとわれわれ」(2014) [以下はジャン=リュック・ナンシーによる、ハイデガー『黒ノート』に関する小論の邦訳。原文はジャン=クレ・マルタンの6/21付けブログStrass de la philosophie: Heidegger et nous / Jean-Luc Nancyに掲載。なお訳出にはドイツ語訳Nancy: Heidegger und wir - Faust Kulturも参照した。] ハイデガーとわれわれ たとえハイデガーのテクストのうちに三〇年代のヨーロッパで支配的であった反ユダヤ主義のたぐいの宣言が見当たらないとしても、五〇年代以降、彼がそうした反ユダヤ主義に加担していたことを疑わない者はいなかった。 この点にかんし、われわれは『黒ノート』から何も知ることはない。この『黒ノート』から受ける驚嘆と呪詛はむしろ、理解

  • 三島憲一「ハイデガーの『黒ノート』をめぐって ――反ユダヤ主義と現実感覚の喪失」を読む - ルルドの泉で

    2014-08-24 三島憲一「ハイデガーの『黒ノート』をめぐって ――反ユダヤ主義と現実感覚の喪失」を読む 書籍 「ハイデガーとナチズム」を巡る議論に新たな波紋を投げかけているのが、今年2月と3月にようやく刊行された彼の断章集、通称『黒ノート』(Schwarze Hefte)だ。ハイデガーは1931年以降、死の直前にいたるまで『黒ノート』と言われる断章を書き綴っていた。 ノートは全部で34~36冊*1。大部分はマールバッハのドイツ文学資料館に保存されている。今回は1931~1941年ぐらいまでの十四冊ぶん、総計1300ページが三巻にわけて刊行された。 黒ノートが物議を醸しているのは、今回の千三百ページのなかに数カ所だが、「反ユダヤ主義的な」表現や主張が彼独自の用語と密接に関連して記されていたことである。 言うまでもなく、ハイデガーとナチズム、またはハイデガーと反ユダヤ主義との関係について

    三島憲一「ハイデガーの『黒ノート』をめぐって ――反ユダヤ主義と現実感覚の喪失」を読む - ルルドの泉で
    t-hirosaka
    t-hirosaka 2014/12/27
    「まさに「黒歴史のノート」である」