ウェブ改善コンサルティング事業を行う WACUL(ワカル)は6日、シリーズBラウンドで電通デジタル・ホールディングス(DDH)とジャフコ(東証:8595)から3.5億円を調達したと発表した。WACUL にとって、これは2015年6月に実施したジャフコからの約3億円の資金調達に続くものとなる。 WACUL は2010年9月の設立。2015年4月にウェブサイトのアクセスデータを自動解析するツール「AIアナリスト」をリリースしている。Google Analytics とアカウント連携することで、コンバージョンレートを上げるために現在のウェブサイトをどう改善すればよいか、具体策を人工知能が教えてくれるのが特徴だ。提案内容には、人工知能のコメントを受けて、WACUL のコンサルタントからの提案も付加される。 一般的に、コンサルタントが提供するアクセス解析+改善提案のサービスは、月あたり数百万円程度の