アフガニスタンという国で、 9条をバックボーンに活動を続けてきた 久しぶりに帰国された、医師の中村哲さんにお会いしました。 もちろん、みなさんご存知のように、中村さんは「ペシャワール会」の代表として、 パキスタン、アフガニスタンで、さまざまな活動に携わっておられます。 その中村さんに、現地での活動状況と、特に憲法9条との関連について、お伺いしました。 写真:細谷忠彦 なかむら・てつ 1946年福岡市生まれ。九州大学医学部卒。NGO「ペシャワール会」現地代表、PMS(ペシャワール会医療サービス)総院長。専門は神経内科(現地では内科・外科もこなす)。国内の診療所勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州の州都のペシャワールに赴任。ハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携わったのをきっかけに、井戸・水路工事による水源確保事業など現地での支援活動を続ける。著書に『医者、用水路を拓く−−アフガン